badの信念

「good」の信念と「bad」の信念というものがあります。プラス思考とマイナス思考と言い換えてもいいです。

「bad」の信念を持っていると、どんなに良い出来事が続いたとしても、最終的にはA級戦犯探しをします。なぜなら、「誰かが悪い」からです。「皆がベストを尽くしている」とはならずに「誰かが悪い」となります。潜在意識の根底で「何かが悪い」「何かが上手くいっていない」と信じているため、必ずA級戦犯を見つけ出します。どこにもA級戦犯が見つからないと、「自分が悪い」となり、自分を責めます。

なぜ悪者探しをするのかというと、「何かが上手くいっていない」からです。

そして、悪者を探す。悪者が見つかったら罵倒したり、暴力を振るったりして、罰を与えます。

しかし、それで、目の前の上手くいってないことが改善されることはまずありません。

なぜか?

犯人が間違っていたから?
罰が足りなかったから?

そしてまたA級戦犯探しをして、容疑者をフルボッコにします。

社会が悪い、経済が悪い、環境が悪い、あいつが悪い、安部が悪い……。

それらをフルボッコにしても事態が改善されないと、最終的には自分が悪いとなり、自分を責めます。

カネがないせいだ、コミュ力がないせいだ、努力が足りなかったからなどなど、自分をフルボッコにします。

では、それで上手くいっていない現実は改善されるのかというと、まずされません。

自分をフルボッコにしてから行き着く先は、「この世界が悪い」「人生が悪い」となります。そして、「この世界は絶望的な場所だ」「人生には絶望しかない」と、「bad」の信念を更に強化します。

では、真犯人はどこにいるのか?

それは、「何かが上手くいっていない」という最初の思い込み・解釈です。

「何かが悪い」という理由で始めるA級戦犯探しは、その全てが冤罪です。

誰も悪くないし、自分はよくやってるし、皆がベストを尽くしている。全て上手くいっている。

「全て上手くいっている」のだったら、A級戦犯探しなんてする必要はありません。むしろ、ヒーローを探してきて、ヒーローインタビューをするでしょう。

しかし、「bad」の信念が機能している、エゴが無意識に反発するため、「good」の信念を受け入れることが出来ないのです。

だから、「bad」の信念が機能している人を他者が変えることは出来ません。マイナス思考の人がプラス思考になるには、本人に変わりたいという意思がない限りは不可能です。

「自分の人生のポジティブな感想を連呼する」「天国言葉やホオポノポノを毎日続ける」など、「good」の信念を機能させる方法はいくらでもあります(ただし、最低でも1年以上の継続は必要)。

しかし、これらのソリューションは「bad」の信念を持ってる人にとっては、馬の耳に念仏としかなりません。

仮に実践したとしても、変化が訪れる前に「結局何も変わらないじゃないか……」となってやめてしまうため、「bad」の信念が益々強化されて終わります。

巷では、「すぐにプラス思考になれる方法」だとか、「引き寄せの法則で人生を変える方法」だとかいう甘いタイトルの本がたくさん並んでいますが、即効薬だと思ってこれらの本に手を出すと、かえって「bad」の信念を強化してしまうことになりかねないのです。

唯一、「bad」の信念を持ってる人が変わる可能性があるとしたら、藁にもすがるしかない状態にまで追い込まれることでしょう。それこそ、生死に関わったり、アイデンティティ存亡の危機にまで追い込まれない限りは、変わる機会すらもないといっていい。

なお、「bad」の信念と「good」の信念は、どちらが正しいということはなく、世界観・人生観の解釈の違いでしかないため、どちらを選んで生きたいかということになってきます。

※信念の自己強化メカニズム
「bad」の信念を持っている
→「何かが上手くいっていない」と無意識に自動思考する
→A級戦犯探しと処刑をする
→「bad」の信念が益々強化される
→以下、繰り返し

 

 

ツイン統計波

・新年早々とんでもないことになりましたね。直近高値を抜けてのレンジ抜けになったということで、日経平均は25000円が視野に入ってきたかと思います。

・代金1位:SBI

※今日だけで+18%。まずLCになるかと思いますが、こういうのも含めて全て入っていくしかないです。

・代金2位:トヨタ

・新規エントリー:35

※「レンジ抜け」とか「三角持ち合い抜け」とか、全て管理人が決めた定義・主観によるものであるため、本質には何ら関係ありません。本質は”自分で決めたサインが出たら入り続ける”ということです。

・統計残:9+0+35=44
※これはこの売買ルールの指標となります。50を超えてきたら買われ過ぎ・売られ過ぎと考えてもらえればいいです。

 

ブログの売買ルール

・リアルタイム検証によって、確率統計思考・大数の法則とはどういうものなのか?についてブログを更新していきたいと思います。

・以下、売買ルール。

☆スイングトレードシステム:ツイン統計波
〇銘柄選び
・東証一部の銘柄に限る。
・エントリーサインが出た銘柄のうち、その日の売買代金1位と2位の銘柄に終値でエントリーする。

〇エントリー
・エントリーサインは次の二つとする。
-チャートの右上で、抵抗線もしくは高値抜けとなったら買い
-チャートの右下で、支持線もしくは安値割れとなったら空売り
・再エントリーは終値で節目を超えている場合に1回のみ可とする。
・200円未満の低位株はエントリーから除外する。
※詳しくはこちら。

・空売り銘柄数が50になったら売られ過ぎと判断。上昇が始まってから4日間はエントリースルーとする。
・月間利益が+25%を超えたらその月は見送った方がよい。

〇損切り・利食い
・損切りラインは、エントリーから-1%切り上げラインとする(例えば、1000円で買ったら、989円)。
・利食いはエントリーから+3%とする。
・前日の5日移動平均線(5MA)をトレイリングストップとする。当日の終値でその日の5MAを割り込みそうなら終値で決済する。

〇資金管理
・1エントリー(1ユニット)に投じる資金は、総資金の50%とする。
※つまり、代金1位・2位の銘柄にエントリーする場合は50%ずつのユニットで保有する。6銘柄保有が最大となる。7銘柄以上保有となる場合は、当日の代金2位銘柄、当日の代金1位銘柄の順にスルーする。
・資金の調整は1年毎に更新する。
※1月時点で資金が1000万円だとしたら、資金の増減に関わらず、1年間ずっと1ユニット=500万円をベースとする。

〇具体的な作業工程
1.14時30分になったら、その日の売買代金ランキング1~150位を見て(ランキングをマーケットライダープレミアムに貼り付け)、エントリーサインが出た2銘柄に引成注文を出してエントリー。
※売買代金でスクリーニングしてコピペ貼り付けする方法について詳しくはトレード日記の2012年1~2月を参照。

2.OCO注文を出しておく。

 

〇売買ルールの実績
・2016年
トレード数:389
勝率:33.42%
収支:+100.15%(年率+50.07%)
最大ドローダウン率:68.26%(年率-34.13%)

・2017年
トレード数:470
勝率:29.57%
収支:+16.35%(年率+8.175%)
※+21.42%(年率+10.71%)で確定
最大ドローダウン率:-66.95%(年率-33.475%)

※手数料を差し引くと、年率-4~5%程度になります。

・詳細のexcelファイル:直近2年間の実績

・2018年
トレード数:477
利益:158
勝率:33.12%
収支:+72.88%(年率+36.44%) ※手数料込み
※機械的に運用した場合。売られ過ぎなどの条件があるときのエントリースルーを入れるともうちょっと改善する。詳しくはブログ参照。

・詳細のエクセルファイル:2018収支

※1000万円で運用した場合の収支チャート。

 

2017年の自分史の書き方

あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!

