2018年8月 トレード歴78ヶ月(フリーランサー兼業トレーダーのお金の話~税制・青色申告~、「FACTFULNESS」)

2018年8月

※2018年8月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・8月1日、売買ルールについて文章でまとめてみた。
※ルールが増えてきたら必ずやりましょう。

・8月1日、逆張りのあるルールについて、トレンドが発生して場合のドローダウンに備えて、エントリー数が多かった場合はスルーとしていた。しかし、エントリー数別に統計を取ってみたら、全入が最も良い成績となっていたことが発覚。
※以降、エントリー数の検証が続いた。

・デイトレは寄り付きエントリーのみとなり、切上2陰線パターンは徐々に自然消滅していって統計も取らなくなっていった。

・この月に取れたのは次のようなもの。

-スイングトレード

-デイトレ

 

フリーランサー兼業トレーダーのお金の話~税制・青色申告~

労働収入からストックに回せる額が大きくなればなるほど、トレードの利益も増えていきます。

特に、私のようなフリーランサー兼業トレーダーの場合は、税制を理解しておくことが、労働収入からストックを増やすためのポイントです。

収入に対する税金には、健康保険料、所得税、住民税の3つがあります。

この中で特に注意すべきは健康保険料ですが、青色申告が活用できるフリーランサーは健康保険料も最安にすることが可能です。

なお、株式投資の利益は、所得税・住民税合わせて20.315%の一律課税となっており、いくら稼いでも健康保険料が増えることはありません。合法的に節税することは不可能となっています。

労働収入に掛かる健康保険料・所得税・住民税を安くするためにも、税制の基本について簡単に抑えておきましょう。

税金は所得に対して発生してきます。所得とは、収入-経費のことです。

サラリーマンの場合は、

・給与所得=給与収入-給与所得控除

自営業やフリーランサーの場合は、

・事業所得=事業収入-経費-(青色申告特別控除)

となります。

健康保険料は、収入から経費を差し引いた所得に対して発生してきます。一方、所得税と住民税は、所得から基礎控除や社会保険料控除などの控除を差し引いた値に発生します。

健康保険料は(収入-経費)に対して掛かりますが、所得税・住民税は(収入-経費-控除)に掛かります。

社会保険料控除ややふるさと納税を活用すれば、所得税・住民税を安くすることは可能ですが、健康保険料まで安くすることはできません。

健康保険料を安くして、労働収入から1円でも多くストックに回すには、見掛け上の所得を合法的な範囲内でなるべく小さくする節税を行う必要があります。

所得が小さくなれば、健康保険料が安くなるだけでなく、同時に所得税・住民税まで安くなります。

フリーランサーや自営業は、青色申告を活用することによって、青色申告特別控除が65万円分認められるようになり、確定申告の際に経費を計上することが可能となります。
※2020年の税制改正によって、給与所得控除が10万円減り、基礎控除が10万円増えるため、実質的に健康保険料値上げとなります。青色申告の場合は、e-taxを使うことによって青色申告特別控除が65万円で保留されます。e-taxを利用するにはマイナンバーカードの交付を受ける必要があるため、早めにマイナンバーカードを申請しておきましょう。

なお、青色申告を利用できるようにするには、税務署に開業届などを提出する必要がありますが、ネット上の記事を見て行えば1時間程度で簡単に作成でき、提出もすぐに終わります。驚くほど簡単なため、やってみましょう。

フリーランサーが青色申告をしないと、健康保険料、所得税、住民税だけで20~30%の税金が取られてしまいます。

さて、所得を小さくして、健康保険料・所得税・住民税を安くするには、収入を小さくするか、経費を大きくするかの2つの方法があります。

ただし、収入を小さく申告することは脱税にあたるため、やめておいた方が賢明です。クライアントから直接振込などで得た収入は、クライアント先が経費として計上していた場合には、そこから足がつく可能性があるためです。
※吉本興業の闇営業のように、クライアントがオレオレ詐欺などで収入を得ているような場合は例外。

このため、青色申告で確定申告するときには、全ての収入をきっちりと申告するようにしましょう。

フリーランサーが所得を小さくするには、経費の部分で調整することによって行います。

青色申告では、どのようなグレーゾーンの経費であろうと、「事業に必要だった」と説明できれば経費にすることが可能です。

ちなみに、私はライター業として開業届を出していますが、投資・金融ライター事業と当サイトの広告事業の2つの事業の内、後者の事業を赤字にしています。

確定申告に備えて、毎月の収入と支出を記録しておく習慣を身に付けておくことが重要です。月に1回でいいので家計簿のようにまとめて付けておけば、確定申告の際も1~2時間程度で終わります。
※クレカや銀行の利用歴は「マネーフォワード」でまとめておきましょう。

また、これはややテクニカルな話になってきますが、実際に青色申告の書類を作ってみれば、多少雑でも大丈夫だと分かります(税務署職員の立場で考える)。

青色申告で確定申告する際に重要なことは、全ての事業収入を記載すること、経費は全て説明できるようにしておくことの2点となります。生活費を含む年間消費支出をどれだけ経費にできるかがポイントです。

