「good」の信念と「bad」の信念というものがあります。プラス思考とマイナス思考と言い換えてもいいです。
「bad」の信念を持っていると、どんなに良い出来事が続いたとしても、最終的にはA級戦犯探しをします。なぜなら、「誰かが悪い」からです。「皆がベストを尽くしている」とはならずに「誰かが悪い」となります。潜在意識の根底で「何かが悪い」「何かが上手くいっていない」と信じているため、必ずA級戦犯を見つけ出します。どこにもA級戦犯が見つからないと、「自分が悪い」となり、自分を責めます。
なぜ悪者探しをするのかというと、「何かが上手くいっていない」からです。
そして、悪者を探す。悪者が見つかったら罵倒したり、暴力を振るったりして、罰を与えます。
しかし、それで、目の前の上手くいってないことが改善されることはまずありません。
なぜか?
犯人が間違っていたから?
罰が足りなかったから?
そしてまたA級戦犯探しをして、容疑者をフルボッコにします。
社会が悪い、経済が悪い、環境が悪い、あいつが悪い、安部が悪い……。
それらをフルボッコにしても事態が改善されないと、最終的には自分が悪いとなり、自分を責めます。
カネがないせいだ、コミュ力がないせいだ、努力が足りなかったからなどなど、自分をフルボッコにします。
では、それで上手くいっていない現実は改善されるのかというと、まずされません。
自分をフルボッコにしてから行き着く先は、「この世界が悪い」「人生が悪い」となります。そして、「この世界は絶望的な場所だ」「人生には絶望しかない」と、「bad」の信念を更に強化します。
では、真犯人はどこにいるのか?
それは、「何かが上手くいっていない」という最初の思い込み・解釈です。
「何かが悪い」という理由で始めるA級戦犯探しは、その全てが冤罪です。
誰も悪くないし、自分はよくやってるし、皆がベストを尽くしている。全て上手くいっている。
「全て上手くいっている」のだったら、A級戦犯探しなんてする必要はありません。むしろ、ヒーローを探してきて、ヒーローインタビューをするでしょう。
しかし、「bad」の信念が機能している、エゴが無意識に反発するため、「good」の信念を受け入れることが出来ないのです。
だから、「bad」の信念が機能している人を他者が変えることは出来ません。マイナス思考の人がプラス思考になるには、本人に変わりたいという意思がない限りは不可能です。
「自分の人生のポジティブな感想を連呼する」「天国言葉やホオポノポノを毎日続ける」など、「good」の信念を機能させる方法はいくらでもあります(ただし、最低でも1年以上の継続は必要)。
しかし、これらのソリューションは「bad」の信念を持ってる人にとっては、馬の耳に念仏としかなりません。
仮に実践したとしても、変化が訪れる前に「結局何も変わらないじゃないか……」となってやめてしまうため、「bad」の信念が益々強化されて終わります。
巷では、「すぐにプラス思考になれる方法」だとか、「引き寄せの法則で人生を変える方法」だとかいう甘いタイトルの本がたくさん並んでいますが、即効薬だと思ってこれらの本に手を出すと、かえって「bad」の信念を強化してしまうことになりかねないのです。
唯一、「bad」の信念を持ってる人が変わる可能性があるとしたら、藁にもすがるしかない状態にまで追い込まれることでしょう。それこそ、生死に関わったり、アイデンティティ存亡の危機にまで追い込まれない限りは、変わる機会すらもないといっていい。
なお、「bad」の信念と「good」の信念は、どちらが正しいということはなく、世界観・人生観の解釈の違いでしかないため、どちらを選んで生きたいかということになってきます。
※信念の自己強化メカニズム
「bad」の信念を持っている
→「何かが上手くいっていない」と無意識に自動思考する
→A級戦犯探しと処刑をする
→「bad」の信念が益々強化される
→以下、繰り返し
ツイン統計波
・新年早々とんでもないことになりましたね。直近高値を抜けてのレンジ抜けになったということで、日経平均は25000円が視野に入ってきたかと思います。
・代金1位:SBI
※今日だけで+18%。まずLCになるかと思いますが、こういうのも含めて全て入っていくしかないです。
・代金2位:トヨタ
・新規エントリー:35
※「レンジ抜け」とか「三角持ち合い抜け」とか、全て管理人が決めた定義・主観によるものであるため、本質には何ら関係ありません。本質は”自分で決めたサインが出たら入り続ける”ということです。
・統計残:9+0+35=44
※これはこの売買ルールの指標となります。50を超えてきたら買われ過ぎ・売られ過ぎと考えてもらえればいいです。