さて、2017年が終わったということで、早速2017年の自分史を書いているわけですが、参考になるかもしれないので、私の2017年の自分史の書き方を記事にしておきます。

用意するもの:メモ帳、去年の資料
※私が使った資料:ライブの記録、2017年のプレイリスト(以上、音楽用)。その他趣味の記録。日記。

 

1.日記以外の資料を参照しながら、各時期に何があったのかという出来事やコンテンツなどを列挙する。資料に書いてなくても記憶から思い浮かぶものも列挙する(ただし、時期の照合は厳密に行うこと)。
※重要事項で後に太文字にするものは”b”を付けてあります。
※以下の画像は、例として分かりやすくするために趣味に関するものだけ列挙してあります(趣味以外は削除してあるものです。趣味以外の事項も同じく列挙しておきます)。

2.日記を参照しながら、1.の内容への追記、および1.で列挙した内容を文章にしていく。
※1の作業だけでは抜け落ちている所が相当あるため、日記で補完する。人間の記憶がいかにあてにならないものなのかは、自分史を書くと本当によく分かります。
※2017年への感謝の気持ちを形にするように、楽しんで行いましょう!

~~

1月2日時点で1.の作業が1~2時間で終わったので、明日以降に2.の日記からの補完・文章化をしていく予定ですかね。大体、5日位で終わるんじゃないかなと思います。

 

書評:「書かない自分史」

この本は、自分史のレイアウトや見せ方に特化して書かれています。写真を貼ったり、動画を使ったり、漫画形式にしたり、自分史のスタイルには色んなものがあるんだなあということが分かります。

当サイトでは全く触れてませんが、自分史のレイアウトはいくらでも自由にしてもらって構いません。自分史の書き方で大事なのは、いかに自分に合った方法で作っていくかどうかなんで、文章だけなら文章だけでいいし、画像や写真を挿入したかったらいくらでも挿入してもいいし、漫画形式で書きたいならそうしてもいいです。

ただ、レイアウトに凝るのは問題ないんですが、この本で何度も推奨している、インタビューを受けて他の人に自分史を書いてもらうサービスを利用するのは、当サイトでは推奨しません。

本当の意味でクオリティーの高い自分史を作るには、自分の頭で過去を思い出して検証して、自分の手で書くしかないです。

仮に20年分書くとしたら、毎日1~2時間の作業を継続したとしても、3ヶ月程度は必ず掛かります。でも、自分史の作成に費やした時間に比例して、自分の人生に対する愛着が必ず生まれてきます。

実を言うと、「もっと簡単に多くの人が自分史を作れるようになったらいいなあ」と思って、ライトユーザー向けのコンテンツを作ろうと思ったことがあったんですね。でも、やめました。当サイトを何度も訪れてくれるヘビーユーザーの人達に対して申し訳ないと思ったからです。誰でもすぐに簡単に出来るような方法では、当然ながら薄っぺらいものしか出来ません。私は、ライトユーザー向けに薄っぺらいコンテンツを作るんだったら、100人に1人しか続けらなくても、その1人のために本物のコンテンツを作りたい。

自分史を簡単に書ける方法なんてないです。毎日1~2時間の作業を3ヶ月程度続けて、ようやく自分史が完成する。で、更に自分史の検証を習慣にして3~5年位続けていると、自分史が自己啓発ツールに昇華する。この時間を短縮する方法はありません。

やや話がずれましたが、自分史のレイアウトを参考にする点では、この本をおすすめします。

 

2016年12月 トレード歴58ヶ月(書評まとめ)

2016年12月

※2016年12月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇~12月31日
・ルールの検証。

 

〇12月6日
・メタップスにデイトレで入るも、-1.54%LCに。

※上図はデイトレの統計。①で入って、3128.3L→3080LC(-1.54%)。

・いきなりLCになったものだから、うーむ……。まずはフル玉ではなく、想定した玉の半分で入るようにして、慣れていくことが先だなと。

 

〇12月9日
・さて、サインであるが……。

・…………。

・しかし、このメタップス以外に順行していくものがあまりなく、12月はトータルでプラスにならなかった。メタップスでLCになってからは統計を取ることに徹したため、FF15をやるのに忙しくて朝起きるのが億劫だったため、LCラッシュからは免れて資金を守ることとなった。「何てーか、正直、今までの検証、その全てがウソっぱちに見えてきてしまう……」。

・ありがとう2016年!!!

 

書評まとめ(絶対に読んで実践した方がいい名著12選)

◇トレード本
・「ゾーン」:トレーダーの心のあり方について、ここまで詳しく書かれている本は他にない。

 

・「先物市場のテクニカル分析」:テクニカル分析についてはこの本がおすすめ。あとは毎日チャートを見まくろう。

 

・「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」:伝説の相場師の生涯を通して、相場に関する考え方が学べる。一番最初に読むべき本。

 

・「デイトレード」:マーケットとの関係性やトレーダーの成長過程について書かれた本。

 

・「タートル流投資の魔術」:トレードにおける確率的思考、トータルプラスとはどういうことか?が書かれている。

 

・「悩めるトレーダーのためのメンタルコーチ術」:セルフコーチングについて具体的に書かれている。

 

・「投資苑2」:トレードについて体系的に書かれている本。

 

◇自己啓発書
・「思考は現実化する」:成功本の辞書的な本。成功本はこれ一冊あれば事足りてしまうほど。また、受信について書かれているのはこの本だけ。

 

・「道は開ける」:悩みに関して書かれた本。

 

・「ザ・シークレット」:夢を叶えるための方法について書かれた本。DVDをおすすめ。

 

・「心のブレーキの外し方」:潜在意識について、ここまで簡単で分かりやすく・実践しやすく書かれた本は他にない。

 

・「地球が天国になる話」:劣等感/コンプレックスについての話。音声をおすすめ。

 

2016年11月 トレード歴57ヶ月(セドナメソッド、「人生を変える一番シンプルな方法」)

2016年11月

※2016年11月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇~11月30日
・ルールの検証。

・イグニスが狂ってるほどよく取れてた。しかし、なぜにこのタイミングでよりにもよってこの銘柄名……(FF15 メガネの人)。時々、マーケットの神様が自分の人生を監視して遊んでいるんじゃないかと思う時があります。

 

〇11月10日~
・トランプ氏が当選したら、株安円高になると誰もが言っていたが……。
※注:いかにアナリストが当てにならないか。そして、こういう事例は枚挙にいとまがないのに、アナリスト(正確に言うと、「株を買うべき」という信念を正当化してくれるアナリスト、「必ずここから上がる!」という信念を正当化してくれるアナリスト)を信じる群衆がいかに多いか……。

 

セドナメソッド

私は、セドナメソッドは何回か実践してみたんだけど、中々上手く出来なかったんですね。そもそも、感情の解放というのがどういうことなのか分からないというか。だから、長い間、セドナメソッドの効果がよく分かりませんでした。

それが、2016年の11月終わり頃から、腰を据えてセドナメソッドをやってみようかなと、しっくりくることから続けてみることにしたんです。

一番やりやすそうだった、「お金についての利点・不利点の解放」をノートに書き出してやり続けてみることにしました。

具体的には、「金持ちになることの利点は何ですか?」と自分に問うてから、思い浮かんだことをノートに書き出して、「その感情は安全になりたい気持ち(安全欲求)?認められたい気持ち(承認欲求)?思い通りにしたい気持ち(制御欲求)?」(安・承・制のいずれかをノートに書き出す)→「その感情を手放せますか?」と自問して感情を解放する。次に、「金持ちになることの不利点は何ですか?」と自問してから同様に書き出す。これを複数回繰り返します。
※ただ、感情が解放されたような実感は湧かず。うーむ……って感じでした。
※「金持ちになる利点」はいくらでも出てくるのに、「金持ちになる不利点」はいくつかしか浮かばない。

