2012年4月
※2012年4月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
○4月2日
・ファミマは反落して+1.9%保有。アイフルは大幅続伸+7.55%となり、+9.5%保有。キター!!!!
※以下、アイフルの日足の拡大図。
・トレイリングストップを終値から2%下の181円に設定した。
※注:高値は187円であるため、+10%利食いラインの186円で利食いすることが出来た。運良く10%まで行ったのだから利食いすべきであるのだが……(東証一部銘柄のボラの知識がないため、+10%行くのが当たり前のように思っている)。
○4月3日
・アイフル下落となり、トレイリングストップに掛かり7.1%利食い。
※注:+7.1%取れたわけで、初心者にしてはナイストレードだった。
・その後も、順張り買いと思った銘柄を買っていった。が……。
○4月4日
・日経平均。
3ヶ月続いた上昇波動の終わりは意外と静かに……。「トレンドラインを割ってしまった……」と気付いてはいたが、それでも順張り買いの銘柄を買い続けた。
○4月5日
・日経平均続落。売買代金250位までで、買いサインなしと判断。うーむ、これは空売りなんだろうけどなあと。
・と言うことで、今年の目標は空売りが出来るようになること(つまり、信用口座を開くこと)となった。で、信用口座を開くには、株取引の経験(1~3年以上)と金融資産の大きさ(100~200万円以上)が問われるそうだ。だから、まずは買いだけで資金を200万円にしよう!そして、信用口座を開こう。それが今年の目標。
※注:確か、この当時の資金は約80万円だったと思います。
・なお、アイフルの利益は、ファミマ-0.4%、アドバンテスト-1.3%、セガサミー-2.4%でほとんど相殺されてしまった(画像は省略)。
・と、上述した目標が出来たため、日経平均の上昇トレンドが終わったような感じではあったことは分かっていたが、それでも順張り買いでエントリーを続けた。
○4月9日~4月30日
・LCLCLCLCLCLCLCLCLCLC。…………。が、とにかく続けることだ、ちゃんと損切は出来ている!と自己正当化して継続した。
・テクニカル的には、例えば……。
※注:これは三角持ち合い抜け(上値抵抗線抜け)で買った。これは、直近高値圏で買い玉を保有したトレーダーの売りが入ってきそうと考えると、直近高値から真横に抵抗線を引く方が適当。テクニカルの形だけを真似してエントリーしている(それよりも、順張りエントリーの定義が一貫していないことが問題)。
・こんなこともあった。
・損切りラインは”上下のトレンドラインの下となる370円”。だが、安値でLC。
・この2日後……。
・あと1ティック、あと1ティック耐えてくれていれば……。「結果論であるが、LCを2%の369円にしておけば、振り落とされずに済んだ」。
※注:これは際限がない議論。LCラインはあるラインに決めてしまうしかない。
・と言うか、もし再エントリーしていたらと……。再エントリーの概念を習得した!
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・と、このようにして2012年4月は幕を閉じて、トータルではマイナス(-3.9%)だったんですが、「ただ、楽しいね」と。
・本当に思うのは、何も分かってなくて滅茶苦茶なトレードではあるけど、損切りだけは徹底して、売買記録を取りながら続けてくれたこと。タイムマシーンに乗ってこの当時の自分にアドバイスするとしたら、「それでいい。ありがとう」としか言いようがないです。
規律ある消費
この時期には、トレードと同時並行して始めた習慣があります。それは、消費スキルを鍛えることです。
お金のスキルというのは、収入、運用、消費の3つに分類されると思ったんですね。収入・運用がないのはこれから鍛えるとして、消費だけは徹底していこうと。この時代に生き残るために、今出来ることは全部やっておきたい。
ただ、単に節約するだけでは苦しいだけです。それで思ったのは、(一つの指標として)国民年金が月6万円貰えるわけだから、住居費以外で月6万円の生活だったとして、それで満足いく楽しい生活を送れるようにしたいということです。つまり、ただ節約するんじゃなくて、滅茶苦茶効率の高いカネの使い方が出来るようになろうと決めました。
それで、売買日記が書き終わったら、その日の復習を兼ねてスーパーまで散歩に行って翌日の昼食を買ってくることにしたんですね。あと、毎週金曜日には焼肉をやろうと。で、焼肉って、それまでは勝手に高いものだと思ってたんですけど、スーパーで買うと家族4人で食うとしても3000円以内で腹一杯食えるんだなと、これは知らんかったわと。消費はスキルなんだと考えてからというもの、こんな感じの発見が今までに数え切れないほどたくさんありました。
例えば、毎日スーパーに行ってると、食べ物の相場というのが分かってくるんですね。専業主婦も面白いことやってるんだなあと。消費ってのは、限られた生活費で最大の満足度を得る最適化ゲームじゃないかと。
売買日記を書き終わったら、スーパーまで散歩に行く。週末金曜日には金曜日の夕日を見てから焼肉を食う。夜には、仲間達とコンテンツ制作をしたり、ポケモンBW2をやったり。2012年はこんな日常が続きながらも、とにかく売買日記を書き続けていきました。