一つの目安や目標としては、所得が32万円以下になると、健康保険料の7割軽減が受けられるようになります。これが厳しければ、所得が61万円以下で健康保険料5割軽減となります。

なお、国は「青色申告をする際には税理士にお願いしましょう」と言ってますが、そりゃあそう言うに決まってます。税理士代ももったいないし、グレーゾーンの節税もできなくなるため、必ず自分の手で確定申告するようにしましょう。「freee」や「MFクラウド」を利用すれば2時間程度で簡単に終わります。

青色申告を最大限活用すれば、実際には収入があるにも関わらず、社会的には経済的弱者として優遇を受けた上でストックに回すことが可能となります。

フリーランサー兼業トレーダーになる場合には、税制をしっかりと理解しておいた上で、青色申告を最大限に使いこなすようにしましょう。

 

書評:「FACTFULNESS」


この本はトレードやお金に関する本ではありませんが、良書であり、他に紹介する本も特にないため取り上げます。

本書では、世界で一番頭がいい人達ほど、過去の知識や常識にとらわれてしまい、また本能による認知バイアスが働いて、世界がよりよくなっている現実を認識できていないということが繰り返し書かれています。

過去の知識や常識から考えるのではなく、データやエビデンスをもとに考えることはトレードにおいても非常に重要なことです。

社会的な成功者やインフルエンサーが、こと投資やトレードの話となると、どこから仕入れたか分からない変な知識がある分、素人以下の見解を述べることは少なくありません。

例えば、「投資はいいけど、投機は駄目だ」などと言ってる無知な人は未だに健在です。

トレードに限らず、ことお金の話では、過去の知識や常識がそのまま社会的常識になっていることが少なくないと思います。

例えば、「厚生年金や社会保険の方が、国民年金や国民健康保険よりも得である」とか「青色申告は手間が掛かって大変」などは、実際に自分の手で計算して比較したり、自分の手で青色申告をしてみると、常識の方が時代遅れになっていると分かります。

 

2018年7月 トレード歴77ヶ月(兼業トレーダーの強み、「科学的に正しい筋トレ」)

2018年7月

※2018年7月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・特筆するようなことはなし。ネオスの逆張りで踏んだり蹴ったりだったりした(画像は省略)。

・Excelについて、重要な値を参照しやすくしたり、株数を自動計算して手入力を省いたりするようにした。どうしてもっと早くやらんかったのかと思う。

※売買日記を読み返していると、約1年前のことであるが、ルールの細かい点だったり色々なことが変わっていてビビる。この変化を認識するためだけでも、売買日記の見直しは効果的。

 

兼業トレーダーの強み

今年度のトレード日記で私が言いたいことは、「兼業トレーダー最強」に尽きます。

兼業トレーダーの利点を見ていきましょう。

・生活費を労働で賄える

専業トレーダーの場合は、トレードの利益から生活費を賄う必要が出てきます。これは何度も書いているように、想像を絶する精神的負荷を伴います。

どのようなルールだろうとドローダウン期間は必ずあるため、トレードに安定収入というのはあり得ません。

また、人工知能の進化によって、今後、短期のスキャルピングやデイトレではますます利益を上げにくくなるものと見られます。
※なお、私はデイトレの運用もしていますが、いずれも出来高が多い寄り付きでエントリーして1時間程度保有するものです。この程度の時間軸の長さでは、現時点では人工知能による影響はないと見られます。

生活費を労働収入で賄うことができれば、この精神的負荷から解放された状態でトレードをすることができるようになります。

生活費は労働収入で、資産形成はトレードで行えることになるメリットは計り知れないものです。

 

・積み立て投資ができる

労働収入は何も全てを生活費に使う必要はなく、余った分はそのまま資産形成に回すことが可能となります。

積み立て投資(投機)は、デイトレだろうとスイングトレードだろうと長期投資だろうと効果的です。

例えば、100万円を運用して+10%にするのも、労働収入から10万円蓄財するのも同じことですが、難易度は大きく違います。

500万円を年率100%で運用するのも、1000万円を年率50%で運用するのも、同じ利益ですが、前者よりも後者の方が難易度は下がります。

トレードの利益を増やす最も簡単な方法は、運用成績を改善することではなく、ストックを大きくすることです。

 

・暇防止になる

トレードだけだと暇で死にます。

私のように、普通の人に比べて趣味が滅茶苦茶多くても、すぐにやることがなくなってしまうというのが自由の現実です。

労働をしていれば、それだけで暇防止になるため、ライフワークバランスの向上に繋がります。

 

以上をまとめると、兼業トレーダーのメリットは次のようになります。

・生活費を賄えてトレードの精神的負荷がなくせる。
・積み立て投資ができるようになりストックを大きくできる(トレードの利益に寄与する)。
・暇防止となりライフワークバランスが向上する。

このように、労働はトレードを完全に補完するものであると言えます。

世間では、専業トレーダーの自由は夢のような生活だと思われているようですが、そのほとんどが自由を体験したことのない人達による幻想です。

中には、専業トレーダーの方が合うという人もいますが、少なくとも個人的にはおすすめできません。

次回は、私の実体験に基づく兼業トレーダーのお金の残し方の話をしていきます。

 