それから、「お金についての利点・不利点の解放」以外にも、その他の利点・不利点の解放や目標の解放をやり続けていたら、抵抗があること(不利点)の共通点みたいなものが見えてきて、深層心理からある問いが浮かんできたんですね。

ん、これは?これは、もしかして?と。

あと、過去に無意識の内にしていた決意みたいなものが浮かんできて、涙が溢れ出てきたこともありました(「人生を変える一番シンプルな方法」の第9章コラムに書いてあることと似たようなことが起きた)。

これは感情の解放というセドナメソッド本来の効果ではないかもしれないんですが、続けることによって、何らかの効果はあるなあと思いました。

結局、どんなこともそうだけど、最初から上手く出来るはずがないんですわね。不器用ながらも継続していくと、徐々にコツなどが分かってくると。
※不安になって探す→方法を見つける→やってみるも上手く出来ない(そりゃそうじゃ)→不安に飽きて(安心して)方法の継続をやめる……のループを繰り返すから何も変わらない。不安になった瞬間に飛び付いて、いざその方法を始めても上手くいくはずがないんですね。自己改革の強敵は、皮肉なことに自己改革を始めた瞬間の目的である安心感であるという矛盾があります。その安心感は、自己改革による変化ではなく、不安の感情に飽きたという人生のバイオリズムによるものであることが大半。

ただ、私の場合、セドナメソッドの効果は実感したけども、しっくりこないんですよね。複雑なことをやる割には効果が分かりにくいセドナメソッドよりは、天国言葉ホ・オポノポノの方が単純で分かりやすくていい。こういう方法論の合う合わないも、数ヶ月継続してみないことには分かりません。

※あと、私の場合、言葉に出すだけでは記録として残せない(後から検証出来ない)ため、書いて実践してみる方がモチベーションが出て続けやすいというのがあります。後から検証することにワクワクするため、それが続けるモチベーションになるわけです。こういう部分は完全に個人差があるため、自分に合った形で楽しく継続することが重要です。そして、このような性格特性も、実践・継続してみないことには分からないのです。

 

 

書評:「人生を変える一番シンプルな方法」

新版 人生を変える一番シンプルな方法ヘイル・ドゥオスキン

感情の抑圧と解放について書かれた本です。セドナメソッドを実践する場合は必須の一冊となります。感情について非常によく書かれており、セドナメソッドについて書いてある部分を差し引いても、おすすめの自己啓発書です。

あと、セドナメソッドを実践するにあたっては、こちらのサイト(「感情と向き合う」)が非常に参考になりました(セドナメソッドの効果が感じられなかったがために、実際にアメリカまで行ってセミナーを受けて、その後も数年以上に渡って実践し続けた方が書いた、この本の解説記事です)。

こちらのサイトによると、「解放しますか?」とやって解放するとちゃんと解放されていて効果はあるんだけど、エゴがそれを認めたくないがために、解放の効果を実感させないとのことです。だから、ちゃんと効果は出ていると信じて、継続していくことが大事であると。

だから、私は解放の効果を感じられんかったんだろうなと。感情の解放を感じることは出来なかったけど、数ヵ月継続したら、深層心理からの気付きがあったのは確かですからね。

思考は中々変わらない、長年の間に身に付いた信念を非活性化させるには徹底的に努力を継続し続ける必要があると常々思ってるのに、自分史の書き方では「人生は楽しくない」という信念を非活性化させる方法を説いているのに、いざ自分がその立場になると信じられないんだから、人間は個人的な確証があることしか信じられないように出来てるんだろうなと思います。

 

天国言葉にせよ、ホ・オポノポノにせよ、引き寄せの法則にせよ、セドナメソッドにせよ、断言法にせよ、ゲーム感覚(執着が入ってない状態)で出来るようになると、実践することにモチベーションが必要なくなります。「これを継続すれば、どうなるんかな?何が起こるんかな?」という単純な好奇心で続けられるようになってきます。

例えば、天国言葉を風呂の中で30回連呼してたり、願望を現在形でノートに何度も何度も書き綴っていたり、ビジョンボードを印刷して部屋に貼っておいたり(全て私の習慣です)。傍から見れば、ただの変人です。少なくとも、多数派の習慣ではないでしょう。でも、私にとってはこれが楽しくて仕方ないんです。ワクワクして仕方ないんです。趣味の一環なんです。別に効果がなくても構わない(そりゃあ、出来たら効果があって欲しいけど)。単にどうなるかが知りたくて、楽しくてワクワクするからやってるだけ。そして、これを実践してる自分が好きでたまらない。

でも、最初からこうでは決してなかったんですね。自己啓発書はただ読んで、自己正当化して終わりでした。書いてある方法論なんて、一度も実践したことがありませんでした。

それが、トレードで結果が出なかった逆境のお陰で、藁にも縋る思いで半信半疑で天国言葉を連呼する所から始まり、「ザ・シークレット」のDVDを毎日聴き続けて、引き寄せの法則を実践・検証し……。

もしも逆境がなければ、このような機会は生まれなかったことでしょう。精神的負荷が掛かってない状態では、信じていないことをやる機会は絶対に生まれません。

方法論の実践・検証を継続する中で、引き寄せの法則に対して聖杯意識を持っていた時期もありました。「引き寄せの法則をゲーム感覚で出来たらいいなあ」と思いつつ、執着が入って期待していました。引き寄せブログなどを読み、何かいい方法はないかなと聖杯探しをしていたこともありました。

それがいつの間にか、期待も執着もなく、ゲーム感覚で実践・継続出来るようになっていた。

そうなった理由としては、継続したことで「おお、これすげえわ!効果あったわ!」と、その効果を実感する機会があったこと、継続したことでこういう方法論を実践することがアイデンティティの一部になったこと、ある出来事がきっかけとなって聖杯意識が抜けたことなどが原因かなと思います。
※聖杯意識が抜けるきっかけとなった話はまたいつか書きます。簡潔に言うと、引き寄せの法則に対して聖杯意識を持ってるだけで実践・継続しない人達を見たことで、物凄い嫌悪感が出てきたことによって、聖杯意識が完全に抜けました。

あと、”効果を実感した”と書きましたが、これはもしかしたら、このような習慣は全く関係なく、単に人生のバイオリズムでそうなっただけかもしれません。本当に効果があったかのかどうかは神様にしか分かりません。自分史関連の話でよく書いてるように、人生は1年で信じられないほど変化します。だから、別にやってもやらなくても結局は同じことなのかもしれない。

でも、脳はそんなことを理解出来ないため、私の脳には、「天国言葉は効果がある」「ビジョンボードは効果がある」「断言法は効果がある」と条件付けされています。

だから、トレードにしても自己改革にしても、とにかく大事なのは、継続することなのです。継続すれば、本やDVDなどには書いてないコツや、自分の性格特性などが分かってきます。どういう方法論であっても、最初からゲーム感覚で出来るなんてことはまずあり得ないんじゃないかと思います。

※あと、成功してる人が願望意図の習慣を実践していて欲しいと思っていたときもありました。成功してる人がやってる習慣なんだから、自分もそれにあやかりたい的な、成功が保障されていて欲しい的な感情ですね。これもなくなりました。別に誰もやってない習慣だろうと構わない。単に好きだから・楽しいからやってる、それだけ。もしも成功した人で誰にもこういう習慣がある人がいなかったとしたら、私が成功して、こういう習慣があるよということを表明してその先駆者となって、引き寄せの法則に対する感謝の気持ちを形にしてやればいいじゃんと。

~追記~

もちろん、このような方法論を実践するときには、「人生が更に良くなって欲しい」「更に楽しい体験をしたい」という期待もあります。こういう期待感が完全に0で、好奇心・アイデンティティーだけでやってるのかと言ったら、それは嘘になります。でも、聖杯意識を持っていた頃からすると、明らかにこういう期待感が小さくなって、執着が入らなくなりました。

 

