2018年6月 トレード歴76ヶ月(年金と金融教育について、「未来の年表」)

2018年6月

※2018年6月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○6月7日
・前日に、逆張り空売りしてた東海カーボンがLCになるも、再エントリー条件を外れたためエントリー終了。この日、-10%以上暴落した。
※こういうこともいくらでもある。見通しは良くてもルールが合わないと取れない。全てに完璧にフィットするルールなんてもんはない。条件を拡大すると、取れる分も増えるが、騙しによる損切りも増える。よく、テクニカルの説明などでは、MACDは移動平均線より早めにサインが出るから値幅を多く取れると言われる。だが、それは騙しによる損切りも増えるためトータルでは変わらないことを意味する。

・6月に取れたのはこういうの。

・寄付き、終値エントリーのルールだけであるため、仕事時間の中心がトレードコンテンツの作成になり始めた。

※売買日記を見直してみると、デイトレでもスイングでも、どのようなルールであれルールを固定して続けるってことがいかに大事かが分かってくる。

 

年金と金融教育について

平均寿命が一貫して伸びているのは、先進国に共通のトレンドであり、これからも一貫して伸びることが確実であることから「人生100年時代」と言われています。

65歳で強制退職となる既存の仕事と年金だけではとても老後は乗り切れそうにないため、死ぬまでできる好きな仕事を確立することや金融リテラシーを身に付ける重要性が増しているわけです。

それでは、人生100年時代において、年金はどのように活用するのがベターでしょうか?

まず、現行の年金制度では、65歳から受給開始できる他、60歳から繰り上げ、70歳まで繰り下げが選べます。

70歳から繰り下げ受給すると、年金の受け取り額が42%増えます。損益分岐点は81.90歳であり、82歳以上まで生きる場合は70歳繰り下げ受給が最も合理的となります。

2015年の完全生命表によると、82歳以上まで生存する確率は、男は56.31%、女は76.83%になってます。

これからの時代は平均寿命・健康寿命が伸びることはあっても縮むことはありません。
※ちなみに、1997年の完全生命表では、82歳以上まで生存する確率は、男は40.92%、女は64.16%でした。

つまり、確率統計的に考えると、年金は繰り下げ受給するのが最も合理的です。

それでは、現在、日本人で年金の繰り下げ受給制度を活用している人はどの位いるでしょうか?なんと1.4%しかいません。

健康問題などで仕方なく年金の受給を早くせざるを得なかった人もいるとはいえ、さすがに低すぎです。

一番合理的なのは、年金の繰り下げ受給を選択しておいて、それまでは仕事かストックを切り崩すかして生活して、ストックが一定以下になったら時点で年金を受給するようにすることです。

死ぬまで使わないお金を貯め込むんだったら、ストックを活用して死ぬまで貰える年金のフローを増やすべきです。

多くの人は「70歳繰り下げにして、その前に死んだら勿体ないじゃないか!」と言います。

しかし、そもそも年金は長生きした場合の保険なんだから、それは仕方ないのです。少なくとも、年金は生命保険に比べたら圧倒的に割の良い金融商品です。

長生きした場合の保険である年金が貰えなくて怒る人は多いのに、早死にした場合の保険である生命保険が貰えなくて怒る人がほとんどいないのは不思議です。

年金が超優良金融商品である理由は、税金で半分補填されているからです。民間でこんな超優良金融商品を提供するのは絶対に不可能でしょう。

国民年金だけなら年金は月額6万5000円になります。税金で半分補填していてこの額になるため、もしも税金で補填してなかったら月額3万2500円になります。

こうなったら、年金を払うのがさすがに馬鹿馬鹿しくなってきます。

しかし、日本の年金は賦課方式であるため、年金を払うことを非合理的にしてしまうと年金を払う人がいなくなってしまい、日本社会全体が崩壊してしまいます。

このため、税金から年金への補填をやめることは絶対にできません。これが、年金が超優良金融商品である背景です。

それでは、なぜそんな超優良金融商品である年金にはネガティブな風潮が蔓延しているのでしょうか?

それは、日本の金融村が非常に優秀だからです。

年金への不信感が高まって一番得するのは、銀行・証券・保険の金融村です。

実はここに、日本で金融教育が広まらない最大の理由があります。

日本で金融教育を推進しているポジションを独占しているのは、まさに銀行・証券・保険といった金融村の人達です。

この人達は、日本人の金融リテラシーが高まると損をします。つまり……。

本格的な金融教育を広めないために金融教育を推進するポジションを独占しているんだから、最高のポジションを取っていると言えます。

この構造がある限り、日本人の金融リテラシーが上がることは絶対にあり得ないでしょう。

今回は年金について書いてきましたが、これからの時代は老後にお金が足りなくなることより、老後の時間が使いきれなくなることの方が大問題になってくると私は思います。

常に大事なのは、「明日、死ぬことになったとしても後悔しないように、今を生きる」ことだと思います。

やりたいことを全て我慢してお金だけ貯めて、死ぬときになって後悔する生き方だけは絶対に避けましょう。

~追記~

厚生労働省では、75歳まで繰り下げ受給できるようにすることを検討しており、その場合は受け取り額を2倍にする方向で検討しているとのことです。

仮に、75歳繰り下げで年金の受け取り額が+100%になるとすれば、損益分岐点は82.24歳となります。

国民年金だけの場合は繰り下げ受給が有利になりますが、厚生年金や国民年金基金に入っている場合はそう単純にはいきません。

年金所得は雑所得に分類されて、65歳以上の控除額は120万円となります。国民年金の場合は繰り下げ受給で2倍になっても、控除額と基礎控除で所得税をゼロにできてかつ健康保険料にも影響はありません。

しかし、厚生年金や国民年金基金に入っていて受給額が2倍になると、所得税が差し引かれかつ、健康保険料にも影響を及ぼします。

恐らく、厚生労働省の狙いは、入ってくる額を大きく見せた上で、気付かれにくい健康保険料で天引きすることにあると思います。

こういう基本的な税制についてすぐに調べられるように、「FP3級の教科書」を手元に置いておくことをおすすめします。

 

 

書評:「未来の年表」


これからの日本で起こるであろう大きな変化としては、人類の歴史上未曾有の出来事である人口減少と平均寿命の伸びの2つが挙げられます。

本書は、日本で起こる人口減少を押さえておくためには必読の一冊です。

昭和的価値観を持った人達は若い人達の中にもたくさんいますが、時代は確実に変化しています。

時代の変化に適応しようとせずに古い価値観や常識を持ったままでいると、生きづらさが倍増することは必至です。

年金の受給にしても、まだ平均寿命・健康寿命が今ほど伸びていなかった昭和の時代には、繰り下げ受給は非合理的でした。

しかし、時代の変化とともに、合理的な選択が非合理になり、非合理な選択が合理的へと変わりました。

また、昭和から変わらない価値観の一つに、持ち家志向が挙げられます。

既に空き家が増大しているにも関わらず新築物件は増えており、その一方で人口減少によって需要は減少します。

住宅価格が上昇していた昭和ならともかく、需要と供給から考えると、マイホームをローンを組んで建てるのは非合理的だと言わざるを得ません。

※私は、日本で新築物件が乱立するのは、中古住宅市場が整備されてないことが要因だと思います。日本人の新築信仰は揶揄されることが多いですが、中古住宅市場が整備されておらず、ぼったくり中古住宅しかない以上、仕方がない面もあるのです。

トレーダーの場合は、ローンを組む・組めない以前に、投資資金をマイホームの頭金に使うのは強みを削ぐ行為に他なりません。

仮に住宅を買うとしても、キャッシュ一括で、最大でも投資資金の30%までに留めておくべきです。3000万の家を買うとしたら、最低でもストックが1億円になってから。

 

2018年5月 トレード歴75ヶ月(トレードライターになって分かったこと2、「Learn Better」)

2018年5月

※2018年5月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○5月1日
・基本的にIPO銘柄は手掛けないんだが、これは例外的にデイトレ。さすがに下げ過ぎ。

○5月9日
・あるルールで、レノバがLCラッシュになったことから、このルールにも再エントリーの回数制限を設けた方がいいんじゃね?と。この1年で検証してみたら、10%以上上昇した17銘柄中、16銘柄が再エントリー1回以内となっていた。このことから、再エントリーの部分が変更となった。
※2月の杉村倉庫のときも検討されてたが、そのときは「値付かずのストップ安があったら駄目とされていた」。
※「これはどうして今まで気付かなかったのか。結構衝撃的なデータとなった。パターン3は再エントリー1回以内からほとんどの場合上昇している」
※注:こういうことはルールを運用していればいくらでも出てきます。

○5月10日
・再エントリーをやめた途端に、レノバが暴騰した。ワロス。だが、ルール的・確率統計的にこれは見送りが正解。

・この月に他に取れてたのはこれ。

 