書評:「科学的に正しい筋トレ」


このブログでも筋トレのメリットは紹介してきましたが、具体的な本などは特に紹介してきませんでした。本書は、最新の論文やエビデンスに基づいた、筋トレの方法が書かれています。

筋トレは、規律の養成や健康促進にも繋がることから、人生100年時代に欠かせない習慣になることは間違いありません。

ただ、折角、同じ時間や労力を投じるなら、効果的にやるに越したことはありません。

しかし、どんなことでもそうであるように、自分自身にあった方法でなければ継続することは中々難しいものです。

少なくとも、私が筋トレを続けられているのは、筋トレ後に飲むビーLEGENDが滅茶苦茶うまいからです。

もっと効果があるプロテインもあるのでしょうが、筋トレも辛いし、プロテインがまずかったら、そもそも続きません。

 

2018年6月 トレード歴76ヶ月(年金と金融教育について、「未来の年表」)

2018年6月

※2018年6月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○6月7日
・前日に、逆張り空売りしてた東海カーボンがLCになるも、再エントリー条件を外れたためエントリー終了。この日、-10%以上暴落した。
※こういうこともいくらでもある。見通しは良くてもルールが合わないと取れない。全てに完璧にフィットするルールなんてもんはない。条件を拡大すると、取れる分も増えるが、騙しによる損切りも増える。よく、テクニカルの説明などでは、MACDは移動平均線より早めにサインが出るから値幅を多く取れると言われる。だが、それは騙しによる損切りも増えるためトータルでは変わらないことを意味する。

・6月に取れたのはこういうの。

・寄付き、終値エントリーのルールだけであるため、仕事時間の中心がトレードコンテンツの作成になり始めた。

※売買日記を見直してみると、デイトレでもスイングでも、どのようなルールであれルールを固定して続けるってことがいかに大事かが分かってくる。

 

年金と金融教育について

平均寿命が一貫して伸びているのは、先進国に共通のトレンドであり、これからも一貫して伸びることが確実であることから「人生100年時代」と言われています。

65歳で強制退職となる既存の仕事と年金だけではとても老後は乗り切れそうにないため、死ぬまでできる好きな仕事を確立することや金融リテラシーを身に付ける重要性が増しているわけです。

それでは、人生100年時代において、年金はどのように活用するのがベターでしょうか?

まず、現行の年金制度では、65歳から受給開始できる他、60歳から繰り上げ、70歳まで繰り下げが選べます。

70歳から繰り下げ受給すると、年金の受け取り額が42%増えます。損益分岐点は81.90歳であり、82歳以上まで生きる場合は70歳繰り下げ受給が最も合理的となります。

2015年の完全生命表によると、82歳以上まで生存する確率は、男は56.31%、女は76.83%になってます。

これからの時代は平均寿命・健康寿命が伸びることはあっても縮むことはありません。
※ちなみに、1997年の完全生命表では、82歳以上まで生存する確率は、男は40.92%、女は64.16%でした。

つまり、確率統計的に考えると、年金は繰り下げ受給するのが最も合理的です。

それでは、現在、日本人で年金の繰り下げ受給制度を活用している人はどの位いるでしょうか?なんと1.4%しかいません。

健康問題などで仕方なく年金の受給を早くせざるを得なかった人もいるとはいえ、さすがに低すぎです。

一番合理的なのは、年金の繰り下げ受給を選択しておいて、それまでは仕事かストックを切り崩すかして生活して、ストックが一定以下になったら時点で年金を受給するようにすることです。

死ぬまで使わないお金を貯め込むんだったら、ストックを活用して死ぬまで貰える年金のフローを増やすべきです。

多くの人は「70歳繰り下げにして、その前に死んだら勿体ないじゃないか!」と言います。

しかし、そもそも年金は長生きした場合の保険なんだから、それは仕方ないのです。少なくとも、年金は生命保険に比べたら圧倒的に割の良い金融商品です。

長生きした場合の保険である年金が貰えなくて怒る人は多いのに、早死にした場合の保険である生命保険が貰えなくて怒る人がほとんどいないのは不思議です。

年金が超優良金融商品である理由は、税金で半分補填されているからです。民間でこんな超優良金融商品を提供するのは絶対に不可能でしょう。

国民年金だけなら年金は月額6万5000円になります。税金で半分補填していてこの額になるため、もしも税金で補填してなかったら月額3万2500円になります。

こうなったら、年金を払うのがさすがに馬鹿馬鹿しくなってきます。

しかし、日本の年金は賦課方式であるため、年金を払うことを非合理的にしてしまうと年金を払う人がいなくなってしまい、日本社会全体が崩壊してしまいます。

このため、税金から年金への補填をやめることは絶対にできません。これが、年金が超優良金融商品である背景です。

それでは、なぜそんな超優良金融商品である年金にはネガティブな風潮が蔓延しているのでしょうか?