2016年10月 トレード歴56ヶ月(断言法、「影響力の武器」)

2016年10月

※2016年10月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇~10月31日
・統計。

〇10月7日~10月10日
・1月から7月までのデイトレの統計を見直してみて、この時点での基準でデイトレの統計を取りなおしてみた。3%:+164.11%、5%:+255.79%、7%:+263.09%、保有:+276.84%となっていた。3%利食いの勝率が33%になったものとして圧縮すると、3%:+77%、5%:+168%、7%:+176%。12ヶ月に換算すると、3%:+132%、5%:+288%、7%:+301%、保有:+324%。
※注:日給20万円目指してきたけど、これが現実か……的な雰囲気があった。いや、あくまで生活費を稼ぐためのシステムだから、スイングトレードと組み合わせれば十分過ぎるんだが。スイングトレードのシステムが確立されていたことで、デイトレで生活費を稼いでスイングで運用するか、労働力を売って生活費を稼いでスイングで運用するかを選べる状況になっていたのは、精神的に本当に大きかったと思う。逆に言えば、スイングシステムがあったからこそ、デイトレのモラトリアム期間が長引いた面もあったのかもしれないが。
※注:1年前の7月には、まだデイトレスキルを鍛えるかどうかも決まってなくて、何のあてもなかったのに、「パワポケやポケモンでやってきたような気持ち悪い成績を、年率+514%みたいな成績をトレードでも叩き出したい」と紙に書いてあった。やっぱり、願望は叶う方法が全く分からなかったとしても意図しておくものだなあと思う。実現したかどうかはともかく、そういう方向に行ったのは確かだったわけで。

 

〇10月14日
・上記のデイトレの統計について、①切上2陰線、②安値突破2陰線、③切上の3陰線→陽線(3本目以下、2本目より下)、④安値突破の3陰線→陽線(3本目以下、2本目より下)、⑤切上の3陰線→陽線(はみ出し)、⑥安値突破の3陰線→陽線(はみ出し)、⑦②・④の内トップから-10%ラインの割合をそれぞれ調べてみた。その結果、機械的に全て入っていた場合の全ての順行の内、ある4パターンに絞れば、順行の捕捉率が73.97%になっていることを発見した(この内の81%がある1パターン)。更に、追撃について調べてみた所、追撃が成功した30トレード中29トレードにある特徴があることを発見した。機械的に統計を取り続けることの重要性を再認識した。

・この結果から、デイトレのルールを作成した。

 

断言法

潜在意識に願望を刷り込む方法論に、「断言法」というものがあります。

そのやり方は非常にシンプルで、「ある願望が達成された状態をイメージして、その状態と感情を現在形で紙に15回程度書き込む」というものです。

例えば、「〇〇が手に入って幸せ!」とか「〇〇が成就するとは、夢じゃないかって思う!」など、願望が達成された状態を現在形で毎日15回程度書き続けます。

私は、断言法を2016年9月から11月初めまでの2ヶ月の間、実践し続けてみたんですが、効果はあるかもしれないですね。
※断言法を実践したから「夢じゃないかって思う!」ということが起こったのかどうかは検証のしようがないため、効果があったのかどうかは神様にしか分からない。

9月に「〇〇するなんて夢じゃないかって思う!」と毎日書いていたら、10月に本当に「△△出来るなんて夢じゃないかって思う!」ということがいくつか起こりました。つまり、意図したこととは別のことで、「夢じゃないかって思う!」ということが起きたわけですね。やっぱり、実現するのは感情の部分だなと。

私は2ヶ月しか継続しなかったですけど、これを習慣にしたらどうなるのか気になる所です。また習慣にしてもいいですね。いや、検証した結果、効果があるって分かったんだから、今日からまた習慣にします!

あと、この2ヶ月の間に色んな願望を現在形で書いてきたけど、私の場合、「~~が実現したら夢じゃないかって思う!」「~~するようになるとは想像出来るわけがなかった!」って意図の仕方が一番しっくり来る(その感情にフォーカス出来る)ことにも気付けました。「~~して幸せ!」「~~して楽しい!」も書いてきたけど、こっちはあんまりしっくり来ない。これは個人差があるため、実践しないと分からないことですね。

願望意図の方法論は色々と実践してきたけど、断言法とビジョンボードの二つが私にはしっくり来るなと。どちらも後から検証出来るため、ゲームみたいに出来るのも楽しいのです。やってもやらなくても、「夢じゃないかって思う!」ということが起こるんだったら、別に1日5~10分程度、願望を意図する時間に投資してもいいんじゃないか?と思うのです。

断言法は、シンプルに潜在意識に願望を落とし込む正攻法であるので、実践したとしても悪いことにはならんです。

では、なぜに断言法には効果があるのかというと、願望を現在形で複数回書き込むことによって、脳が(その感情を引き起こす事象に)フォーカスするようになるからです。

断言法を実践したら、偶然にも夢が叶った・奇跡が起きた……んじゃなくて、断言法を実践することで、脳がフォーカスする領域が変わって、(盲点になっていた)あることにフォーカスしやすくなって、見つかったということだと思います。

あと、断言法に限らず、紙に書くことって滅茶苦茶良い方法なんですね。

例えば、これは自分史でよくあることなんですが。「自分の人生は好きじゃない、楽しくない」という信念が強固な場合、自分の人生に楽しかった出来事があったということは、信念が抵抗して認められないんです。恥ずかしいとか罪悪感などの感情を発生させて、楽しかった体験を語ることに強固な抵抗を生じさせます。

語ることに比べれば、無言で紙に書くことは敷居が低いのでやりやすいです。

もしも、人生で楽しかった感想を言葉に出すことに抵抗があるのなら、まずは無言で紙に書くことから始めるのが良い。紙に書けるようになってくれば、言葉に出せるようにもなってきます。

これは願望の場合も同じで、実は「〇〇したい!」と思っているのに、言葉に出せない・口に出せない場合があります。

どうしても認めることに抵抗があるんだけど、でも認めたいことがあるんだったら、紙に書くってのはベストステップなんですね。

 

 

書評:「影響力の武器」

「影響力の武器」ロバート・B・チャルディーニ

群衆心理・社会心理学について書かれた本です。

トレーダーは、社会全体に対しては逆張りで考える必要があります。大空襲のときに、「これはチャンスだ!」と皆が逃げ惑う方向とは逆に走れるかどうか。

チケット転売反対広告の件は、偶然にも私がそこそこ知ってる市場でのマーケット心理に関する出来事だったから「何言ってんだ、これ?」となりましたが、世の中の99%は私の知らない世界なわけで、チケット転売反対広告が出たときの群衆と同じように、知らず知らずの間に思考停止して、群衆と一緒になってることが山のようにあるんだろうなあと思います。

まあ、人間社会で暮らしてる以上、騙されるのは仕方ないとして、貴重な時間やカネを大量搾取されてなければいいかなと。ここだけ注意してれば、やばいことにはならないと思うんで。時間とカネのフローに注目してれば、大きく搾取されることはないかなと思います。

 

2016年9月 トレード歴55ヶ月(お金の勉強、「FP3級の教科書」)

2016年9月

※2016年9月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇~9月30日
・統計を取っていた。
※注:本当に淡々とデータ取りしかしていないため、特に書くことがありません。ゼニは確かに落ちている。しかし、その拾い方が分からない。ただ、これを続けていったことで繋がったことがあるため、やはり「それでいい」としか言いようがないんですね。

 

お金の勉強

この時期には、教養も兼ねて、お金の勉強でもしてみようかなあと、「FP3級の教科書」を買って勉強してみました(資格とる気は0)。

暇潰しに勉強してみたことだったんだけど中々面白い。と言うか、年金に、保険に、税制に、相続税に、知らないことばっかりだったなと思いました。大半の人にとっては、株やFXの勉強をするんだったら、こっちを勉強した方が絶対良いです。