トレードライターになって分かったこと2

ライティングの仕事でデイトレに関する記事を書くことになったときに、私の長年の疑問が氷解しました。

以前から、大手投資サイトなどには、「この銘柄で板読みをするだけで、そんなに利益が出るんか?ボラが圧倒的に足りなくないか?」と疑問に思う記事がたくさんありました。

もちろん、そんな甘い話があるわけがないんですが。

もしも、そんな簡単に板読みで1日1万円の利益が出せたら、日本に100万人いるとされる高齢引きこもりの問題は解決されてしまいます。

しかし、大手サイトだったことから、「スゲーな……。世の中にはこんなシンプルな板読みで利益を出せる人がいるんだもんな……」と私は思っていました。

ところが、自分自身がライティングをやってみて分かりました。

ああいう記事は、最初に結論ありきでライターが書いていたのです。

「株で1日1万円稼げる方法を記事にしたらPVが稼げるだろう」というコンセプトで、ライターに記事が依頼されます。ライターは文字数を埋めるために、適当にネット上のデイトレや板読みの記事を漁ってきてコンテンツを作ります。結果、誰も検証しない結論だけは立派なゴミがネット上に量産されていたのです。

そりゃあ、デイトレが益々難しくなるわけです。ネット上でこんなトラップが量産されている背景に気付けるわけがありません。

ちなみに、私はデイトレの最も基本的な形は、日足で見て翌日に陽線になりそうな銘柄を、翌日の寄り付きで入って5分足でトレードすることだと思います。

このデイトレの基本が最初から示されていたら、私のデイトレの上達速度がもうちょっと上がったかなと思います。

今や、多くのアフィサイトで素人のライターが書いた未検証のデイトレに関する記事が溢れています。

また、ネット上の株式投資コンテンツが有害だと思う理由の一つに、天才トレーダーにしかスポットが当たらないことが挙げられると思います。

これにも、ちゃんと背景があります。

私もいくつか仕事を引き受けたことがあるのですが、カリスマトレーダーや株で利益を挙げている人に関する記事を書く場合、既に有名な人について調べるのは圧倒的に楽なのです。

そのため、10万円を1億円にしたとか、再現性の小さいスーパートレーダーにばかりスポットが当たることになります。

そしてまた、多くの日本人は、投資には宝くじやパチンコ、競馬のようなリターンしか求めていません。

この点で、需要と供給が見事に合致しているのです。

仮想通貨やIPO投機の盛り上がりを見ると、日本人はエコノミックアニマルと揶揄されても仕方ないんじゃないかと思うことがあります。

私のような投機家はともかく、日本で本格的な金融教育を導入しようと頑張っている人達は、この日本人の現実に絶望していると思います。

今後、日本から少数の天才投資家やトレーダーが生まれることはあっても、全体の金融リテラシーが上がることはないと断言できます。

ちなみに、私がおすすめするのは、素人は一切株をやらないこと。……というのはさすがに寂しいんで、日経平均が大暴落して売られ過ぎになったときだけ出動するのがいいと思います。

 

書評:「Learn Better」


あらゆる物事の効率的な学習法について、科学的なエビデンスに基づいて書かれた本です。「上達の法則」を分厚くして、より具体的な方法論にスポットを当てた内容となっています。

トレードスキルを向上させる最も確かな方法は、売買日記を書いて見直すことに尽きます。

私の場合は、売買日記を見直してトレード史としてまとめ、その内容をこのサイトにトレード日記という形て書き残しておくのも大きな効果を実感しています。

また、私は売買日記を書いたら、その日の内容を再考するために1時間ほど散歩に出掛け、ついでにスーパーで翌日の昼食などを調達してくることが習慣になっています。

また、順張りのスイングトレードしか手掛けていなかったものが、逆張りやデイトレも手掛けるようになったことで、順張りについてより深い学びを得られるようにもなりました。

一つのルールだけを手掛けるのではなく、順張り・逆張り、デイトレ・スイングトレード、買い・空売りと逆方向のルールも手掛けることでより大きな学びを得ることができます。

このような具体的な学びの方法論も重要ですが、何よりも学習の質を上げるのはモチベーションです。

学ぶ目的、スキルを身に付ける目的がなければ、いくら効率的な方法論を実行しても深い学びにはなりません。

学びのモチベーションは、「それを学ぶことは、自分の人生においてどのような意味があるだろうか?」という主観的価値に裏付けされます。

トレードスキルを身に付けるとしても、「トレーダーとしての経験を積むことは自分の人生にどんな意味があるだろうか?」「トレードスキルを身に付けると、どんな未来に繋がっているだろうか?」を考えたときに、明確な意味や価値を見出だせていること(=ワクワクすること)が重要になります。

トレードスキルを身に付けることになろうがならまいが、「自分自身の人生において、トレードスキルを身に付ける意味はなんだろうか?」と熟考するのは重要なことです。

そして、私が思うに、トレードスキルを身に付けるべき人はあまり多くはないと思います。

よく言われる「老後資金のために資産運用云々」にしても、トレードスキルを身に付けるより、75歳まで好きな仕事をする方が確実です。

ちなみに、私にとって株式トレードは「一人の世界でできる仕事」であり「コンテンツ制作の時間が取れる仕事」であり「勉強で専門スキルを磨ける道」だったことなどが、トレードスキルを身に付ける大きな意味や価値でした。

 

2018年4月 トレード歴74ヶ月(トレードライターになって分かったこと、「AI vs.教科書が読めない子どもたち」)

2018年4月

※2018年4月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○4月26日
・ブログで公開していたルールについて、200円以下の低位株で3年分検証してみたら、3ティックLCだろうが2ティックLCだろうが横ばいとなっていたことが発覚した。

・デイトレで取れていたものを都合よく載せると以下の通り。

 

トレードライターになって分かったこと

私は、株式投資ライターの仕事をするようになってから1年になりますが、この仕事の内容そのものが私のトレードに影響したことは完全に0です。

株式投資記事の作成という楽しくて仕方ない仕事で生活費を賄えることになったことは、トレードに多大なる好影響を及ぼしました。

しかし、株式投資ライティングそのものの体験が、トレードに与えた影響は完全に0であると言えます。

私がトレードで改善や新しい閃きが生まれるのは、統計を取ったり検証をしているときだけです。

私はトレードライターの仕事を請け負うことになり、「へー、こういう情報サイトがあるんだねえ」とか「こんなテーマ株があるんだねえ」とか「この銘柄は1年でこんなに上がってたんだねえ」とか、株式市場に関する知識や教養がたくさん増えました。

しかし、株式市場で利益を出すことに繋がる知識は何一つとして得られませんでした。

つまり、トレーダーがトレードライターになるのは難しくなくても、トレードライターがトレーダーになるのは絶対に不可能だと言えます。

トレードで利益を出すために必要なことは、売買日記や統計の検証です。また、確率統計思考(大数の法則)や規律です。

これらは、情報収集だけで学ぶことは絶対にできませんし、実践を継続しなくては身に付くことは絶対にありません。

また、このような玄人向けのコンテンツは求められていません。誰もググりません。

これは「売買日記の書き方」でググると、SEO対策をしてない趣味で作った当サイトがトップに来ることからも明らかです。

必然的に、ネット上に溢れる株に関するコンテンツは素人受けするものになるわけです。

少なくとも、今や株式投資に関することをググればググるほど馬鹿になる時代になってると言えます。

私は、株式投資のライティングを通して、株式市場の教養を学べるのが楽しくて仕方ありません。読み手の方にも、株式投資の教養がなるべく伝わるように努力しています。ただ、読み手がその記事を読んで利益を出せるようになるとは全く想定していません。

株式投資で利益を出すための情報としては、毎日15PV程度のトレード日記に書いてある情報が、私が作ってるコンテンツの中では間違いなく一番クオリティーが高いです。

 

書評:「AI vs.教科書が読めない子どもたち」

私が2018年に読んだ本では、この本とcisさんの本の二冊がトレーダー必読の本として挙げられます。

AIの登場はトレーダーとしても気になることですが、この本にはAIの現状について開発者視点で書かれています。また、確率の話が所々に出てくるため確率の本としても読めます。

現行のAIはビッグデータによる統計的手法(ディープラーニング)でデータ解析・処理を行っているため、AIは意味判断や価値判断をすることができないというのが要旨です。

私は、ゲーム攻略サイトを運営しているのでよく分かりますが、世界最強のAIであるGoogleの検索エンジンは意味判断や価値判断ができていないのは明らかです。

Googleの検索エンジンは供給量の少ないコンテンツを探し出すことに掛けては素晴らしい力を発揮しますが、供給量の多いコンテンツでは単に分量が多いだけのアフィサイトに騙されています。

これは、現行のAIが統計的手法によってデータ解析をしている何よりの証左と言えるでしょう。

では、トレーディングにおいて、AIはどのように使われるのか?

