2013年7月
※2013年7月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
※2013年7月の1ヶ月はシミュレーションのつもり売買。
○7月2日
・東電をレンジ抜けで買い、+5.59%の利益のまま保有。
※注:これはナイスデイトレ。ただ一つ、これは順張りの三角持ち合い抜けで仕掛けているんだが、これは逆張りの三角持ち合い抜け。反発したとしても、5MAで持っていられるのは700円程度まで。
○7月3日
・東電は寄り付きで大幅下落となり、+2.54%決済となった。
※注:保有したこと自体に問題はない。ただ、アベノミクス相場全盛時とは違い、中々爆発はしていかない。株価というのは、このチャートパターンになったらこうなるというような物理法則に従って動くのではなく、人間が感情で動かしているものなのです。
○7月5日
・三菱UFJ+2.06%決済、ソニー+2.71%決済。
※注:これは中々動かないということで決済したが、テクニカル的に考えるとナイス利食い。日足で見ると、直近高値から半値戻し以上がほぼ完了した場所で入っているため、ここからどうなるのかが分からないライン。日経平均が戻し調子に入ってくれていたお陰で利食いになったという感じ。
・6月の結果を受けて、終値エントリーにやや懐疑的になったこともあり(?)、日足の終値ではなく5分足でブレイクした所で入ることが多くなった。しかし、結果はLCラッシュ。
※注:これは聖杯探しですな。5分足で入るのも終値で入るのも、メリット・デメリットがそれぞれにあるため、どちらが優れているというのはない(取れるエントリーも出てくるものの、損切りもそれだけ増える)。重要なのは、自分に合うルールを一つ決めて、それを一貫して継続すること、統計を取ること。ただ、自分のルールに懐疑的になって、他の方法を試してみるというのは、自分のルールを一貫するしかないと開き直るためには必要な体験なのだと思います。
・群栄化学をストップ高で買って、そのまま保有。何回も入り直した。
※注:日足のテクニカル的にも、直近高値抜けの順張り買い、問題なし。で、こういうエントリーは5分足で入ることでしか取れない(ストップ高だから終値では入れない)。ただ、だからといって、終値でのエントリーが5分足で入るエントリーと比べて劣っているということではないのです。
・UNITEDを同様にして買った。
○7月8日
・群栄化学+11.89%、UNITED+16.88%保有(画像は省略)。
○7月9日
・群栄化学+6.43%決済。
※注:利食いの是非はともかく、取れてる銘柄にはちゃんとした共通点がある。それは、ボラがあること。
・UNITEDは+7.35%決済。
※注:寄り付きで-10%利益を減らしているが、日足のどういう所でトレードしているのか?を考えたら驚くようなことではない。そして、こういう銘柄は、既に売り圧力パンパンであっても、どこまで行くのかは誰にも分からない。
※ちなみに、この終値再エントリーはLCになるも、その後は6000円も超えていった。
○7月16日
・野村HD+4.56%、東電+22.29%保有(画像は省略)。
○7月17日
・東電+17.03%で決済。
※注:終値エントリーからの保有。ボラのある銘柄に入ること、これに尽きる。
○7月24日
・アドウェイズ保有していたのが-6.03%LCになるも、デイトレで+13.15%。
※注:デイトレ+13%の根拠は前日高値抜け。ナイストレード。終値エントリーでもデイトレでもいいから、ボラのある銘柄に入ってさえいればいいのです。同じ1~2%のリスクを取るんだったら、精々5%までしか順行しない銘柄と、30%位まで爆発・暴落しそうな銘柄のどっちに入るのかと。
○7月29日
・日経平均暴落で、ケネディクス+9.50%、ソニー+3.56%、SBI+8.78%(画像省略)。
○7月30日
・ケネディクス+5.74%決済。
※注:レンジ割れの空売りで入っているが、これは順張りじゃなくて逆張り。だから、10%で利食いしておくのがベターだった(もちろん、この時期にはそんなことには気付いておりません!)。
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・利食いも多かったが損切りも多かったため、収支はややマイナスとなった(81トレード13利食い、勝率16.05%)。ただ、デイトレ部分のエントリーをなくしたらトータルプラスだったということで、デイトレ部分をなくして終値エントリーで行けばええんだなということで、シミュレーション期間は1ヶ月で終了となった。
※更に、この月から遂にExcelで収支を取るようになった!