例えば、国民年金は世間一般ではぼったくりというイメージがあるけど、保険の機能を考慮すると超優良金融商品じゃないか!とか。
※冷静に考えてみれば、税金で補填してるんだから超優良金融商品なのは当たり前で、民間がこういう金融商品を提供するのは無理。まあだからこそ、年金はピンチになってるんですがね。

あと、保険も難しく思い込んでたけど、滅茶苦茶簡単じゃないか!生命保険ってのは要するに、残された家族へのリスクヘッジを目的にした金融商品であって、資産形成を目的とした金融商品ではないなと。つまり、カネを稼ぐ役割を持ってない人には生命保険を掛ける必要はない。最強のディフェンシブ金融商品は預貯金。残された家族のことを考えると、国民年金に加えて、収入保障保険と学資保険があれば大丈夫だなと。その他の保険は割に合わないし、独身なら自動車保険以外は一切いらないなと、私は思いました。

知識を得て、ちょっとググって考えるだけで分かるこんな当たり前のことすらも、どこかで植え付いていた思い込みが邪魔をして知らなかったわけです。

って言うか、調べれば調べるほど、日本の社会保障って滅茶苦茶充実してますね。高額医療保障とか凄過ぎる……。そりゃあ、日本の社会保障は破綻するわな……。しかし、日本人達は一体、何にそんな不安になってるんだろうか?しかも、勤め人だったら、退職金に厚生年金まで貰えるわけで。一体、何に対してそんな不安なんだろうか?老後に1億円必要とか煽る記事があるけど、よーく自分の頭で考えた方がいいです。それ、煽ることによって誰が儲かります?不安って滅茶苦茶儲かるんですよね。不安はカネになる。

で、税制についても、改めて自分の手で計算してみたんですが。トレーダーは所得税+住民税が一律20%なわけですけど。給与所得者と比べると、トレーダーの方が優遇になるのは年収1250万円位からで、妻子ありだったら年収1600万円位からになります(計算が間違っていたら申し訳ありません)。

しかし、調べれば調べるほどに、日本は中流家庭に優しい国ですなあ。と言うか、中流の給与所得者、優遇され過ぎ。それでいて、大半の人達が「努力が報われない」と思ってるとか……。利益を出さなくても給料やボーナスを貰える、それこそが努力に対する対価なんだって……。

これだけ恵まれた国に不平不満を言う人達には、どんだけやっても結果が出ない・未来も保障されてない状態を体験させてあげたいですなあ。自分の人生を担保にして未来に希望を持つしかない状況になったら、「人生がつまらない」とか「未来が暗い」とか「社会が悪い」とか口が裂けても言えなくなるわけで。恵まれ過ぎていて、人生の醍醐味を味わう必要性に迫られない。これはある意味で不運ですな。

あと、相続についても、相続税は高いから滅茶苦茶取られるんだろうなと思い込んでいたんですよ。それが、自分の手で計算してみたら、例えば5000万円を配偶者1人と子供3人で相続する場合は、相続税はほとんどゼロに近い。1億円を同じ条件で相続するとしても、相続税額は5%ちょっと。でもこれが、1人10億円以上相続するとなると、半分位ゴッソリと……。本当に、日本の税制って、中流以下が優遇されてるんだなということがよく分かります。

あともう一つ、相続の所で思ったのは、相続って儲かるんだろうなということです。無知な金持ち高齢者相手にぼったくってる弁護士とかいくらでもいるんだろうなと。ウシジマくんのフリーター編で自宅が買い叩かれたような感じのことが、実際にも起こってるんだろうなと。だから、知識って本当に大事ですね。こういう最低限の知識があるだけでは利益を出したりビジネスをすることは出来ないけど、最低限ぼったくられることはなくなります。

と言うことで、お金の勉強の一環として、FP3級の本で勉強することをおすすめします。

こういう勉強は仮に学生時代にしても、カネの重みも現実味も湧かないだろうから、社会人になってから勉強することに意味があると思います。少なくとも、もしも私が学生時代にこういう勉強をしてても、全く響かなかっただろうと思います。

ほとんどの人が養分にしかならない株やFXの勉強をするんだったら、こっちを勉強した方が絶対に良いです。

トレードでは単に知識を身に付けただけでは継続的に利益を出せるようにはなりませんが、この勉強は速効性があり、コストパフォーマンスが非常に高いです。

本代の1600円と1~2週間程度の勉強をけちるだけで、国や銀行、保険屋、証券会社などに余分なカネを払っている人がどれだけ多いかを考えると、中々感慨深いものがあります。

 

 

書評:「FP3級の教科書」

「FP3級の教科書」滝澤ななみ

他のFP3級の本はどうか知りませんが、お金の勉強にはこの本をおすすめします。

社会保障制度に、保険に、金融資産に、税制に、相続にと、生きていくうえで必要なお金に関する項目が網羅されています。

資格を取る必要も暗記する必要もないんで、お金について自分で考えるための教科書として持っておくといいです。知識がないと、考えることすらも出来ないですからね。

本を手元に置いておいて、知りたい所を具体的な数値計算をしてシミュレーションしてみたり、スマホを使ってネットで深く調べる的な使い方をするといいです。
※例えば、学資保険で一番良さそうなのはどれなのかな?とか、クレジットカードはどうすればいいのか?などは、自分の手で調べるしかありません。でも、知識がなければ、存在すら知らなければ、調べる段階に辿り着くことすらも出来ない。

例えば自営業・自由業で、あと2年以上は動かさないであろう貯金が100万円以上あったら、国民年金を2年前納すればいいと思うんです。これって、40万円弱を完全ノーリスクで4%運用するのと同じことなんですが、中々理解されません。多くの日本人は、この程度のリスクを取ることすらも嫌います。って言うかこれ、リスク、限りなく0に近いですからね。少なくとも、これだけの超低リスクで4%運用する方法は、インサイダーを含めて株式市場には存在しません。一時的に通帳の額面が40万円弱減るという感情的なリスクしかない。いずれにせよ毎月年金を払うことになるんだから、動かさない貯金が100万円以上あったら、4%で運用すればいいのにと思うんですが(なお、クレカで払えば更に+1%)。NISAで株を100万円分買って放置しておくんだったら、国民年金を2年前納した方が絶対良いです。でも、2年前納して毎月年金に払うはずだったお金を貯金に上積みしていけば40万円弱を4%運用するのと同じと、いくら説明しても理解されません。銀行に置いておいた方が安心するようです。でもそれって、金利いくらよ?この程度の運用ですら恐くて出来ないというのが、日本人の金融リテラシーの現状かと思います。

こういうお金の教育は高校生や大学生の内からしておくべきだと私は思っているんですが(たとえ響かなくても、最低でも奨学金ローンについては教えておくべき)、絶対に実現しないでしょうね。なぜなら、情報弱者がいるお陰でメシを食っている人達が社会には山ほどいるからです。

 

2016年8月 トレード歴54ヶ月(チケット転売反対問題について、「マネーの公理」)

2016年8月

※2016年8月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇~8月31日
・統計を取り続けた。
※注:続けるうちに、こういう日足の銘柄はデイトレでは中々取れない(一時的な騰落だけで続かない。大きな騰落が起きて注目しても、翌日にはボラが出てきづらい)ということが、記録を付けることを通して学習していった。毎日毎日、新興銘柄の日足及び5分足を見続けていたことが、無意識の内にある知識として積み上げられていったのは確かであった。

 

・やはり、取れるのはこういう日足の銘柄。

 

チケット転売反対問題について

前回、チケット転売市場の話をしました。その関連として、今回は投機家として衝撃を受けた話をします。

2016年の8月に、こんな新聞広告がでかでかと出て、大きなニュースにもなりました。

社会的影響力がある多くの人達が、この広告に様々な意見を述べていました。

でも、転売サイトの一利用者かつトレーダーである私が感じたのは、「はあ?何言ってんだ?明らかにズレてるんだが……」という違和感でした。
※唯一人、チケットストリートの西山社長だけが、事実に基づいた正論を淡々と述べ続けていました。心無い群衆からは、マッチポンプだと一方的に袋叩きにされていましたが……。

で、この社会的影響力のある偉い人達は、実際のチケット転売市場を自分の目で見たことがあるのか?