意味判断や価値判断ができない現行のAIがトレードにおいて人間に対して持つ優位性は、「アルゴリズム取引によって注文に掛かる時間が0になること」になります。

よく、AIは分析能力において人間を凌駕するからトレーダーを淘汰するみたいな話が聞かれますがそうではありません。また、現行のAIは統計的手法に基づいているため、勝率100%になることもありません(この点も本書では繰り返し書かれています)。

トレーディングにおいて人間がAIに対して不利なのは、注文するときにマウスを動かしたりキーボードを叩く物理的な行動が必要となる点です。

この優位性を発揮できるスキャルピングや秒単位のデイトレではAIは強みを発揮できますが、分単位以上のデイトレやスイングトレード、長期投資においてはAIの優位性は働きません(トレード執行における精神的負荷がないことは除く)。

つまり、現行のAIは超短期のスキャルパーやデイトレーダーを淘汰することはあっても、それ以上の時間軸のトレーダーを淘汰するには至らないものと考えられます。

※この本の中でも、トレーダーがAIに置き換えられてしまったという話が出てきていますが、これはマーケットメーカーのことだと思われます。

 

2018年3月 トレード歴73ヶ月(トレーダーの適性と強み、「幸福の資本論」)

2018年3月

※2018年3月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○3月9日
・2017年6月~2018年2月までの検証の結果、この1年で検証してきた逆張りルール4つのうち3つは素晴らしいとの結論になった。
※まあつまり、ルールってのは検証するまでに1年は掛かるわけですな。

○3月13日
「思ったんだが、逆張りデイトレ(直近で大きく下がっていて切上2陰線で入るもの)について、切上2陰線が出ずに上げていってしまうパターンがかなり多い気がするんだが……。これってつまり……。寄り付きで入ったらどうなってるってばよ?」
※下手に5分足中での逆張りとか考えずに、デイトレの基本は「翌日に陽線になりそうな銘柄を、5分足の寄り付きで入ればいい」ということから始めていれば……。

○3月14日
・逆張りのデイトレについて寄り付きで入ったらどうなるかを検証した。その結果、上手くいくことが分かった。
※このときグッジョブだったのは、-2%LC、-1%LC、-0.5%LCでちゃんと比較検証したこと。利食いも損切りも場合分けしてどうなったかをちゃんと検証することが大事。
・「順張りデイトレだと2%損切りが最適になるのに、逆張りの場合は損切りラインが小さい方がいいってのは面白いな。こういうのは検証しないことには分からん」

○3月15日~3月16日
・1月から検証を続けていたデイトレ順張りについて、ルールが確定した。

・「複数ルールを回すと、あたかも裁量トレードをやってるかのように見えるんだな。これは不思議だ」
※詳しくは2017年3月のコラムを参照。

※改めて売買日記を見直してみると、進歩や変化ってのは日々の継続の末に徐々にしか起こらないってのがよく分かる。

 

トレーダーの適性と強み

「デイトレード」に書いてある「デイトレで生活費を得て、スイングトレードで資産を作る」という文面はマーケティングだと思います。これは誰にでもできるものではありません。

誰にでもできるものではありませんし、その実態は非常に辛いものがあるというのが現実です。

まず、トレードで安定収入を得るのは不可能です。長い目で見ればトータルでプラスにすることは難しくありませんが、不確定要素を取り除くことは絶対にできません。

不安定なトレード収入で毎月の生活費を賄う精神的負荷は想像を絶します。これは体験してみなければ分かりませんが、体験しないことをおすすめします。

「労働で生活費を得て、トレードで資産を作る」が絶対的におすすめであり、合理的です。

また、これはトレードに限りませんが、人間できないことはできません。苦手なことは苦手のままです。だから、自分の強みを発揮できる領域で勝負することが重要です。

私はスイングトレードには適性があったと思いますが、デイトレには適性があるとは思えません。現在もデイトレのルールはありますが、日足で陽線になりそうなものを狙い、5分足の寄り付きで入るという簡易なものだけです。

自分の世界に浸りながら独り言を常に言って、自分とコミュニケーションを取り続けてないと寂しくて死んでしまう私にとっては、トレーダーとフリーランサーというのは最強の組み合わせです。

しかし、一人の時間を楽しめない性格の人にとっては、トレーダーは地獄の環境だと思います。そういう人にはトレード自体をおすすめしません。

私は、デイトレーダーを目指し、体験してみたことで、改めて「自分の強みを生かす」ことの重要性を認識しました。

特に、トレーダーの強みはストック(資金量)にあります。ストックが多ければ多いほど、フローも増えます。

トレード資金から生活費を賄うというのは、社会においてトレーダーであることの強みを削ぐものです。

収入チャネルをトレードだけにして生活することはおすすめできません。

社会におけるトレーダーの強みは何か?(それはスバリ、ストックである)。

この重要性は、どれだけ強調しても足りることはありません。

強みとは具体的には、フローを生み出す源と定義できるかと思います。

多くの仕事では、ストックは単なるストックに過ぎません。貯金が増えたからといって、収入には何の影響もありません。

しかし、投資家やトレーダーは違います。投資家やトレーダーにとってのストックは、多くの人とは異なる意味を持ちます。

社会におけるトレーダーの強みは何か?

その強みを生かして豊かに生きるには、どうすればいいか?

この問いの重要性は、どれだけ強調しても足りません。

 

書評:「幸福の資本論」

幸福に生きるための人生戦略を、金融資本、人的資本(稼ぐスキル)、社会資本(人間関係)の3つの視点から考察した本です。

日本でデイトレやスイングトレードを両立できる仕事は自営業や深夜バイト、フリーランサーなどに限られていますが、人的資本について書かれた第二章は兼業トレーダーにとっても参考になります。

これはあまり話題になりませんが、これから人生100年時代を迎えるにあたっては、トレーダーが抱える暇という大問題を多くの人が抱えるようになると思います。

投資は、死ぬまで続けられる趣味も兼ねますが、問題なのは時間をほとんど消費できない点です。

この本でも書かれているように、自分の好きなことで稼ぐ道を確立することは、人生のQOLの観点から見ても益々重要になってくると思います。

人生100年時代における最も合理的な戦略は、好きな仕事を死ぬまで続けること。長生きした場合の保険である年金は70歳まで繰り下げ受給するに限ります。

自由を体験したことがない多くの人は、「老後の楽しみは自由だ!」と憤慨するかもしれませんが、それは自由に対して幻想を持ってるだけです。

私みたいに、趣味が人一倍多い人生を歩んできた遊び人ですらも、3~5年程度でやりたいことが枯渇してしまったわけで……。

 

2018年2月 トレード歴72ヶ月(祝!トレードの大学院に入学!?、「残酷すぎる成功法則」)

2018年2月

※2018年2月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・杉村倉庫の影響で、あるルールの条件が見直されるように。
→どのようなルールであれ、再エントリーの回数は定義しておきましょう。

○2月19日
・ルールが増えてきたため、全てのルールを含めたエクセルの収支ファイルを作った。
※詳しくは2017年2月のコラム参照。

○2月21日
・東証一部銘柄で+10%以上順行した銘柄については、その銘柄数が少ないときのみエントリーとしておいて統計を取っておいたが、別ファイルで全ての統計を取っておくことに。
→これは後に役に立つことになった。
→どのようなルールでも、データは付けられるだけ付けておいて問題ない。

 

祝!トレードの大学院に入学!?

前回の続き。

1月には「トレードの大学院に入学する」とワクワクしてブログを書き続けていました。

そして、2月始めにとんでもないことが……。

マジかー!!こんな仕事があるんかー?!

実を言うと、「デイトレで生活費を稼ぎ、スイングトレードで資産運用する」ことを目指していたものの、トレードで全てを賄うことに精神的な限界を感じていたことも確かでした。

そのため、「副業で生活費を稼いで、トレードはデイトレも含めて運用に特化できたらいいなあ」と思っていました。

これは、その願望が成就することを願って、2017年10月に作って部屋に張っておいたビジョンボードです。

 

そして2018年2月、とある経緯から株式投資コンテンツの作成(ライティング)という仕事があることを知りました。

こうして私は専業トレーダーの道を卒業し、フリーランサー兼業トレーダーになることになりました。

点だった全ての願望が一つの線になって降ってきたとしか思えません。

本当に、それがどんなことであろうと、現時点の自分からはどんだけ不可能に思えることであったとしても、目標は意図しておくもんやな……と思います。ああ、もちろん目標を意図するだけじゃなくて、ちゃんと行動しないと駄目ですぜ。

フリーランサーとして生活費を賄うようになったことは、私のトレード環境に全面的に良い影響を及ぼしました。

専業トレーダーを夢見る人は多いですが、専業トレーダーはおすすめできません。

不安定であるが資産を大きく増やせるトレードに対して最も補完的なのは、やればやるだけ収入になる労働収入です。

また、トレーダーは暇も大問題になってきます。やりたいことや趣味なんてものは膨大な自由の前では精々もって3年です。

この点においても、労働は補完的です。

 

書評:「残酷すぎる成功法則」

巷に溢れている成功法則を科学的な根拠に基づいて検証された本です。

個人的に一番知りたかった「目標を意図すること」と「感謝すること」の効果について検証されていないのは残念でしたが、全体的にまとまっている良書です。

特に、第三章では、「認知的再評価」について書かれています。

「認知的再評価」とは、現実に対する解釈を変えることです。

例えば、私は単にブログを書き始めただけなのに、「これはトレードの大学院の課題なんだ!」と本気で思い込んでワクワクしました。

そして、その過程でトレードライティングという仕事と出会うことになり、今でもトレードライティングの仕事は「トレードの大学院の授業」だと思ってやっています。

このように、現実への解釈や意味を変える効果は決して馬鹿にできません。どんな馬鹿げた妄想であろうと、行動に繋がり、その行動を継続させるモチベーションになることがあるからです。

認知的再評価によって目標を意図するときには、現実世界や時間という制限を取り払うことがポイントです。

例えば、私は現実世界の成功に対してはあまり羨ましいと思えることがありませんが、ゲームや漫画などの世界に対しては羨ましいと思う体験がたくさんあります。

そのような現実的ではないワクワクする体験を、現実で体験したい目標として設定すればいいのです。

ちなみに私は、2018年から2020年に掛けては友達と「リアル20世紀少年ごっこ」をやる計画を進めており、少なくとも2018年は最高の体験になりました。

また、2019年はリアルで映画のようなゾンビサバイバルを体験したいと思っており、計画を進めています。

私のこのような性質は一般的には理解されないと思いますが、少なくとも私の主観では全て現実化しています。

意図した目標が現実化しないと思ってる人は、意図した目標が本当にワクワクするものかどうかを考えてみるといいかと思います。

例えば、大金が欲しいとか、結婚したいとか、家が欲しいとか。その目標は本当にワクワクするものなのか?