※今になって思うと、売買日記を書き終わってからのこれらの習慣が見事な条件付けになってたんだと思います。意図してやったわけではないんだけど、このようなご褒美を自分に与えることが、トレードを続ける条件付けになっていたんだと思います。
消費スキルというのは、「その価格はどんな価値に対して払っているものか?」を考えてカネを使う思考・習慣を身に付けることだと思います。それに価値があれば(価格に十分見合っていれば)、高くても買う。価値がなければ、どんなに安く叩き売られていようと買わない。食費や携帯代、国民年金なども含めて、全てのカネを使う行為は投資であると考えてカネを使う。
この習慣を継続していくと、消費規律が身に付き、自分の価値観を第一に消費行動が取れるようになるため、無駄な浪費がなくなっていきます(価値がなかったモノ・サービスにカネを使ったとしても、それで学習するようになるため、一時的な浪費はあっても、長期的に見たら全ての消費が投資になる)。このスキルはトレーダーになるか否かに関係なく、身に付けるべきスキルであると思います。
○消費を抑えるためにやったこと一例
・クレジットカードを使うようにした。
※国民年金もカード払い。キャッシング・リボ払いは一切使用せず。
※楽天カードかYahoo! Japanカードで実績を作ってから、リクルートカードプラス(現在募集停止中)かレックスカードにするのを推奨(2017年6月現在)。
・欲しいモノは出来るだけ安い店で買う。
※私の場合、趣味であるゲームと音楽のCDはJoshin(CDでポイントを溜めて、ポイントはゲームで使う)で買います。
※プリンタのインクは、Amazonマーケットプレイスで中古の純正品を半額以下で仕入れる。ここ最近は、メルカリの方が安く仕入れられますな。
※本はなるべくAmazonのマーケットプレイスで買う(モノレートで過去の中古相場を見て高値で掴まないようにする)。更に、Amatenを使うことで、Amazonで買う商品は全てが実質-5%以上引きに(95%以下になったときに仕入れる)。
・スマホをMVNOにした。
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それで、この当時は、毎週金曜日には、意図して夕日を見るようにしていたんですね。高度経済成長期の頃の日本人は、三丁目の夕日を見て、未来に希望を持っていたらしい。でも今だって、こんなに素晴らしい「2010年代の夕日」が出てるじゃないか。今はカネを稼げるスキルを持ってないけど、未来への希望だけは誰にも負けてなるものかと。
「日本の未来は暗い」「日本の若者には絶望的な未来しか待っていない」「この時代に希望なんて持てるはずがない」と世間では言われているけど、まさに自分はその筆頭の立ち位置にいるのかもしれないけど、未来は明るいと信じ切ってやる。たとえそれが社会の中でマイノリティーであろうと、日本が沈んだとしても、自分だけは栄光を掴んでやる。
だから、今見てるのは、「1960年代の夕日」なんて比べ物にならないほど素晴らしい未来が待ってる「2010年代の夕日」なんだと。今の自分に出来ることは、消費を徹底して、売買日記を書き続けていくしかないけど、「あのとき、もしも何かやっていたら……」と、未来で後悔することだけはしたくない。未来は明るい。いや、明るくしてやるんだと。
書評:「デイトレード」
タイトルは「デイトレード」ですが、デイトレーダーでなくても必読のトレード本です。トレーダーの成長過程やトレーダーとマーケットとの関係性について書かれた本では、この本の右に出るものはないです。
トレードスキルが身に付けば、世界中のどの場所にいても、ネット上からカネを合法的にダウンロード出来るようになります。煩わしい人付き合いも、理不尽なサービス残業もする必要がなく、(予習・復習時間を含めて)9時-16時の仕事で、あとの時間は全て自由に使える。他に仕事をしてもいいし、趣味に全振りしてもいいし、家族サービスに使ってもいい。それでいて、得られる報酬は青天井と来たものです。
しかし、その領域に至るまでの授業料は想像を絶するほど高いです。茨の道なんてものじゃない、恐らく今までの人生で体験したことのない最も過酷で厳しい道を歩むことになるでしょう(続けられればの話ですが)。言わば、人生の総力戦になるかと思います。
ただ、この道は本当に楽しいし、自分自身の人生と向き合うこれ以上ない機会が得られることになるでしょう。トレーダーの報酬って、表面的にはカネや時間の自由なんだと思うんですが(私自身もそれが目的で始めたし、継続してきました)、私的にはそれ以外にもたくさんあると思うんですね。でも、その報酬はこの道を歩むことでしか分からないし得られない。
とまあ、そんな過酷な道を希望を持って歩んでいくためのメッセージがこの本には書かれています。特に、トレーダーはまず内面から成長して、その成長は表面上には結果として現れないというのは、この道で一番辛いことなんじゃないかと思います。収益という目に見える結果としては出てこないから、成長してる実感が得られない。でも、内面では絶対成長している。だから、諦めないで続けることがとにかく大事。
あと、これは個人的なことですが、266ページに書かれているこの記述にはとても感銘を受けました。
「ポジション・トレードやスウィング・トレードは富を築くことを主眼においたものである。他方、デイトレードは日々の生活の糧を得るものである」
つまり、デイトレで生活費で稼いで、スイングで資産運用する。マーケットでこんなことが出来るようになればいいなあと、初めてこの本を読んだときに思いました。