そもそも、一方的に悪役にされてる、組織的にチケットを買い占めてるチケット転売集団ってどこにいるんだ?

私が転売市場を利用してきて思ったのは、「チケット転売をしているのは、その大半がファンだな」というものだったんです。

確かに個人の転売屋と思われるユーザーもちらほらいるけど、大半はついでに転売してるファンだなと。

そして、このついでに転売してるファンが専業転売屋を淘汰してるんだなと。
※これはどういうことかと言うと、ついでに転売してるファンは、神席が当たったとしても、チケット代やグッズ代などがペイ出来ればいいような価格に設定するため、専業転売屋もその価格設定の影響を受ける(例えば、それまで専業転売屋が神席を5万円で売っていたのに、ついでに転売するファンが神席を2万5000円で売るようになったら、前者はその影響を受けて売れにくくなる。つまり、ついでに転売してるファンが専業転売屋の利益を圧迫することで、チケット転売の旨味をなくし淘汰している)。

これが嘘だと思うんだったら、実際にチケットキャンプなりチケットストリートなりの相場を自分の目で見てみれば分かると思います。その上で、非難の対象になってる転売集団って、一体どこにいるのか(どこで利益を出してるのか)教えてもらいたいものです。

更に言うと、私は実際にチケット転売をやろうかと検討したことがあります。でも、やめました。なぜなら、ビジネスとしてやるには余りにも馬鹿馬鹿し過ぎたからです。個人の副業でやるならまだしも、人を雇ってまでやることでは絶対ない。まず人件費がペイ出来ない。

例えば、チケットが4枚当たったとして、1万円のプレミアを付けて売ったとします。でも、そこからファンクラブの年会費を払って、チケット発行のために手数料や送料を払って、更に転売サイトにも手数料・送料を払って……。しかも、高く売れる神席が当たるかどうかも分からないし、その神席はファンの間でも争奪戦になり、ついでに転売する一部のファンが転売の競合相手にもなるという。

ビジネスとして考えたら、余りにも馬鹿らしすぎる。これを組織的にやるって、絶対割りに合わねえだろ……。コンビニでバイトした方が絶対効率いいだろと……。反射的に転売屋を叩いてる人達が、この程度の概算すら出来ないってことは、少なくとも自分でビジネスをしたことはないんだろうし、どんだけ貧乏なんだ……。

しかし、社会的影響力がある知識人だけでなく、大新聞までもが、転売を組織的にやってる存在がいるという陰謀論を前提に記事を書く始末……。

社会や群衆のレベルって、この程度なんだなと。市場原理のメカニズムすら知らない人が新聞の記事を書いている。そして、自分でそれを見たわけでもないのに、都合良くそれを信じる群衆。

世界恐慌のとき、リバモアを初めとする投機家は、現代日本の転売屋のような感じで石を投げられたんだろうか?

この件で私が得た最大の教訓は、実際に自分の目でその相場を見ないことには、ニュースや偉い人の言葉であっても信じてはいけないということです。

例えば、これからの日本では不動産価格が暴落すると言われてますが、どれだけ偉い人がそう言ってたとしても、新聞やニュースに出ていたとしても、自分の目で実際の相場を見てみないことには何も分からない。そして、知らない相場には、素人は絶対に手を出すべきではない。
※私も、チケットを買い叩くことは出来ますが、転売市場で利益を出すスキルはありません。株でもそうなんですが、日経平均がどうなった・どうなりそうだという記事は誰にだって書けます。でも、具体的にどの銘柄をどのタイミングでエントリーしてどこで利食い/損切りすればいいのかという情報(=利益を出す情報)はまず表には出てきません(情報だけではトータルで利益が出せませんがね)。そのマーケットを知っているのと、そのマーケットから利益を出せるかどうかには、とてつもない差があります。だから、転売市場で利益を出せるのは凄いスキルだと思います。

 

~追記~

更に言うと、この事案は「噂で買って、ニュースで売れ」の最たるものだったと思います。

このニュースが流れたとき、「ライブは成長産業である」というコンセンサスが形成されていました。

でも、私は「いや、そもそも、その前提が怪しくなってきてるんじゃ……」と思ったんですね。だって、もし本当にライブが儲かってしかたないんだったら、わざわざこんな広告を出す必要ないじゃないですか。

現に、テレビによく出ているような人気アーティストであっても、一般販売終了にならないケースが増えてるんです。そして、転売市場においても、チケット価格がそれほど高騰しない。一部のアイドルはともかく、高額転売しなければライブに行けないアーティストはほぼ皆無なんじゃないかと思います。

その原因の一つとして私が思っているのは、音源が売れなくなってる影響でアルバムのリリースが少なくなる一方で、ライブが増えていることです。その結果、セトリがマンネリ化してきている。これは多くのアーティストのファンの間でよく言われていることです。こういうことが効用の減少に繋がっていて、ライブグッズとかが売れなくなってきているんじゃねえんかなと。

もしも「音楽ライブ産業」みたいな銘柄があったら、この広告記事が出た時点で、空売りを仕掛けるとまではいかないまでも、買い玉は全て決済しておいた方がいいだろうな的な。これはなんかおかしいよなと。

だから、あの広告を見て、「ライブは成長産業なんだな。転売屋は死ぬべきだ!」って反応をしたんだったら、絶対に株とかやらない方がいいです。

 

~追記2~

ちなみに、高額転売をなくす一番良い方法は、チケット販売側がオークション形式で売ることです。これは総余剰の最適化をするにはオークションしかないということで、経済学的には自明です。
※ただし、これだけでは転売そのものはなくならない。なぜなら、行けなくなった場合に売りたい人が必ず現れるため。しかし、転売屋が取れるサヤが消失するため、高額転売は圧倒的に減る。ではなぜ、販売側はオークション形式でチケットを売らないのかというと、①定価で撒くことで安定した売上が見込める、②定価で売るよりも高額になったら社会的にバッシングを受けるリスクがある、③システムを構築することにコストが掛かる、④その他利権の問題(著作権料の支払いなど)など、複数要因が考えられるかと。つまり、オークション形式にすれば、確かに高額転売そのものは減るが、販売側にもリスクがあるから導入しない(高額転売を減らすリスクにコストが見合っていない)。
※なお、顔認証システムの導入などで高額転売を規制しようとするのは、そのコストが価格に転嫁されることになるため、ユーザーからすれば百害あって一利なしなんですが、よく支持されています。これは、ユーザーの利益を建前にしているだけであって、その実は、ファンクラブ(チケット優先購入権)による固定収入を守るためのものだと思います。ファンクラブを通して買えるチケットの金銭的価値は、”定価+ファンクラブ年会費”です。この年会費の部分を守るために、ユーザーの利益を建前にして、チケット転売反対を唱えているんだと、私は解釈しています。

オークションの導入が無理だったら、高額転売を減らすには、消費者側が賢くなるしかないんですよね。となると、学校教育の時点で金融教育・IT教育を徹底して情報弱者を撲滅するしかないかと(もしも、ガチのIT教育をしたら、違法ダウンロードするユーザーがとんでもなく増えるでしょうが)。

結局、カモにされる情報弱者が感情をコントロール出来なくて馬鹿みたいな価格で買ってしまうから、高額転売がなくならないわけで。でも、こういう人達がいるから、転売屋がメシを食えて、経済が回っていくんですよね。結局、騙される奴が全て悪い。資本主義社会で生きている以上、自業自得・自己責任。私だって1回転売屋にぼったくられたわけで。騙されたら学習して、向こう側に回ればええんです。

それと、チケット転売を含めた市場での自由取引を規制しろと騒ぎ立てる人達は、規制すればするほど自分達が馬鹿になっていくってことを理解しているんだろうか?一部の情報弱者の所為で自由取引を規制する羽目になって、それで被る社会的コストをちゃんと理解しているんだろうか?