社会が推奨する世俗的な成功にワクワクしないなら、時間や時空を取っ払ってワクワクする目標を意図することが大事です。

現実世界にワクワクする目標がなくても、ゲームや映画、漫画の世界にワクワクする理想があるかもしれません。もしくは、過去にあったけどもう体験できないと思い込んでいることにワクワクするかもしれません。

無意識の内に「そんなの実現するはずがない!」と思考停止するのではなく、現実世界で体験できるとワクワクすることが大事です。

認知的再評価の一例を挙げると、「もう一度、学生生活を体験したい!」と思ったら、今通っている職場を学校だと思い込めばいいのです。

ちなみに、私はこの方法を使って、2012年に中学時代を、2015年に高校時代を追体験しました。

 

2018年1月 トレード歴71ヶ月(トレードブログを始めてみた、「勝ち続ける意思力」)

2018年1月

※2018年1月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○1月19日
・この2ヶ月のデイトレの統計を検証した所、ドカンといくのは滅茶苦茶下げてる銘柄。そして、デイトレは9-10時で確定となった。更に、この日から順張りで入れそうなパターンも見てみることになった。
※仮説を出す→標本を集めて検証して結論を出す→また次の仮説……。この繰り返しでしか新しいルールは出てこない。見直してみると、アイデアはいきなりは出てきてないのがよく分かる。徐々に徐々に変化していって、それが大きな変化に繋がっている。

 

○1月22日
・「興味があるのは、5分足寄付き買い(日足で陽線となるパターン)か、それがLCになって下げた場合の寄り付き復帰買い(日足で下ヒゲ陰線になるパターン)」。
※ここに来てようやく、デイトレで一番シンプルなのは、翌日に陽線になりそうなのを、5分足の寄り付きで入ればいいんじゃね?と気付いた。

 

○1月24日
・順張りデイトレの演習。「やはり、分かりやすいのは、直近の抵抗ラインを抜けて新高値を付けていく展開か」「直近高値抜け後に調整が入った場合というルールでいいかもしれんな」。

※こんな感じのチャートを集めて、以後標本を集めて検証していくことになった。

 

トレードブログを始めてみた

前回の続き。

「全ての願いは既に叶っている」「意図したことは全て叶う」としたら、「(この世界には存在しない)トレードの大学院に入学して修士号を取る」と意図したらどうなるのか?

この願望を意図してからしばらくしたら、「トレードブログを更新すればいいのでは?」というアイデアが浮かんできたので、1月1日から「実際の運用を通して確率統計思考とはどういうことなのか?」を示すためのトレードブログを更新することにしました。

始めの内は、トレード以外にも適当なコラムなども書いていたんですが、この下書きだけでもワクワクが止まらず。

「4月からトレードの大学院に入学だ!」と思ってブログを毎日書いていました。

引き寄せの法則が炸裂した次回に続く!

 

トレードブログの効果

トレードブログは毎日更新していますが、この習慣を続けたことによってどのような効果があったのかを説明します。

このルールは、2015年2月に確立した「ツイン統計波」と命名した東証一部の順張りルールなんですが、ブログを公開したことで新たな気付きや発見がたくさんありました。

このブログを公開した時点では、過去の古いルールだと思っていたんですが、再びシステムに組み込むことにもなりました。

やはり、人の目が入ると、公開するにあたって考えたり気付いたり検証したりすることになるため、新たな気付きが得られるようになります。

人に教えたり、コンテンツを公開することで、自分自身が一番学ばせてもらえます。

ブログやSNSで発信することは、PVを得られるかどうかは抜きにしても、トレードの学習体験として非常におすすめの方法です。

 

書評:「勝ち続ける意志力」(再レビュー)

この本は、2016年分にもレビューしたんですが、このレビューを書いた2017年には埋め合わせ的にレビューしたという背景があります。

その後、何度も読んだことによって、トレーダーとしても必読の本であると確信したため再レビューします。

特に、この本の第二章は必読です。

トレードにおいても、簡単に勝てる方法や勝率の高い方法が世に出回る(積極的に宣伝される)ことがあります。

売買日記や統計を付けて検証したり、テクニカルツールを数年間使い続けて精通するといった話は、重要であっても多くの人の耳には入りません。

トレードが特殊なのは、ルールの真似をすること自体にはスキルの差が生じないことにあります。

例えば、オシレーターが売られ過ぎを示していたとして、それを確認して入ることは誰にでもできます。

ただ、長年に渡ってあるルールやテクニカルツールに精通していると、迷いが生まれずにブレなくなります。

重要なのは、まずは自分の手で何か一つルールを確立すること。一つ目の軸となるルールを確立してしまえば、あとはそのルールの統計を取っていれば、そのルールに対する逆張りの派生ルールなども生まれてきます。

つまり、売買ルールそのものよりも、自分の手で売買ルールを生み出す過程や考え方の方が圧倒的に重要です。

例えば、私がブログで公開しているルールは、{-1%、-1%、+3%}の塊を作ることでトータルプラスになるという考えが裏にあります。

しかし、これはいくら文章や言葉で説明したとしても、実際の資金曲線を体験したり、エクセルで自分の手で統計を取ってみないことには、実感を持って理解することは不可能です。

自分の手で確立したルールは、自分だけしか知らないルールになることが多いです。この点は不安に思うかもしれませんが、だからこその強みになります。

 

2017年12月 トレード歴70ヶ月(引き寄せの法則が腑に落ちた、「神様とのおしゃべり」)

2017年12月

・9-10時に絞ってデイトレの統計を取っていった。

・スイングで取れたのでいったらこれ。10%利食い目標で+14.25%TS。

 

・これも10%取れた。

 

・東証一部銘柄の逆張りではこれが取れた。なお、珍しく10%到達したための逆張りの逆張りの買いはLCになった。

・教訓や閃きを得たら、淡々と統計を取ったり、ルールを執行するだけになるため、書くようなことがなくなってしまう。

~~

ありがとう2017年!!!

 

引き寄せの法則が腑に落ちた

「ザ・シークレット」と出会ってから10年、引き寄せの法則の実践を3年以上続けていたら、ようやくあることに気付きました。いや、気付いたというか、ようやく腑に落ちたというか。

続編が出るということで久しぶりに読み返してみた「神様とのおしゃべり」に、「全ての願いは滞りなく完璧に叶っている」ということが書かれており、(前に読んだときに引いた)線が引かれていました。

で、ちょうどこの頃、「どんだけ楽しい体験をしても、絶対に心は渇いて儚くなるよなあ」ということを体験したばかりでした。「反応しない練習」にも全く同じことが書かれていました。

まず大前提として、「既にこの瞬間に、全ての願いは滞りなく完璧に叶っている」。にも関わらず、なぜ悩みは尽きないのかというと「心は渇くものだから」。こう考えたら、滅茶苦茶腑に落ちたんですね。

今までは、「叶わない願望があるから苦しい」と思っていた。そうじゃなくて、どんだけ願いが叶ったとしても「人間の心は渇くものである」。つまり、「仮に全ての願いが叶っていたとしても、人間の心は渇くものである」。

引き寄せの法則でありもしない極楽浄土の人生が訪れると期待していたことに、全ての元凶があった。

「全ての願いは滞りなく完璧に叶っていた」のに、「心は渇く」からそれに気付いていなかった。

引き寄せの法則の実践をやってきて、いくつかは実現して「スゲー!マジかー」となったけど、いくつかは叶わなかったと思っていた。けども、解釈次第では全部叶ってたんじゃないか?

と言うことで、2017年の12月に1ヶ月掛けて、「全ての願いは意図した瞬間に滞りなく全て叶っている」という観点から自分史の検証を行ってみました。
※全部コピペして、Google Document上で赤ペン先生して検証してみた。自分史を書いておくと、こういうときも役に立つのです。

検証結果:一致率100%。何一つの例外なし。幼少期から今現在に至るまで、人生の全ての時期において、あらゆる願いが滞りなく完璧に叶っていた。そうとしか言いようがない。

例えば、「トレーダーになる」という願いも最初から叶っていたと言えます。

私にとって、トレーダーとして成功することで得られる最も魅力的なものは「自由な時間」だったわけです。これは一番最初から手に入ってた……。

私が、一番最初に思った「トレーダーになりたい」という願望のニュアンスで一番強かったのは「自由な時間が欲しい」というもの。もっと正確に言うと、「好きなことをやりながら、専門的なスキルを磨きたい」というもの。この願望は一番最初から叶い続けていた。

その後、継続していく内に、「そろそろ目に見える結果が欲しい」とか「トレードで安定収入が出来たらいいなあ」とか「デイトレが出来るようになったらいいなあ」とか、新しい欲求を意図していった。で、全て叶っていった。