それは、日本の金融村が非常に優秀だからです。

年金への不信感が高まって一番得するのは、銀行・証券・保険の金融村です。

実はここに、日本で金融教育が広まらない最大の理由があります。

日本で金融教育を推進しているポジションを独占しているのは、まさに銀行・証券・保険といった金融村の人達です。

この人達は、日本人の金融リテラシーが高まると損をします。つまり……。

本格的な金融教育を広めないために金融教育を推進するポジションを独占しているんだから、最高のポジションを取っていると言えます。

この構造がある限り、日本人の金融リテラシーが上がることは絶対にあり得ないでしょう。

今回は年金について書いてきましたが、これからの時代は老後にお金が足りなくなることより、老後の時間が使いきれなくなることの方が大問題になってくると私は思います。

常に大事なのは、「明日、死ぬことになったとしても後悔しないように、今を生きる」ことだと思います。

やりたいことを全て我慢してお金だけ貯めて、死ぬときになって後悔する生き方だけは絶対に避けましょう。

~追記~

厚生労働省では、75歳まで繰り下げ受給できるようにすることを検討しており、その場合は受け取り額を2倍にする方向で検討しているとのことです。

仮に、75歳繰り下げで年金の受け取り額が+100%になるとすれば、損益分岐点は82.24歳となります。

国民年金だけの場合は繰り下げ受給が有利になりますが、厚生年金や国民年金基金に入っている場合はそう単純にはいきません。

年金所得は雑所得に分類されて、65歳以上の控除額は120万円となります。国民年金の場合は繰り下げ受給で2倍になっても、控除額と基礎控除で所得税をゼロにできてかつ健康保険料にも影響はありません。

しかし、厚生年金や国民年金基金に入っていて受給額が2倍になると、所得税が差し引かれかつ、健康保険料にも影響を及ぼします。

恐らく、厚生労働省の狙いは、入ってくる額を大きく見せた上で、気付かれにくい健康保険料で天引きすることにあると思います。

こういう基本的な税制についてすぐに調べられるように、「FP3級の教科書」を手元に置いておくことをおすすめします。

 

 

書評:「未来の年表」


これからの日本で起こるであろう大きな変化としては、人類の歴史上未曾有の出来事である人口減少と平均寿命の伸びの2つが挙げられます。

本書は、日本で起こる人口減少を押さえておくためには必読の一冊です。

昭和的価値観を持った人達は若い人達の中にもたくさんいますが、時代は確実に変化しています。

時代の変化に適応しようとせずに古い価値観や常識を持ったままでいると、生きづらさが倍増することは必至です。

年金の受給にしても、まだ平均寿命・健康寿命が今ほど伸びていなかった昭和の時代には、繰り下げ受給は非合理的でした。

しかし、時代の変化とともに、合理的な選択が非合理になり、非合理な選択が合理的へと変わりました。

また、昭和から変わらない価値観の一つに、持ち家志向が挙げられます。

既に空き家が増大しているにも関わらず新築物件は増えており、その一方で人口減少によって需要は減少します。

住宅価格が上昇していた昭和ならともかく、需要と供給から考えると、マイホームをローンを組んで建てるのは非合理的だと言わざるを得ません。

※私は、日本で新築物件が乱立するのは、中古住宅市場が整備されてないことが要因だと思います。日本人の新築信仰は揶揄されることが多いですが、中古住宅市場が整備されておらず、ぼったくり中古住宅しかない以上、仕方がない面もあるのです。

トレーダーの場合は、ローンを組む・組めない以前に、投資資金をマイホームの頭金に使うのは強みを削ぐ行為に他なりません。

仮に住宅を買うとしても、キャッシュ一括で、最大でも投資資金の30%までに留めておくべきです。3000万の家を買うとしたら、最低でもストックが1億円になってから。

 

2018年5月 トレード歴75ヶ月(トレードライターになって分かったこと2、「Learn Better」)

2018年5月

※2018年5月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○5月1日
・基本的にIPO銘柄は手掛けないんだが、これは例外的にデイトレ。さすがに下げ過ぎ。

○5月9日
・あるルールで、レノバがLCラッシュになったことから、このルールにも再エントリーの回数制限を設けた方がいいんじゃね?と。この1年で検証してみたら、10%以上上昇した17銘柄中、16銘柄が再エントリー1回以内となっていた。このことから、再エントリーの部分が変更となった。
※2月の杉村倉庫のときも検討されてたが、そのときは「値付かずのストップ安があったら駄目とされていた」。
※「これはどうして今まで気付かなかったのか。結構衝撃的なデータとなった。パターン3は再エントリー1回以内からほとんどの場合上昇している」
※注:こういうことはルールを運用していればいくらでも出てきます。

○5月10日
・再エントリーをやめた途端に、レノバが暴騰した。ワロス。だが、ルール的・確率統計的にこれは見送りが正解。

・この月に他に取れてたのはこれ。

 