※なお、全て3%利食いとしていれば、78トレード、勝率38.48%、月率+25.40%というとんでもない結果になっていたことを知るのは、これから約2年後のこととなる。
トレードとコミュ力
前回、私にとってトレーダーが魅力的だったのは、自分の世界に没頭出来る仕事であるというのも一因だったと書きました。実際、一人の時間を楽しめるスキルは大いに役に立ちました。
ただこれ、”人付き合いが好きじゃない性格の方がトレーダーに向いている・有利である”とは断じて一言も言ってないですからね。ここ、絶対に勘違いしないでおいてくださいね。
トレーダーになるというのはどういうことなのかというと、全ての仕事の中で最も習得するのが難しいスキルを習得するということです。
就活が上手くいかなかったから、人付き合いが好きじゃないから、その逃げ道としてトレーダーになるというような姿勢では、養分にしかなりません。
まあ確かに、トレーディングには日本社会で必要とされてるような協調性やコミュ力は必要ないです。ただ、それ以上に習得するのが圧倒的に難しいスキルが必要になります。
逆を言えば、トレーダーになれるんだったら、どんな職業にも就けるということです。どんな道も選べるけどトレーダーになりたいという人が、トレーダーになります。
トレーダーになるにはコミュ力は必要ない云々……ってのは、金融を軽視する風潮のある日本社会特有の思い込みだと思うんですね。
そもそも、「デイトレーダー」って聞いて、どういう人物像を思い浮かべます?
私の場合は正直に言うと、トレーダーになる前までは、デイトレーダーというのは、ちょっと引きこもり的なイメージがなかったかと言うと嘘になります。
とんでもないですよね。
トレーダーというのは、マーケットや心理学のスペシャリスト・専門家以外の何物でもなく、あらゆる職業の中で最も合理的に判断する人達です。常にプラス思考で明るく前向きで、私生活においても多くの規律を守って生活している。
ちょっと盛った部分もありますが、これがプロのトレーダーの実態です。
デイトレーダーに引きこもり・コミュ障的なイメージがあるのって、日本だけですからね。デイトレーダーって、日本ではあんまり良くないイメージがあるけど、欧米では普通に尊敬されているそうです。自分でリスクを取って投資するんだから、投資家以外の何物でもないと。
では、どうして日本では、デイトレーダーに対して何となく暗いイメージが付いてしまっているのか?これは、証券会社の陰謀の一つなんじゃないかと思います。
(社会的にはあまり良いイメージがない)引きこもりでもカネを稼げるよ的な社会的イメージを形成することによって、マーケットに養分を集めたいという思惑が働いているんじゃないかなと思うのです。もしも、プロのデイトレーダーの実態を明かしたら、誰も入って来なくなってしまうんで。
あと、私の場合は、”人付き合いが嫌い”ということじゃなくて”一人の時間が好きで好きでたまらない”んですよね。
それに、トレードで結果が出てなかったときも、普通に人生を謳歌してましたし。トレーダーとして成功しようがしまいが、「人生は楽しい」「いつ終わってもハッピーエンド」という結論が揺らいだことは一度もありません。
この時期(2013年7月)も未来が不安だったことは間違いないですが、それでも毎日笑顔で楽しんでました。2013年の思い出を語らせたら、楽しかったこともそうじゃなかったことも一日中話していられます。2013年をこの世界の誰よりも愛している自信があります。
だから、コミュ力の有無よりも圧倒的に大事なのは、前向きなプラス思考だと思います。
会社が嫌だからとか、人付き合いが好きじゃないからとか、そういう逃げの理由でトレーダーを目指すんだったら、今すぐに退場することをおすすめします。
トレーダーになるためなら何だってやってやる!!という強い意志をマーケットの神様に示せるかどうか。
書評:「思考は現実化する」
世界的ベストセラーとなった成功哲学に関する本です。原題は「THINK AND GROW RICH」。
大学3年のときに初めてこの本を読んだときの衝撃は忘れられません。私の人生観を大きくプラスに変えてくれた一冊でもあります。
トレード本の中で一番読むべき本としては「ゾーン」を推しますが、全ての本の中で読むべき本を挙げるとしたら、私は間違いなくこの本を推します。今までに、自己啓発書と呼ばれる本を200冊前後読んできましたが、この本以上はないです。
特に、逆境に対する考え方は必読です。
「逆境の中には、それがひどいものであればあるほど、その中に逆境のひどさに見合った、強力な幸せの種子が隠れているのです。不幸を幸運に変える、つまり、逆境であればあるほど、貴重な体験を重ねることができるのです」
「大きな成功というものは人々が敗北感に屈してしばらく経ったときにやってくるものである。敗北とは本当にいじわるなもので、皮肉なペテン師のようなものである。そしてこのペテン師は成功の一歩手前で人々を挫折させることを、何よりも喜びとしているのである」
「ときには何者かが陰に隠れていて、あらゆる種類の失敗を経験させることによって、忍耐力のテストをしているように思えるときすらある。だが、その失敗にもめげず、挑戦を続けている人たちだけが目標に到達するのだ。このとき、世界はこう叫ぶだろう。「おめでとう!あなたならきっとやり遂げると思っていた!」」
私も、どうにもならないような逆境に何度も何度も直面しました。「マーケットで利益を出す方法なんて存在しないんじゃないか?」とすら思ったこともあります。でも、そういう逆境がある度に、より深く考えるような精神的負荷が掛かります。事態を好転させるようなアイデアはいつも逆境がきっかけとなって生まれてきました。