って言うか、トレードに限らず、何もかも全部叶ってるじゃねえか!!解釈だ!引き寄せの法則の正体ってのは、解釈だったんだ!と、テンションが上がりました。

引き寄せの法則というのは、「人生解釈の法則」と言い換えた方が分かりやすいかもしれません。

意図した願いは、人生解釈を変えることで、既に全部叶っている。

それで、「全ての願いは滞りなく完璧に叶っている」ということを前提に考えれば、大事なのは「想像力を使って、どう意図するか?」になります。

で、これがまた難しい。そう簡単にワクワクする未知なる願望をイメージ出来たら、苦労しねーわ!的な。

つまり、この解釈に変わったことで、「願望が叶わない煩わしさ」ではなく、「願望がイメージ出来ない、想像できない煩わしさ」に変わりました。煩わしいのは、何も変わってない……。

「全ての願いは滞りなく完璧に叶っている」と気付いたとしても、何も変わらない。心は渇くから、一生苦しいのも変わらない。

つまり、引き寄せの法則が腑に落ちたからといって、何も変わらない。

いずれにせよ、私は最初から間違っていたわけです。

「引き寄せの法則が上手くいかない」なんてことはなく、「引き寄せの法則は常に働いており、全ての願いは滞りなく実現していた」。

最初から間違った認識だったから、「どうやって意図すれば、願望が引き寄せられるか?」という間違ったアプローチからの行動をし続けていたわけです。

「いいなあ」と思ったことは無意識に意図するんだから、「データを集めること」にフォーカスした行動をすることだったんですわね。

引き寄せの法則を具体的な行動に落とし込むとしたら、良い気分になる習慣と感謝の習慣に加えて、データ集めのための行動をすることになるかと思います。

さて、私は工学部卒で、修士課程に対する憧れみたいなのがちょっとだけあります。でも、折角修士号を取るんだったら、やはりトレードで取りたい。しかし、トレードの大学院ってのは世界中に存在しないのです(多分)。

だから、「トレーダーで修士号を取る」と意図したら、この世界にどういう反応が起こるだろうか?とワクワクしたのです。
※願望のニュアンスを正確に言うと、いきなり全てをすっ飛ばして修士号を取るのではなく、「トレーダーの修士号が取れる大学院に入学して、そういう日々を送りたい」。

引き寄せの法則によると、この願望を意図した瞬間に叶うわけです。つまり、道が現れるはずです。

そうしたら、「ブログを更新すればいいんじゃないのか?」というアイデアが出てきました。だから、2018年の初めからブログを書くことに決めました。

この目標に対してやることが出てきたので「願いが叶った!」と解釈し、「2018年4月からトレードの大学院での日々が始まる!」とワクワクしながらブログを更新し続けていきました。

さあ、ここからどうなったか?

 

書評:「神さまとのおしゃべり」

潜在意識やスピリチュアルの考え方を非常に分かりやすく網羅してある本です。

みつろうと神様との対談形式で進んでいくため、とても分かりやすく面白くておすすめです。

引き寄せの法則でも自己啓発本でも、一番大事なのは「ワクワクする目標を設定すること」と言っています。

ただ、潜在意識には時間が流れていないため、今現在の(理想とは遠い)自分が成長して、理想の自分になるということはまずあり得ません。

ワクワクする理想の自分になっている未来が先に存在していて、そこに到達するというイメージです。既に、理想の自分になってると解釈することが大事です。

私はエンタメコンテンツの制作もしているんですが、 「最後はこういう形になればいいなあ」と滅茶苦茶ワクワクするイメージがあると、とてもクオリティーの高いものになることが多いです。

0の状態からコンテンツを作りあげていって、最終的にある程度のクオリティのコンテンツが出来ているのではありません。

どうやったらその形に至るかは全く分からずとも、「こういう形になったら滅茶苦茶ワクワクするなあ」というワクワク感があり、そのワクワク感に従ってコンテンツを作っていくと、クオリティの高いコンテンツになっていたということです。

言ってみれば、山の頂上だけが見えていて、「あの山の頂上に行けたら最高だろうなあ!」と滅茶苦茶ワクワクするけども、頂上に至る道順は全く分からないし、自分がそこまで登れるかどうかは分からない。それでも、山の頂上にいることをワクワクして登っていったら辿り着けて、「最高の探検だったな!」となるみたいな感じです。

「今の自分に出来るとは思えないけど滅茶苦茶ワクワクする目標」を持つことが一番大事なんだと思いますね。

では、そのような滅茶苦茶ワクワクする目標がなかったら、どうすればいいか?

行動して色んなことを体験して、理想となるようなデータを集めることにフォーカスすることです。

続編の「悪魔とのおしゃべり」もおすすめですが、基本的なことは「神さまとのおしゃべり」に全て網羅されています。

 

 

 

2017年11月 トレード歴69ヶ月(高齢引きこもりがお金を稼ぐ方法3、「LIFE SHIFT」)

2017年11月

※2017年11月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・クロスキャットに、双信電に、良い感じ。

 

〇11月7日
・現在ブログでも掲載しているスイングトレードのルールが、トランプ相場で2016年は+100%(年率+50%)になってから、2017年は年初から一時-60%(年率-30%)までドローダウンしていたんだが、遂にプラ転まで回復した!
※なお、以下の図は2017年1月1日から10月31日までのもの。

〇11月9日
・「デイトレのルールがもう一つ欲しいなと。切り上げ2陰線でなくて。例えば、陽線狙いで入るとしたら、寄り付きで入るか、下落後に寄り付きまで戻ってきたら買うかみたいな」
※後に、これがきっかけになり、デイトレのルールが増えることになりました。
※こういうのを見ると、ルールが閃くかどうかは、結局、継続することがカギなんだと思う。トレード本やトレードブログを読んだ程度で閃くことはない。いかに継続するか。淡々と統計を取る作業から新しいアイデアが閃くとは、それを始める前はとても信じられないんだが……。

・5分足チャートを見てれば、何かが閃くかもしれないということで、特にデイトレ出来そうにない場合でも、意図的に売買日記に5分足を掲載することにした。

 

〇11月24日
・「思ったんだが、デイトレって大抵の場合、9時-10時だよなと」。
※デイトレを始めて2年3ヶ月、ようやく気付きました。それと同時に、トレードを本格的に始める前からよく聞いていたけど、意味が分からなかったこと、「デイトレーダーにとっては朝の9-10時はゴールデンタイム」みたいな話の意味がようやく分かるようになってきました。
※この気付きの何がでかかったかというと、デイトレのルールをこの時間帯に固定出来るようになったことで、ルールが固定されるようになったこと(特に、銘柄選びに一貫性が出たことが大きい)。この時間帯以外のサインは完全無視となったことで集中力的な負荷も精神的負荷も軽減された。

 

高齢引きこもりがお金を稼ぐ方法3

無形の資産を築く

フローを確立して、日常生活を楽しむための消費を最適化したら、余ったカネや時間を何に投資するかということになってきます。

これは人それぞれなんで、答えはありません。

趣味に使ってもいいし、副業に力を入れてもいいし、資格を取ってもいいし。

どうぞ、ご自由に!

ただ、一つ指針があるとしたら、無形の資産の形成に繋がるものに自己投資すべきです。

◇無形の資産を築く

無形の資産とは「LIFE SHIFT」でラベル化された概念で、一言で言うと「課税できないけど、価値を生み出す資産」のことです。

例えば、次のようなことです。
・お金を稼ぐスキル
・プラス思考
・健康的な肉体
・人脈
・家族との良い関係
・趣味
※この中で特におすすめしたいのが、健康のための運動・筋トレ天国言葉(感謝)を習慣化することです。この二つはやってみないと、その絶大な効果を実感することは出来ません。だから、つべこべ言わずにやれ!

このように、直接的に金銭換算することは出来ないけど、人生において大きな価値を生み出す無形の資産を築くことが今後益々重要になってくると思います。

これらの無形の資産をしっかり築いておけば、仮に日本が財政破綻したとしても、豊かな人生を送ることが可能です。

この中でも、自己肯定感を確立することは非常に重要です。これこそが、モチベーションの源になります。

※補足

少ないフローで大きな効果を生み出してくれる無形の資産の活用や形成は、トレーダーとして成功するためにも滅茶苦茶大事です。

遊んでくれる親友や趣味がある人と、ストレスを解消するためには余計なカネが掛かる人とでは、トレーダーとして成功するにはどっちが有利か?

家族やパートナーや友達がいる人と、孤独を紛らわせるために余計なカネが掛かる人とでは、どっちが有利か?

心身ともに健康な人と病気がちな人とでは、どっちが有利か?