トレードライターになって分かったこと2

ライティングの仕事でデイトレに関する記事を書くことになったときに、私の長年の疑問が氷解しました。

以前から、大手投資サイトなどには、「この銘柄で板読みをするだけで、そんなに利益が出るんか?ボラが圧倒的に足りなくないか?」と疑問に思う記事がたくさんありました。

もちろん、そんな甘い話があるわけがないんですが。

もしも、そんな簡単に板読みで1日1万円の利益が出せたら、日本に100万人いるとされる高齢引きこもりの問題は解決されてしまいます。

しかし、大手サイトだったことから、「スゲーな……。世の中にはこんなシンプルな板読みで利益を出せる人がいるんだもんな……」と私は思っていました。

ところが、自分自身がライティングをやってみて分かりました。

ああいう記事は、最初に結論ありきでライターが書いていたのです。

「株で1日1万円稼げる方法を記事にしたらPVが稼げるだろう」というコンセプトで、ライターに記事が依頼されます。ライターは文字数を埋めるために、適当にネット上のデイトレや板読みの記事を漁ってきてコンテンツを作ります。結果、誰も検証しない結論だけは立派なゴミがネット上に量産されていたのです。

そりゃあ、デイトレが益々難しくなるわけです。ネット上でこんなトラップが量産されている背景に気付けるわけがありません。

ちなみに、私はデイトレの最も基本的な形は、日足で見て翌日に陽線になりそうな銘柄を、翌日の寄り付きで入って5分足でトレードすることだと思います。

このデイトレの基本が最初から示されていたら、私のデイトレの上達速度がもうちょっと上がったかなと思います。

今や、多くのアフィサイトで素人のライターが書いた未検証のデイトレに関する記事が溢れています。

また、ネット上の株式投資コンテンツが有害だと思う理由の一つに、天才トレーダーにしかスポットが当たらないことが挙げられると思います。

これにも、ちゃんと背景があります。

私もいくつか仕事を引き受けたことがあるのですが、カリスマトレーダーや株で利益を挙げている人に関する記事を書く場合、既に有名な人について調べるのは圧倒的に楽なのです。

そのため、10万円を1億円にしたとか、再現性の小さいスーパートレーダーにばかりスポットが当たることになります。

そしてまた、多くの日本人は、投資には宝くじやパチンコ、競馬のようなリターンしか求めていません。

この点で、需要と供給が見事に合致しているのです。

仮想通貨やIPO投機の盛り上がりを見ると、日本人はエコノミックアニマルと揶揄されても仕方ないんじゃないかと思うことがあります。

私のような投機家はともかく、日本で本格的な金融教育を導入しようと頑張っている人達は、この日本人の現実に絶望していると思います。

今後、日本から少数の天才投資家やトレーダーが生まれることはあっても、全体の金融リテラシーが上がることはないと断言できます。

ちなみに、私がおすすめするのは、素人は一切株をやらないこと。……というのはさすがに寂しいんで、日経平均が大暴落して売られ過ぎになったときだけ出動するのがいいと思います。

 

書評:「Learn Better」


あらゆる物事の効率的な学習法について、科学的なエビデンスに基づいて書かれた本です。「上達の法則」を分厚くして、より具体的な方法論にスポットを当てた内容となっています。

トレードスキルを向上させる最も確かな方法は、売買日記を書いて見直すことに尽きます。

私の場合は、売買日記を見直してトレード史としてまとめ、その内容をこのサイトにトレード日記という形て書き残しておくのも大きな効果を実感しています。

また、私は売買日記を書いたら、その日の内容を再考するために1時間ほど散歩に出掛け、ついでにスーパーで翌日の昼食などを調達してくることが習慣になっています。

また、順張りのスイングトレードしか手掛けていなかったものが、逆張りやデイトレも手掛けるようになったことで、順張りについてより深い学びを得られるようにもなりました。

一つのルールだけを手掛けるのではなく、順張り・逆張り、デイトレ・スイングトレード、買い・空売りと逆方向のルールも手掛けることでより大きな学びを得ることができます。

このような具体的な学びの方法論も重要ですが、何よりも学習の質を上げるのはモチベーションです。

学ぶ目的、スキルを身に付ける目的がなければ、いくら効率的な方法論を実行しても深い学びにはなりません。

学びのモチベーションは、「それを学ぶことは、自分の人生においてどのような意味があるだろうか?」という主観的価値に裏付けされます。

トレードスキルを身に付けるとしても、「トレーダーとしての経験を積むことは自分の人生にどんな意味があるだろうか?」「トレードスキルを身に付けると、どんな未来に繋がっているだろうか?」を考えたときに、明確な意味や価値を見出だせていること(=ワクワクすること)が重要になります。

トレードスキルを身に付けることになろうがならまいが、「自分自身の人生において、トレードスキルを身に付ける意味はなんだろうか?」と熟考するのは重要なことです。

そして、私が思うに、トレードスキルを身に付けるべき人はあまり多くはないと思います。

よく言われる「老後資金のために資産運用云々」にしても、トレードスキルを身に付けるより、75歳まで好きな仕事をする方が確実です。

ちなみに、私にとって株式トレードは「一人の世界でできる仕事」であり「コンテンツ制作の時間が取れる仕事」であり「勉強で専門スキルを磨ける道」だったことなどが、トレードスキルを身に付ける大きな意味や価値でした。

 