この問題の滑稽な所は、音楽業界的には「ファンが悪い」「ファンがついでに転売してる」なんてことは口が裂けても言えないことにあります。だから、ありもしない転売屋集団というのをでっちあげて叩く必要があるわけですが。果たして、音楽の未来を奪っているのはどちらなのか?

私は市場原理が全て正しいとは思ってないですし、もしも生活必需品で転売問題が起きたらすぐに規制すべきだと思います。でも、たかがエンタメチケットの自由取引を規制するなんて余りにも馬鹿げている。

私は、これからもずっと転売サイトを使い続けます。ファンクラブやプレイガイドに余計な手数料を払っても確実に良席をゲット出来るとは限らないんだったら、転売サイトや転売屋に小銭を払って良席をゲットした方が絶対良いわけで。ユーザーの利益を考えたら、転売に対しては徹底的に「YES!!」の姿勢でいた方が良いですよ。自由取引はユーザーに利益しかもたらさないんで。ユーザーのためを装いながら、ユーザーの利益を狡猾に誘導してることに気付いた方が良い。

もしも転売自体を世の中からなくしたいというんだったら、資本主義国の日本じゃなくて、ミサイル技術で有名な北の国に行けばいいんじゃないかと思います。

と言うか、「転売屋は死ぬべきだ!」とネット上でピーピーギャーギャー騒いでる人達は、どうして具体的な解決策を示そうとしないのか?

一般販売終了直後は転売屋からは買わない、公演直前になるとファンの狼狽売りが出るのでそれを待てばいい。この2つを徹底するだけで、転売屋にぼったくられることはなくなります(この2つを守っても高額でしか買えないのなら、それがそのチケットの市場価格であるということ)。「転売屋は死ぬべきだ!」って感情的になってるんだったら、この知識をもっと周知して、情弱を減らしてください。

まあとにかく、キャッシュフローを考えることです。表に出てくるニュースや情報ではなくて、冷静にキャッシュフローを考えれば見えてきます。それと同時に、相手の立場に立って考えてみること。だって、私がもしも音楽業界でメシを食っていたら、どれだけ市場原理を支持していたとしても、ファンクラブ年会費(チケット優先権)によるキャッシュフローを守るためだったら、建前であっても転売否定しますもん。だから、市場原理から考えたら、音楽業界は馬鹿なんじゃないのか?と思うかもしれないけど、馬鹿じゃないんですね。

私はカネが第一であるとも、カネこそが人生の全てだとも言ってません。カネより大事なものもたくさんあります。ただ、社会の99%はカネで動いているのが現実です。だから、キャッシュフローの観点から、相手の立場に立って考えてみることが大事なのです。

 

 

書評:「マネーの公理」

「マネーの公理」マックス・ギュンター

投機について書かれた古典的な本です。

リスクに関する考え方、利食い・損切りの重要性など、投機で稼ぐために必要な考え方が書かれています。

余りにも基本的なことしか書かれてないため、少しでも他のトレード本を読んだことがあるような初級者以上には物足りないですが、右も左も分からない初心者が「投機とは何か?」という概要を学ぶには中々良い本です。

この本に書かれている投機の原則が今現在でも変わらないのは、人間の本質が変わっていないからです。科学技術は進歩したし、投機対象は変わってはいるけど、人間心理の本質は全く変わっていない。

だから、相場を学ぶということは、不変の人間心理を学ぶことに他ならないわけですね。

株価にしても、自然現象として動いているのではなく、それを動かしているのは群衆の心理です。

「これからも投機で稼げるのかどうか?」という問いは、「人間の本質はこれからも変わらないかどうか?」という問いと同じことです。

科学技術はこれからも進歩していくでしょうが、人間自体はこれからも変わらないままだと思います。なぜなら、多くの群衆は変わる必要がないからです。

 

2016年7月 トレード歴53ヶ月(くそったれ転売屋をやっつけろ!、「しらずしらず」)

2016年7月

※2016年7月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇~7月31日
・デイトレの統計を取り続けていった。
※注:デイトレが入れない。ただ、入り方が、分からねえんだなあ……。
※注:チャートは今までにも載せてきたような新興銘柄の5分足のデータと同じなんで特に載せないですが、ただデータを取っているだけで、無意識聖杯探しのスパイラルに嵌り込んでいるなあと。この体験から繋がってきたことがあるから、無駄な時間を過ごしたってわけではないんですが、改めて見直してみると、ちょっと思う所があるなあと。いや、聖杯探しをしていたってことに気付けたから、決して無駄ではないんですけどね。

 

くそったれ転売屋をやっつけろ!

※タイトルからすると、勘違いされるかもしれませんが、私は転売屋の存在を全肯定しており、転売には全面的に賛成しています。なお、それはマーケットの自由を支持しているからであり、その延長で転売屋の存在を肯定しています。自由市場でサヤ取り目的の転売屋が現れるのは当然の現象であり、転売屋が利益を上げようが損失を出して退場しようが知ったことではないという考えです。

マーケットのスキルを株以外で応用した話をしたいと思います。

2015年の春に、チケット転売が副業にならないかなと思ったんだけど、余りにも面倒過ぎてデイトレに流れてきたということはいつか書きました。

ただ、ライブには行きたいから、チケット転売市場はユーザーとして利用させてもらうことにした。

それで、2015年には有料のライブに5回行ったんですが。
・2015年3月23日 若旦那 郡山Club#9:先行販売で購入(スタンディング中番号)
・2015年4月12日 ケツメイシ グランディ21:一般販売で購入(後方スタンド席)
・2015年11月21日 湘南乃風 仙台ゼビオアリーナ:一般販売で購入(アリーナ席後方)
・2015年11月22日 ゆず グランディ21:先行販売で購入(やや後方スタンド席)
・2015年11月23日 ポルノグラフィティ  福島県文化センター:チケットキャンプで購入(最後列)(※)

ほとんどは一般販売か先行販売でチケットを買えたんですけど、ポルノグラフィティのアルバムツアーは一般販売で買えなかったんで、チケットキャンプで買ったんですね。

ただ、11月23日のライブだったんだけど、一般販売が8月の終わりで、「これは早くチケットを手に入れておいた方がいいだろうな(早くしないと転売屋やからも買えなくなってしまうのでは?)」ということで、9月4日に落札したんです。価格は一般販売より約1万円高い16000円で、席は最後列。

このときは、人気バンドのライブだし、「こんなもんなんだろうな」と思ってたんです。一般販売でも買えなくなってる以上、転売屋にプレミア分を払うしかないんだろうなと思考停止してたんですね。

ところが、2016年にある気付きを得たのです。

3月27日のナオト・インティライミのライブのチケットはすぐに一般販売終了になってたんですけど、3月の初めにたまたまチケットストリートを見たら、ほぼ定価で売ってたんですよ。席は最後列ではあったけども、公演の約1ヶ月前にほぼ定価でチケットが買えた。

更にその後、5月15日の山猿のライブに行きたかったんだけども、一般販売も終了になってて、800人のキャパだからか転売サイトにも中々上がらない。上がってきても、10000円や20000円の高値。

ところが、公演の4日前に、定価の5000円でチケットが出品されたんですよ。「は?なんだこれ?」と。即、買いを入れました。しかも、席も全体の真ん中あたりで悪くなかった。