「無形の資産」というラベルが付かなくても、冷静に考えてみれば当たり前のことですが……。

種銭(ストック)の有無も大事ではありますが、楽しい日常を送るために必要な生活費(フロー)がどの位必要かというのも非常に大事なことです。

 

◇自己肯定感を確立する

普通とは違う人生を送る場合は、自己肯定感や人生肯定感を確立することも重要になってきます。

具体的に言うと、日本という共同体へのアイデンティティを捨てて、アイデンティティを自分自身の人生に持つことが大事です。「社会に迷惑を掛けてても生き残ってやるわ!今日死んだ奴の分まで生を楽しんでやるわ!」みたいな、自己肯定感を強く持つことです。

「~~歳まで引きこもっていた」というと、一般的には可哀想な人生だとか、人生を舐めているとか言われるかと思います。

しかしこれはあくまで、日本の社会で共有されている価値観からの判断に過ぎないのです。

そして、この価値観に共鳴してしまうと、(その価値観で価値があるとされるものを持ってない・経験していない)自分を責めるようになってしまう。

その価値観に共鳴してしまうのは、アイデンティティーを日本や日本人に置いているからです。

人間の世界には、様々な価値観の持ち主がいます。

私のように、「自然災害や戦争や病気は人類のために神が創ってくれた素晴らしいものである」という特殊な価値観の持ち主も存在します。一方で、「自然災害や戦争や病気は人類の敵である」という価値観の持ち主もたくさんいます。

これはどちらが正解ということはなく、この世界には様々な価値観が存在しているということでしかありません。価値観の優劣が分かることは絶対にありません。

自己肯定感を説明するときに私がよく話すことがあります。

たとえ独裁者や凶悪犯罪者が群衆の面前で処刑されたとしても、その本人が「俺様はよくやった。最高の人生だったぜ!」と思ってれば、それは誰にも変えられないことなのです。

社会的には、「群衆の面前で処刑された者は不幸だった」とされます。しかし、それは本人にしか分かりません。

確かに、多くの人に危害を加えた独裁者や凶悪犯罪者が不幸であって欲しいという気持ちになるのは分かります。しかし、その決定権は常に最後まで本人にあるのです。

最近は、幼児教育などでも自己肯定感が注目されてるようですが、自己肯定感が最も高い人種は独裁者や凶悪犯罪者であることはあまり知られていません。

つまりは、「引きこもり生活は素晴らしい。とても有意義な体験だった」という価値観を確立すればいいのです。その具体的な方法としては、自分の人生の楽しかった出来事の感想を意図して連呼することを習慣にすることなどが挙げられます。

このように自分の人生を最上のものとする価値観・アイデンティティを確立しつつ、社会貢献をしていくというのが、引きこもりから豊かな生活をするための基本方針になるかと思います。
※引きこもりに限らず、このグランドデザインは全てにおいて共通です。社会貢献や人間的成長なくして成功するのは相当困難であると思われます。
※更に言うと、社会貢献というのは本人の主観で社会貢献であると思えるかどうかが全てです。つまり、凶悪犯罪者であっても「俺のしたことは人類に多大なる貢献をした」と思える自己肯定感の持ち主なら……。現に、毛沢東もスターリンも英雄です。

社会に迎合した価値観・アイデンティティを持ったまま社会貢献しようとすると、どうしても罪悪感や引け目が出てきてしまうため、力が最大限に発揮できません。それは、社会にとっても勿体ないことです。

高齢まで引き込もっている人に対して、世間は都合良く不幸だとか可哀想だとか認定してきますが、きっと普通の人生では体験できない楽しいことがたくさんあったんでしょう。

これはお世辞でも何でもなく、私自身が色んな人の自分史を見てるからこそ思うことでもあります。

どんだけ成功しようが、引きこもっていようが、人間が体験できる人生になんて、ほとんど差は出ません。主観的体験の量は皆同じ24時間だし、快楽や興奮にしても脳内の電気信号の範囲内の差しか出ない。

何をしようが人生に差なんて出来ないんだから、好き勝手やりたいことをやって生きた方が面白いってなもんです。それにしたって、自分の主観で勝手に「好き勝手面白いことをした」と認識してるだけに過ぎません。

 

グランドデザインまとめ

以上、高齢引きこもりからのグランドデザインをまとめると、こんな感じになります。

1.生活費を賄うフローを確保する(高齢引きこもりの場合は障害年金+最低賃金、クラウドワークスもあり)
2.同時に、消費スキルを確立して、消費の生産性を上げていく。
3.余ったカネや時間を無形の資産の形成にぶっぱする。

しかし、こう書いてみると、44歳の引きこもりからでも金持ちになるのは難しくないです。44歳引きこもりから65歳までに資産1億円作るのも、そんなに難しくないと思います。

44歳まで引きこもっていても成金になるのがそんなに難しくないんだから、日本は本当に良い国です。好き勝手やりたいことをやって楽しく生きた方が絶対いい。

なお、この話の肝として、「モチベーションがあること」は大前提です。

「44歳まで好きで引きこもりをしていた人が、そのようなキャリアを善しとしない日本で這い上がる方法はいくらでもある」ということを伝えたかったのです。

日本はセカンドチャンスがない国だとか異分子に厳しい国だとか言われているけど、それはあくまで表のレールの話なんであって、実は日本ほどマイノリティー・アウトサイダーに優しい国はないんですね。

私はかつて日本の社会にたくさん不満を抱えていた時期もありましたが、今では、一体どういう風に生きたら日本で不幸になれるのかが全く分かりません。

最低賃金と社会保障で保護されていて、物流にネットに世界最高レベルの社会インフラが整備されていて、世界最高レベルの食とコンテンツがとんでもなく安い値段で享受出来る。この国ではどうやったって貧しくなりようがない。

何をどうやったら、この世界一豊かな国で不幸になれるのか?

よくある不満は労働環境がブラックってことでしょうか。

さっさと仕事終わらせて一人だけ先に帰ったらええやん、転職したらええやん、死ぬ前にやめればええやん、としか……。

会社を辞めたら貰えるカネが減る?フリーターや派遣で気楽に生きていけばええやん。日本は豊かな社会だから、それでも余裕で楽しく生きていけるよ?

全てはアイデンティティを世間や社会に委ねていて、自分の価値観を持ってないことが元凶です。

アイデンティティーを社会に委ねているから、何百万も掛かる結婚式をしなければいけない、35年ローンで新築を買わなければいけない、子供には良い教育を受けさせなければいけない、老後資金を貯めなければいけない……。

これでは、自分や家族を最大限に喜ばせるとは限らないものに使うお金を稼ぐだけで人生が終わってしまいます。一時の承認欲求や恥を回避するために貴重な資源であるお金や時間を使っているんだから、苦しくなって当然です。

世間体や恥や安定などの幻想でしかないもの、支配者が従順な労働者を作り出すために生み出した幻想を大切に守ろうとするから苦しくなるんです。

私みたいに村の空気のルールに従わない異分子からしたら、一体何を守るためにそんなに苦しんで生きるのか全く理解できません。

いつ死んだとしても「最高に楽しかった!ありがとう!」と言えるように生きていきたいものです。

 

書評:「LIFE SHIFT」


「人生100年時代」のライフスタイルについて書かれた本です。今後のライフプランを考えるにおいては必読の本と言っていいでしょう。

専業トレーダーになると、経済的に上手くいくかどうかは別として時間だけは有り余ります。

しかし、3年から5年もすれば、やりたいことをやり尽くしてしまうことでの暇という問題が起きます。

「自由さえ手に入れば、死ぬまで一生やりたいことが出来る!」なんてのは幻想です。圧倒的な時間があれば、やりたいことなんてすぐになくなります。暇が大問題になってきます。

現実的な話として、定年退職した多くの日本人は、一日の大半をテレビを見て過ごす生活をしているという統計も出ています。ソース

トレーダーとして成功することの目的が、資産を作って早期退職することにあるのだとしたら、自由に対する幻想から早めに脱却した方がいいと思います。

トレードは「死ぬまで楽しい仕事をして過ごすための資産運用スキル」です。

定職があるのに、わざわざその強みを手放してトレーダーになりたい人がいるのが、私には全く理解出来ません。

好きな仕事で生活費を賄い、トレードで資産運用するが最強だと思います。労働収入で運用を賄うのは効率が悪く、トレードで生活費を賄うのは精神的負荷が掛かるためです。

「死ぬまで楽しく働いて過ごす」と決めてしまえば、年金や老後の問題なんてなくなってしまうのです。

 

2017年10月 トレード歴68ヶ月(高齢引きこもりがお金を稼ぐ方法2、「逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密」)

2017年10月

※2017年10月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○10月13日
・3陰線パターンでも、こういう風に取れているのもちゃんとあった。

○10月23日
・この月は3陰線パターンが好調だった。

※でも、問題はトータルでどうなの?って話なんですわな。月トータルで大きなプラスになる月があったとしても、年トータルではトントンに収束してはいかん。逆に、月トータルでマイナスになる月があっても年トータルでは右肩上がりの資金曲線に発散していけば問題ないわけで。

 

高齢引きこもりがお金を稼ぐ方法2

価値を低コストで手に入れる方法を確立する

障害年金と最低賃金でフローを確保したら、次は数年間掛けて消費スキル(生産性の高いお金や時間の使い方)を身に付けていきましょう。

◇消費規律の確立
消費規律というのは、お金を使うときに「これは自分の人生において価値があるものか?」と考えて消費する習慣のことです。お金を使う行為は全て、価値を手に入れるための投資であるという意識を身に付けてください。
※安く買えるサイトやメルカリで買う、クレカで年金払いする、スマホはMVNOで運用するなどのコスト削減も消費スキルの一環です。
※消費規律を身に付ける際は、家計簿を付けるといいです。家計簿を付けている内に、「価値>価格だろうか?」と考える習慣が身に付いてくれば、家計簿を付ける必要はなくなってきます。

消費規律を確立するには実践あるのみです。自分にとっての豊かさは何か?価格や労力に見合った価値はあるだろうか?と考えて消費することが習慣化されるだけで、人生に豊かさがもたらされます。

この習慣が身に付くことによる効果は次の通りです。
・消費行動を通して自己規律が身に付く。
・「自分はどんなことにお金を使えば喜ぶのか?」を追求することで、幸福度を上げる生産性が向上する。
・浪費がなくなり、生活コストが下がり、種銭を貯めやすくなる。

 

◇価値を手に入れるコストを意識する
消費スキルや消費規律の確立と同時に、娯楽に掛かる費用や時間などをダウンロードで合理化していくこともアリです。

ここで重要なのは、自らの行為を時給換算して考えるという習慣です。

例えば、250円で買える価値をネット上で5分で落とせれば、時給換算すると3000円に相当します。この場合、労働で得られる時給が3000円以下だったら、ダウンロードを活用した方が合理的ということになります。
※ダウンロードで捕まる確率は0%であるため、リスク管理の観点から見ても合理的であると言えます。

欲しい価値を手に入れるために、お金を使うか、時間を使うか。この使い分けを徹底することが大事です。

「欲しい価値をゲットすること」を目的として、最もコストが掛からない方法で価値手に入れる。そのためにはどうするか?