2018年4月 トレード歴74ヶ月(トレードライターになって分かったこと、「AI vs.教科書が読めない子どもたち」)

2018年4月

※2018年4月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○4月26日
・ブログで公開していたルールについて、200円以下の低位株で3年分検証してみたら、3ティックLCだろうが2ティックLCだろうが横ばいとなっていたことが発覚した。

・デイトレで取れていたものを都合よく載せると以下の通り。

 

トレードライターになって分かったこと

私は、株式投資ライターの仕事をするようになってから1年になりますが、この仕事の内容そのものが私のトレードに影響したことは完全に0です。

株式投資記事の作成という楽しくて仕方ない仕事で生活費を賄えることになったことは、トレードに多大なる好影響を及ぼしました。

しかし、株式投資ライティングそのものの体験が、トレードに与えた影響は完全に0であると言えます。

私がトレードで改善や新しい閃きが生まれるのは、統計を取ったり検証をしているときだけです。

私はトレードライターの仕事を請け負うことになり、「へー、こういう情報サイトがあるんだねえ」とか「こんなテーマ株があるんだねえ」とか「この銘柄は1年でこんなに上がってたんだねえ」とか、株式市場に関する知識や教養がたくさん増えました。

しかし、株式市場で利益を出すことに繋がる知識は何一つとして得られませんでした。

つまり、トレーダーがトレードライターになるのは難しくなくても、トレードライターがトレーダーになるのは絶対に不可能だと言えます。

トレードで利益を出すために必要なことは、売買日記や統計の検証です。また、確率統計思考(大数の法則)や規律です。

これらは、情報収集だけで学ぶことは絶対にできませんし、実践を継続しなくては身に付くことは絶対にありません。

また、このような玄人向けのコンテンツは求められていません。誰もググりません。

これは「売買日記の書き方」でググると、SEO対策をしてない趣味で作った当サイトがトップに来ることからも明らかです。

必然的に、ネット上に溢れる株に関するコンテンツは素人受けするものになるわけです。

少なくとも、今や株式投資に関することをググればググるほど馬鹿になる時代になってると言えます。

私は、株式投資のライティングを通して、株式市場の教養を学べるのが楽しくて仕方ありません。読み手の方にも、株式投資の教養がなるべく伝わるように努力しています。ただ、読み手がその記事を読んで利益を出せるようになるとは全く想定していません。

株式投資で利益を出すための情報としては、毎日15PV程度のトレード日記に書いてある情報が、私が作ってるコンテンツの中では間違いなく一番クオリティーが高いです。

 

書評:「AI vs.教科書が読めない子どもたち」

私が2018年に読んだ本では、この本とcisさんの本の二冊がトレーダー必読の本として挙げられます。

AIの登場はトレーダーとしても気になることですが、この本にはAIの現状について開発者視点で書かれています。また、確率の話が所々に出てくるため確率の本としても読めます。

現行のAIはビッグデータによる統計的手法(ディープラーニング)でデータ解析・処理を行っているため、AIは意味判断や価値判断をすることができないというのが要旨です。

私は、ゲーム攻略サイトを運営しているのでよく分かりますが、世界最強のAIであるGoogleの検索エンジンは意味判断や価値判断ができていないのは明らかです。

Googleの検索エンジンは供給量の少ないコンテンツを探し出すことに掛けては素晴らしい力を発揮しますが、供給量の多いコンテンツでは単に分量が多いだけのアフィサイトに騙されています。

これは、現行のAIが統計的手法によってデータ解析をしている何よりの証左と言えるでしょう。

では、トレーディングにおいて、AIはどのように使われるのか?

意味判断や価値判断ができない現行のAIがトレードにおいて人間に対して持つ優位性は、「アルゴリズム取引によって注文に掛かる時間が0になること」になります。

よく、AIは分析能力において人間を凌駕するからトレーダーを淘汰するみたいな話が聞かれますがそうではありません。また、現行のAIは統計的手法に基づいているため、勝率100%になることもありません(この点も本書では繰り返し書かれています)。

トレーディングにおいて人間がAIに対して不利なのは、注文するときにマウスを動かしたりキーボードを叩く物理的な行動が必要となる点です。

この優位性を発揮できるスキャルピングや秒単位のデイトレではAIは強みを発揮できますが、分単位以上のデイトレやスイングトレード、長期投資においてはAIの優位性は働きません(トレード執行における精神的負荷がないことは除く)。

つまり、現行のAIは超短期のスキャルパーやデイトレーダーを淘汰することはあっても、それ以上の時間軸のトレーダーを淘汰するには至らないものと考えられます。

※この本の中でも、トレーダーがAIに置き換えられてしまったという話が出てきていますが、これはマーケットメーカーのことだと思われます。

 

2018年3月 トレード歴73ヶ月(トレーダーの適性と強み、「幸福の資本論」)

2018年3月

※2018年3月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

○3月9日
・2017年6月~2018年2月までの検証の結果、この1年で検証してきた逆張りルール4つのうち3つは素晴らしいとの結論になった。
※まあつまり、ルールってのは検証するまでに1年は掛かるわけですな。