これで気付いたんですよ。

「これ、市場の歪みだわ……」と。トレーダーなのに、転売市場で市場の歪みが発生してるってことに気付かんかった……。

どういうことか説明します。
経済学では、合理的な消費者を想定するため、市場の歪みというのはほぼ例外事項として扱われてますが、リアルマーケットでは株式市場を含めてそんなことはなく、市場の歪みが至るところに発生しています。

限定チケットの場合だと、転売屋はプレミア分を市場価格に上乗せすることによって、より多くの利益を得ようとします。じゃあ、転売屋が得るプレミア分というのは、具体的に何に対しての対価なのか?それは、ファンの不安心理です。「チケットを取れなかった、イベントに行けないかもしれない……」という不安心理から、転売屋にプレミア分を払ってもチケットが欲しいというファンが現れます。だから、プロの転売屋は早めに出品して早めに売り抜ける(ポルノグラフィティのときの取引がまさにこれだった)。つまり、ファンの不安心理が一番高まる時期というのは、チケットが取れなかった直後、一般販売終了直後。このときは売り手が有利になる市場の歪みが発生しやすいわけです。

その一方で、逆のパターンもあります。それは、用事が出来て行けなくなってしまった人がチケットを出品するケースで、これは最初から利益目的の転売屋から買う場合とは逆に、安く買えるんですね。じゃあ、なぜに安く買えるのか?それは、「折角チケット買ったのに、このままでは紙屑になってしまう……。何とか取り戻したい……」っていう不安心理から、「安くてもいいから早く売りたい!」となるからです。では、そういう売り手がたくさん出てきたらどうなるか?その恐怖心から早売り競争が始まって、価格がどんどん下がっていくわけです。

と言うことは、不安心理を抱えたファンが現れるのを待てば、チケットを安く買い叩くことが出来るってことじゃないかと。この市場の歪みを活用すれば、どんな超人気イベントであっても、格安でチケットを落とせるやないかと(なぜなら、どんな超人気イベントであっても、用事が出来て行けなくなる人が確率統計的に必ず出て来るため)。

トレーダーたる者、市場の歪みを利用して、徹底的に買い叩いてやれ!!くそったれ転売屋をやっつけろ!!
※なお、実際にやっつけるのは、プロの転売屋ではなく、不安心理を抱えた素人のファンのもよう。

このことに気付いてからの実績はこちら。
・2016年6月26日 ウカスカジー 仙台PIT:先行販売(ステンディング中番号)
・2016年7月17日 aiko 仙台サンプラザホール:チケットキャンプ(最後列指定席)
※18周年のプレミアライブだったが、定価+1000円程度で落札出来た。
・2016年7月24日 ファンキー加藤 横浜アリーナ:先行販売(スタンド最後列中央)
※これはやや勿体なかった。先行販売で勝った直後に暴落のニュースが入ってきた。ただ、横アリ3階の全体を見渡せるセンター席だったので良かった。だが、これで先行販売で買うのはもうやめた。手数料で+1000円以上払うんだったら、転売サイトで良席を買い叩く方が絶対良い。
・2016年8月6日 ケツメイシ 日産スタジアム:チケットキャンプ(アリーナ良席 定価の3倍)
※これは絶対行きたかったライブだったので、プレミア分を払って良席をなるべく安く買った。そういう拘りがなければ、スタンド席は5000円、アリーナ席は8000円で買えた(定価8500円、即日一般販売終了)。
・2016年11月23日 ナオト・インティライミ グランディ21:チケットキャンプ(定価の半額以下 アリーナ席)
・2016年12月6日 ファンキー加藤 郡山市民文化センター:一般販売(流動性なく一般販売で買った)

・2017年4月15日 山猿 郡山市民文化センター:チケットキャンプ(前方良席 ほぼ定価)
・2017年5月13日 miwa ゼビオアリーナ:チケットキャンプ(アリーナ前方良席 ほぼ定価)
・2017年7月16日 ケツメイシ グランディ21:チケットキャンプ(アリーナ最前列付近 定価以下)

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と言うことで、チケットは一般販売・先行販売で買う必要はないです。ファンクラブに年会費を払う必要もありません。二次流通市場で、不安心理を抱えたファンから良席を買い叩くか、転売屋にプレミア分を払って超良席を買えばいいわけです。

参加したいイベントに運が悪いだけで参加出来なくなるなんて、本当に馬鹿らしい。マーケットはなんと素晴らしいのかってことです。転売万歳!自由市場万歳!資本主義万歳!

 

〇チケット転売サイトでチケットを買い叩く方法まとめ
(1)一般販売終了直後は買わない
※一般販売終了直後は、不安心理が高まったファンを狙ったプロの転売屋が活発になる。

(2)公演まで日数があるなら焦る必要はない
※1000人以上の会場の場合、公演までに行けなくなったファンの狼狽売りが、確率統計的に考えて必ず出てくる。焦って高値掴みしたら、転売屋の思う壺。

(3)具体的な方法論に落とし込むと、毎日1分行きたい公演の相場を見て、市場の歪みが現れた所で買えばいい
※毎日1分チケット相場を観察して、安値の推移を観察する。
※なお、売り板が並んでるときは、わざと待って、出品者がビビって更に安くしてきた所を買い叩いてやればok(トレード用語でいうと、ロスカットハント)。

この方法はこれからも機能し続けると思われます。なぜなら、99%のファンは毎日1分相場を見る程度の努力すら継続出来ないからです。嘘だというんだったら、貴様等、音源をちゃんとカネ出して買え!コンテンツにちゃんとカネを払え!と、音楽ファン歴20年近くになる私は思うわけですよ。

 

 

書評:「しらずしらず」

「しらずしらず」レナード・ムロディナウ

たまたま」の著者による、無意識が与える影響(バイアス)について書かれた本です。

この本は、「もしかしたら、記憶のバイアスについて書かれている本かな?」と期待して読んでみたら、まさにそういう本でした。こういう期待はかなりの確率で外れるのに、期待通りの本だったのは超珍しい。

この本の第三章を読んで、人間の記憶はいかにバイアスが掛かったものになるのかを理解すれば、売買日記統計を記録として残しておくことがいかに大事かという信念がちょっとは強くなるかもしれません。

なぜ、記憶は実際あったこととは食い違ってしまうのかというと……

「第一に、人間は出来事の一般的な要点はよく記憶できるが、詳細はうまく記憶できない。第二に、正確に話そうと誠実に対応する善意的な人間でさえ、覚えていない細部を問い詰められると、うっかりでっち上げて記憶の欠落を埋め合わせてしまう。そして第三に、人間は自分がでっち上げた記憶を信じてしまう」

「記憶を再現するよう繰り返し言われると、そのたびに記憶が強化され、実際の出来事でなく、ある意味その記憶を記憶するようになってしまうのだ」

 

更に、第10章では、人間がどれだけ過大な自己評価をしてしまうのかについて書かれています。

つもり売買やバックテストでとんでもない利益になってても、(それは無意識的にバイアスが掛かった検証になっているため)ほとんど意味がないんですね。

これは、このトレードブログを作るのに、過去の資料を見直してみて、何度も何度も愕然としました。それも、つい1年前のデイトレの検証ですらも、無意識的に聖杯探しをしていたという……。余りにも恥ずかしい……。

ただ、トレードの技術的な面では楽観視は害悪以外の何物でもないですが、トレードスキルを身に付ける過程では楽観的な思考は必要不可欠です。

「研究によれば、きわめて正確な自己像を持っている人は、軽度の鬱に陥っているか、自己評価の低さに悩んでいるか、またはその両方であることが多い。それに対して、過度に前向きな自己評価をしている人は、正常で健康であるという」

 

と言うか、非現実的な楽観論をしてないと、この道はやってられんです。