欲しい価値は最小のコスト(お金or時間)で手に入れて、その上で余ったお金と時間を自己投資(無形の資産の形成)にぶっぱすべしというのが基本方針になります。

ダウンロードを駆使するというのは抵抗がある場合もあると思うんですが、この方法で消費を置き換えていけば、自己投資に回せるお金を捻出出来るのは確かです。

自分の人生と業界の未来、どっちが大事か?

自己投資して、自分自身が豊かな生活を確立するのがまず先です。それから、いくらでも業界に貢ぎましょう。

日本では弱者が強者の味方をすることが多いです。

そのポジション取ったら益々弱者になるだろ!ってポジションを取る人が余りにも多すぎます。

東日本大震災のようなことが起きたら、生きるためにスーパーやコンビニの食べ物をタダで食べますよね?だって、死んでしまったら、社会貢献出来ませんもんね。つまり、社会のためにも略奪せざるを得ないわけです。

これを平時でもやればいいんです。と言うか、やるべきなんです。ネット上で社会に対する不平不満を述べる時間があるんだったら、ネット上で略奪すべきなのです。

自己投資して自分が社会貢献出来るようにならなければ、それは社会の損失になります。

このような社会貢献第一の価値観を身に付けるためにも、後述する自己肯定感を身に付けることが重要になってきます。自己犠牲は社会にとっても迷惑です。

~~

価値を手に入れるための習慣をまとめると、次の2つになります。

・お金を使うときは、「価値>価格」を考える。
※価値に見合う価格なら、どんなに高くても買う。価値に見合わないなら、どんなに安くても買わない。
・時間を使って価値を手に入れるときは、「この行為は時給換算すればいくらの価値になるだろうか?」と考える。

数年間掛けてじっくりと、この2つの行為を完全に習慣化してください。

お金と時間は人生において何よりも貴重な資源です。

例の記事の高齢引きこもりの人は月のお小遣いが6万円だそうですが、消費とダウンロードで価値の部分は据え置きで、消費額を徐々に下げていきます。

そのようにして温存したお金と時間を自己投資に使っていくわけです。

親に持ち家があって活用出来たら、障害年金と最低賃金でフローを確保しつつ消費規律を身に付けるだけでも相当に豊かな生活をすることが出来るようになるかと思います。

とにかく大事なのは、社会は助けてくれない、自分で何とかするしかないということを認識すること。そして、活用できる環境や権利を最大限に使うことです。

目標に向かって、焦らずに1ステップずつ達成していくことが大事です。1年間掛けて病院や市役所に行って障害年金を受けとるために頑張る。次の1年で、最低賃金を活用出来るようにバイトをしてみたり、クラウドワーキングをやってみる。1日5分でもいいので、何かやってみる。

PRESIDENT ONLINEの記事が酷いと思うのは、高齢引きこもりという社会のレールから外れた人に、社会のレールに乗った生き方をさせようとしていることにあります。

そんなの不利になるに決まってるだろ!取るべきポジションが違うんだっての!

高齢引きこもりが労働収入を主にして生きていくってのは、個人投資家が機関投資家がするような鞘取りをするようなものです。そもそも勝負すべき場所じゃない所で勝負しようとしているんだから、不利になるに決まってます。

レールから外れたんだから、労働収入はあくまで他の収入源を増やすためのツールとして捉えるべきなんです。

ただ、表に出てくるような雑誌や記事には、高齢引きこもりのようなレールから外れた人にとって有益な情報を書けない事情があります。

だって、消費規律を確立するとか、違法ダウンロードを活用すべしなんてアドバイスが、PRESIDENTの一般読者の目に触れるようなことになったら、どうなります?

もしも、中流以下の日本人全員に消費規律が身に付いて、ダウンロードの習慣が身に付いたら、日本経済は死にます。

だから、高齢ひきこもりに対する有益なアドバイスとしては、障害年金を貰うというような普通の人には活用できない方法しか書けないのです。

このように、情報を得るときは、相手の立場に立って、その裏にあるキャッシュフローから考えることが大事です。これだけで、少なくとも情報商材詐欺に引っ掛かることはなくなります。

次回に続く!

 

書評:「逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密」


社会的に不利な状況や、持ってないと不利になるとされているものが、むしろ強みになることがあります。

この本には、社会的に不利とされるアウトサイダーが既得権益を活かして成功した話が多数掲載されています。

ただ、いずれの場合も、アウトサイダーはアウトサイダー故の強みを生かし続けたからこそ上手くいったということです。

アウトサイダーがメインストリームと同じ戦略をとったら淘汰されるだけ。

社会のレールから外れたら、太平洋戦争のときの大日本帝国のような現実を無視したポジションを取るのではなく、現代の北朝鮮のようなポジションを取るべきなんです。

北朝鮮の徹底して核ミサイル技術の確立だけに注力するというその生存戦略は、アウトサイダーが生存競争を勝ち抜くためのモデルとして非常に参考になります。

ただ、アウトサイダーの戦略は絶対に社会には理解されません。だからこそ、誰もやらない独創的な戦略になるため、利益を享受出来るわけです。

私が推奨するのは、アウトサイダーは最新テクノロジーとマーケットメカニズムに信用三階建てすべしってことです。

既得権益を持った奴等がそれを明け渡すことは絶対にあり得ません。

そのため、最新テクノロジーとそれによってもたらされるマーケットメカニズムの変化に賭けるしか可能性はないです。

この20年で、インターネットがどれだけ多くの変化をもたらして新たなマーケットを作り出してきた(破壊してきた)ことか。

20年前にはネット証券がまだなかったため、個人トレーダーという職はなかったのです。

 

この本をレビューするために読み返していたら、第二次世界大戦時のロンドン空襲についてこんな記述がありました。

「空襲というものが初体験だったロンドン市民は、さぞ恐ろしいことにちがいないと予測した。(略)そして、いざ空襲が始まり、何ヵ月も何ヵ月も爆弾が雨あられと降ってくるなかで、リモートミスを経験した人びとは、思ったほど恐ろしくなかったと感じる。(略)どうやら勇気とは、困難をくぐりぬけたあと、「思ったほどきつくなかったな」と感じたときに湧いてくるものらしい」

 

とても信じられぬことですが、人間は空襲ですら適応してしまうんだから、あらゆる恐怖は思い込みに過ぎないってことでしょう。

この本に書かれている「人間は怖がることを怖がっている」とはまさに言い得てると思います。

 

2017年9月 トレード歴67ヶ月(高齢引きこもりがお金を稼ぐ方法、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」)

2017年9月

※2017年9月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・前の月に改定したルールが、山王、メタップス、エンバイオHDと4連続10%利食いとなった。

・4の4、勝率100%、月率+20%(10%利食い*4、資金管理50%より)。
※注意:このページだけ見た人が勘違いしないように書いておきますが、こういうときもたまにあるということなんであって、これがデフォでは断じてありません。

・一方、5月のバックテスト時点では最も期待されていた3陰線パターンは、細谷火が北朝鮮が何もしなかったことで-13.60%LCに(チャートはない)。
※ちなみに、8ヶ月ほど取った統計はトータルではトントンに。一応トータルマイナスではない。

・5月時点では同じような好成績が期待されるとワクワクした2つのルールだったが、見事に明暗が分かれた形となった。

・更に、節目抜けから10%順行した銘柄の逆張りパターンでも、保土谷・ディスコ・ルネサスが見事に利食い(ルネサスは省略)。本当に統計は嘘をつかないねえと。バックテストは嘘をつくけど。

 

○9月29日
・上記の、節目抜けから10%以上まで行った銘柄を逆張りで取るルールの統計を見ていて閃いた。この逆張りで10%まで順行した場合は、そのまた逆張りで取れるんじゃね?と。検証の結果、半年分のデータで+22%となることが判明した!
※つまりどういうことかと言うと、1030円が抵抗ラインの節目で、1050円終値で買いサインが出た銘柄の10%順行ラインは1155円となる。東証一部銘柄で節目抜けから10%以上順行する銘柄はほとんどないため、1155円以上になったら逆張り売りを仕掛ける(これが逆張りのルール)。しかし、この逆張りからまた10%順行することはまずないため、10%まで順行した場合は逆張りの逆張りの買いを入れて取れるということ。つまり、順行幅で逆張りのスクリーニングをするということですな。こういう諸作業が多くなるため、逆張りは順張りに比べて複雑なルールになりやすい。順張りは節目を抜けたらエントリーするだけなんで非常に単純。
※こうして、統計からまた新たなルールが生まれた。

 