○3月13日
「思ったんだが、逆張りデイトレ(直近で大きく下がっていて切上2陰線で入るもの)について、切上2陰線が出ずに上げていってしまうパターンがかなり多い気がするんだが……。これってつまり……。寄り付きで入ったらどうなってるってばよ?」
※下手に5分足中での逆張りとか考えずに、デイトレの基本は「翌日に陽線になりそうな銘柄を、5分足の寄り付きで入ればいい」ということから始めていれば……。

○3月14日
・逆張りのデイトレについて寄り付きで入ったらどうなるかを検証した。その結果、上手くいくことが分かった。
※このときグッジョブだったのは、-2%LC、-1%LC、-0.5%LCでちゃんと比較検証したこと。利食いも損切りも場合分けしてどうなったかをちゃんと検証することが大事。
・「順張りデイトレだと2%損切りが最適になるのに、逆張りの場合は損切りラインが小さい方がいいってのは面白いな。こういうのは検証しないことには分からん」

○3月15日~3月16日
・1月から検証を続けていたデイトレ順張りについて、ルールが確定した。

・「複数ルールを回すと、あたかも裁量トレードをやってるかのように見えるんだな。これは不思議だ」
※詳しくは2017年3月のコラムを参照。

※改めて売買日記を見直してみると、進歩や変化ってのは日々の継続の末に徐々にしか起こらないってのがよく分かる。

 

トレーダーの適性と強み

「デイトレード」に書いてある「デイトレで生活費を得て、スイングトレードで資産を作る」という文面はマーケティングだと思います。これは誰にでもできるものではありません。

誰にでもできるものではありませんし、その実態は非常に辛いものがあるというのが現実です。

まず、トレードで安定収入を得るのは不可能です。長い目で見ればトータルでプラスにすることは難しくありませんが、不確定要素を取り除くことは絶対にできません。

不安定なトレード収入で毎月の生活費を賄う精神的負荷は想像を絶します。これは体験してみなければ分かりませんが、体験しないことをおすすめします。

「労働で生活費を得て、トレードで資産を作る」が絶対的におすすめであり、合理的です。

また、これはトレードに限りませんが、人間できないことはできません。苦手なことは苦手のままです。だから、自分の強みを発揮できる領域で勝負することが重要です。

私はスイングトレードには適性があったと思いますが、デイトレには適性があるとは思えません。現在もデイトレのルールはありますが、日足で陽線になりそうなものを狙い、5分足の寄り付きで入るという簡易なものだけです。

自分の世界に浸りながら独り言を常に言って、自分とコミュニケーションを取り続けてないと寂しくて死んでしまう私にとっては、トレーダーとフリーランサーというのは最強の組み合わせです。

しかし、一人の時間を楽しめない性格の人にとっては、トレーダーは地獄の環境だと思います。そういう人にはトレード自体をおすすめしません。

私は、デイトレーダーを目指し、体験してみたことで、改めて「自分の強みを生かす」ことの重要性を認識しました。

特に、トレーダーの強みはストック(資金量)にあります。ストックが多ければ多いほど、フローも増えます。

トレード資金から生活費を賄うというのは、社会においてトレーダーであることの強みを削ぐものです。

収入チャネルをトレードだけにして生活することはおすすめできません。

社会におけるトレーダーの強みは何か?(それはスバリ、ストックである)。

この重要性は、どれだけ強調しても足りることはありません。

強みとは具体的には、フローを生み出す源と定義できるかと思います。

多くの仕事では、ストックは単なるストックに過ぎません。貯金が増えたからといって、収入には何の影響もありません。

しかし、投資家やトレーダーは違います。投資家やトレーダーにとってのストックは、多くの人とは異なる意味を持ちます。

社会におけるトレーダーの強みは何か?

その強みを生かして豊かに生きるには、どうすればいいか?

この問いの重要性は、どれだけ強調しても足りません。

 

書評:「幸福の資本論」

幸福に生きるための人生戦略を、金融資本、人的資本(稼ぐスキル)、社会資本(人間関係)の3つの視点から考察した本です。

日本でデイトレやスイングトレードを両立できる仕事は自営業や深夜バイト、フリーランサーなどに限られていますが、人的資本について書かれた第二章は兼業トレーダーにとっても参考になります。

これはあまり話題になりませんが、これから人生100年時代を迎えるにあたっては、トレーダーが抱える暇という大問題を多くの人が抱えるようになると思います。

投資は、死ぬまで続けられる趣味も兼ねますが、問題なのは時間をほとんど消費できない点です。

この本でも書かれているように、自分の好きなことで稼ぐ道を確立することは、人生のQOLの観点から見ても益々重要になってくると思います。

人生100年時代における最も合理的な戦略は、好きな仕事を死ぬまで続けること。長生きした場合の保険である年金は70歳まで繰り下げ受給するに限ります。

自由を体験したことがない多くの人は、「老後の楽しみは自由だ!」と憤慨するかもしれませんが、それは自由に対して幻想を持ってるだけです。

私みたいに、趣味が人一倍多い人生を歩んできた遊び人ですらも、3~5年程度でやりたいことが枯渇してしまったわけで……。

 