高齢引きこもりがお金を稼ぐ方法

その衝撃的な記事が話題になったのは、2017年秋のことでした。

PRESIDET ONLINEに掲載されたその記事は、5ちゃんねるを始めとして大きな話題となり、私自身も非常に大きな衝撃を受けました。

その記事のタイトルは「44歳ひきこもり「僕もお金を稼ぎたい」

これまで紆余曲折にサバイバルな人生を送ってきた私には、レールを踏み外してしまったマイノリティー・アウトサイダーの役に立ちたいという思いがあります。

この記事は、そんな私への挑戦だと勝手に思ったのです。

恐らく、この記事から誰よりも色んなことを調べて考えたんじゃないかと思います。

トレーダーになるのは余りにも厳し過ぎる道になるため勧めませんが、高齢引きこもりから豊かな生活が出来るようになるまでのグランドデザインを示すことは出来るんじゃないかと。

全て私の自己満足に過ぎませんが、日本でレールから外れた場合どうすればいいのか?その逆襲のグランドデザインを余すことなく書いていきたいと思います。

このグランドデザインを一言で書くと、障害年金や最低賃金やクラウドワークスなどでフローを確保して、消費規律の徹底をして、それで余った時間やカネを副業や投機のようなスキルを磨くことに自己投資するというものになります。

それでは、3回に分けて詳しく説明していきます。

 

フローを確保する

まず、日本で弱者に用意されているセーフティネットは、生活保護や雇用保険などの社会保障と最低賃金だけということを理解することが大事です。

そして、この二つを最大限に活用することです。

◇負債を活用して障害年金を受給する

生活保護だと所得があると減らされてしまうので、まずは障害年金を貰うことに全力を尽くすことです。

ネット上では生活保護が目の敵にされてますが、真の狙い目は障害年金です。
※障害年金は個人情報保護がされており非課税であるため、受給することによって他者にばれることは絶対にないそうです。そのため、就職や結婚においても支障になることはないとのことです。

さて、老齢年金や障害年金も生活保護と同じように国の財政を圧迫しているのに、なぜそれほど叩かれないかというと、その裏にある利権の強さにあります。

生活保護を叩くように、「財政圧迫しとるんじゃ。カネがなくなった老害は自己責任、さっさとくたばれ!」というような風潮には、様々な利権が交錯するために出来ないのです。

なお、日本でこの利権が弱くなることはあと30年位はありませんが、これから生まれてくる子供達が喜んで負担してくれることでしょう。まだ生まれていない子供達よ、ありがとう。

で、どうしても障害年金が貰えない場合は、市役所から紹介された面接に落ちるという”実績”を積むことによって、生活保護や障害年金を貰えるようになる可能性が上がるそうです(5ちゃんねるの当該ニューススレによると)(※1)。

更に言うと、一度断られたとしても、何度も何度もチャレンジすることが大事だと思います。障害年金や生活保護の支給基準は国で決められているものですが、それを解釈して運用するのは現場の人間です。法律で決まっている支給基準は変わりませんが、人間の解釈は感情によっていとも簡単に変わるものです。特に、補助金を支給する公務員の仕事は書類仕事であるため、書類さえ揃えて再チャレンジすれば支給されるかもしれないです。

このような相手側の背景を、相手の立場(この場合は公務員)に立って、自分の頭で考えていくこと(この場合は「どうすれば補助金が支給されるか?」)が大事です。
※自分が補助金を支給する公務員の立場であったらどう考えるか?横柄な態度を取る人と、一生懸命ながら本当に困っている人のどっちに支給したくなるか?

そして、補助金が支給されるようになったら、その細則をしっかりと読み込んで理解しておくこと。不正受給に当たらないことをしっかりと確認しておくこと。あとは、そうやって線引きしたスレスレのラインで美味しく税金をいただきましょう。

 

※1:補足

とんでもない負債は、強みに化けることがあります。

かの英雄カエサルが偉大な功績を残せたのは、天文学的な借金を盾に出来たからというのは一部では有名な話です。

まさに、リアル世界でトリックルームが発動するようなものです。

「引きこもっていた」という履歴は、社会でプラスになることはまずあり得ません。しかし、生活保護や障害年金を貰うということにかけては、プラスに働くのです。

中途半端な負債が資産に化けることはまずありませんが、とんでもない負債は一転して強みに化ける可能性があります。

だから、とんでもない負債を持っていたら、「それが強みに化ける場所はないか?」と考えてみることが大事です。

 

※2:補足

この件で障害年金について調べていて思ったことがあります。

障害年金を受け取れるのは、2級か3級に認定された場合になります。

ただ、仕事に影響があるレベルの障害とされる3級の場合は、厚生年金じゃないと障害年金は支給されないんですね。国民年金では、生活に支障があるとされる2級に認定されないと障害年金は支給されないんです。

例えば、コミュ障が酷くて発達障害の3級と認定された人が2人いたとします。

一人は就職して厚生年金に入っているけど、もう一人は就職出来なくて国民年金だったら、支援が必要なのは後者にも関わらず、前者にしか支給されないという。

これは、おかしいよなと。

この件に限らず、日本では弱者保護を謳いながら、本当の弱者を益々窮地に追い込む制度が少なくありません。

正社員になれた人を保護する一方で、正社員になれなかった人を非正規スパイラルに追い込んでしまう解雇規制はまさにそれです。

では、このような保護されない弱者になってしまったらどうすればいいのか?

残酷なようですが、強くなるしかありません。なお、ここでいう「強くなれ」というのは、社会的に弱者に認定されて既得権益を手にするということを含みます。

 

◇最低賃金orクラウドワーキングを活用する

障害年金が貰えるようになったら、最低賃金を最大限に活用することに舵を切るといいです。また、最低賃金は、夜間は25%割り増しになります。

自らに有利に働く制度が社会にあるんだったら、最大限に活用するに限ります。

(最低賃金のせいで)どこにも雇ってもらえないんだったら、補助金が貰える職業訓練を受けるといいかと思います。それでも雇ってもらえなかったら、無限ループで職業訓練を受けて補助金を貰い続ければいいかと。
※ただ、職業訓練は一括支給ではなく、1ヶ月の内に1日でも訓練を休んだら貰えなくなるらしいです。「なんとしてでも税金をくれてなるものか!おめえにくれる税金はねえ!」という国の意思が見て取れます。

なお、クラウドワーキングでテープ起こしやライティングをやった方が時給が高くなるならそれもありです。

さて、ここで重要なのは、日本人であるということです。世にも悪名高い外国人研修制度では、外国人を最低賃金以下で奴隷労働させているわけですが、日本人は最低賃金で守られているため、そんなことは出来ません。日本人に生まれたことを感謝して、この既得権益を最大限に活用しましょう。

とにかく、利用出来る既得権益を全て活用して、強くなるしかないんすね。社会で既得権益にあり付けないんだったら、自分で引き金を引いてシマウマを食らうしかない。

なお現在、日本は生産人口減少という人類史上未体験ゾーンである人口動態トレンドに突入しています。

このトレンドは大量移民を受け入れない限り、あと2~30年以上は続くため、人手不足はあと2~30年続く可能性が高いです。

これは朗報以外の何物でもありません。

これから最低賃金の大幅な引き上げもあり得ます。また、不動産価格の暴落もあり得ます。

これから日本で起こると想定される、この二つのトレンドは最大限に活用するといいです。

次回に続く!

 

書評:「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」


この本は、日本版「金持ち父さん 貧乏父さん」とも言える本であり、「FP3級の教科書」の応用編とも言える本です。

特に、フローをなるべくストックに残すために、個人と法人を使い分けるの項目は、個人的にとても参考になりました。

株式投資についてはトレードスキルがあれば参考になりません。が、大半の人の場合は、この本に書いてある通り、「投資をしないことが最大の投資になる」ため参考になるでしょう。

日本では、表向きには給与所得者が優遇されているように見えます。私もつい最近までは、計算上で給与所得者は優遇されていると思っていました。

しかし、これは逆を言えば、表向き優遇されてる所からしか税金を取るしかないということでもあります。

そこから外れた”弱者”から搾取するわけにはいかないのです。

個人トレーダーは弱者として扱われます。職歴としては認められません。

しかし、これは逆を言えば、弱者としての特権を与えられているということでもあります。

トレーダーの何が優遇されてるかというと、まず何と言っても税制です。

給与所得や事業所得なら最大55~65%が課税される所、株なら20%で済みます。

これほどフローをストックに残しやすい所得は、合法的なビジネスでは他にありません。

また、特別口座で源泉徴収すれば、確定申告の所得欄に書かなくてもよいため、国民健康保険の支払いでも優遇されます。トレード収入がいくらあろうが、国民健康保険は低所得者軽減で年間16800円ほどにすることが可能です(個人的体験に基づく実話)。

ただ、これらの恩恵を今後も享受し続けることが出来るかというと、相当厳しいと思います

団塊世代が後期高齢者入りする2025年問題も控え、日本の少子高齢化と財政難は益々悪化していく一方です。

そのため、マイナンバー紐付けもされてることから、株やFXの税制が変わってくることも予測されるかと思います。

分離課税で20%は変わらなくても、国民健康保険に収入が紐付けされるのはそう遠くないと思います。

※この本は何度か改訂されており、2018年4月現在で最も新しいのは文庫版の「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」となっています。マイナンバー制度についてなど、いくつか追記されている箇所があるため、購入する際は最新版を買いましょう。