2018年2月 トレード歴72ヶ月(祝!トレードの大学院に入学!?、「残酷すぎる成功法則」)

2018年2月

※2018年2月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・杉村倉庫の影響で、あるルールの条件が見直されるように。
→どのようなルールであれ、再エントリーの回数は定義しておきましょう。

○2月19日
・ルールが増えてきたため、全てのルールを含めたエクセルの収支ファイルを作った。
※詳しくは2017年2月のコラム参照。

○2月21日
・東証一部銘柄で+10%以上順行した銘柄については、その銘柄数が少ないときのみエントリーとしておいて統計を取っておいたが、別ファイルで全ての統計を取っておくことに。
→これは後に役に立つことになった。
→どのようなルールでも、データは付けられるだけ付けておいて問題ない。

 

祝!トレードの大学院に入学!?

前回の続き。

1月には「トレードの大学院に入学する」とワクワクしてブログを書き続けていました。

そして、2月始めにとんでもないことが……。

マジかー!!こんな仕事があるんかー?!

実を言うと、「デイトレで生活費を稼ぎ、スイングトレードで資産運用する」ことを目指していたものの、トレードで全てを賄うことに精神的な限界を感じていたことも確かでした。

そのため、「副業で生活費を稼いで、トレードはデイトレも含めて運用に特化できたらいいなあ」と思っていました。

これは、その願望が成就することを願って、2017年10月に作って部屋に張っておいたビジョンボードです。

 

そして2018年2月、とある経緯から株式投資コンテンツの作成(ライティング)という仕事があることを知りました。

こうして私は専業トレーダーの道を卒業し、フリーランサー兼業トレーダーになることになりました。

点だった全ての願望が一つの線になって降ってきたとしか思えません。

本当に、それがどんなことであろうと、現時点の自分からはどんだけ不可能に思えることであったとしても、目標は意図しておくもんやな……と思います。ああ、もちろん目標を意図するだけじゃなくて、ちゃんと行動しないと駄目ですぜ。

フリーランサーとして生活費を賄うようになったことは、私のトレード環境に全面的に良い影響を及ぼしました。

専業トレーダーを夢見る人は多いですが、専業トレーダーはおすすめできません。

不安定であるが資産を大きく増やせるトレードに対して最も補完的なのは、やればやるだけ収入になる労働収入です。

また、トレーダーは暇も大問題になってきます。やりたいことや趣味なんてものは膨大な自由の前では精々もって3年です。

この点においても、労働は補完的です。

 

書評:「残酷すぎる成功法則」

巷に溢れている成功法則を科学的な根拠に基づいて検証された本です。

個人的に一番知りたかった「目標を意図すること」と「感謝すること」の効果について検証されていないのは残念でしたが、全体的にまとまっている良書です。

特に、第三章では、「認知的再評価」について書かれています。

「認知的再評価」とは、現実に対する解釈を変えることです。

例えば、私は単にブログを書き始めただけなのに、「これはトレードの大学院の課題なんだ!」と本気で思い込んでワクワクしました。

そして、その過程でトレードライティングという仕事と出会うことになり、今でもトレードライティングの仕事は「トレードの大学院の授業」だと思ってやっています。

このように、現実への解釈や意味を変える効果は決して馬鹿にできません。どんな馬鹿げた妄想であろうと、行動に繋がり、その行動を継続させるモチベーションになることがあるからです。

認知的再評価によって目標を意図するときには、現実世界や時間という制限を取り払うことがポイントです。

例えば、私は現実世界の成功に対してはあまり羨ましいと思えることがありませんが、ゲームや漫画などの世界に対しては羨ましいと思う体験がたくさんあります。

そのような現実的ではないワクワクする体験を、現実で体験したい目標として設定すればいいのです。

ちなみに私は、2018年から2020年に掛けては友達と「リアル20世紀少年ごっこ」をやる計画を進めており、少なくとも2018年は最高の体験になりました。

また、2019年はリアルで映画のようなゾンビサバイバルを体験したいと思っており、計画を進めています。

私のこのような性質は一般的には理解されないと思いますが、少なくとも私の主観では全て現実化しています。

意図した目標が現実化しないと思ってる人は、意図した目標が本当にワクワクするものかどうかを考えてみるといいかと思います。

例えば、大金が欲しいとか、結婚したいとか、家が欲しいとか。その目標は本当にワクワクするものなのか?

社会が推奨する世俗的な成功にワクワクしないなら、時間や時空を取っ払ってワクワクする目標を意図することが大事です。

現実世界にワクワクする目標がなくても、ゲームや映画、漫画の世界にワクワクする理想があるかもしれません。もしくは、過去にあったけどもう体験できないと思い込んでいることにワクワクするかもしれません。

無意識の内に「そんなの実現するはずがない!」と思考停止するのではなく、現実世界で体験できるとワクワクすることが大事です。

認知的再評価の一例を挙げると、「もう一度、学生生活を体験したい!」と思ったら、今通っている職場を学校だと思い込めばいいのです。

ちなみに、私はこの方法を使って、2012年に中学時代を、2015年に高校時代を追体験しました。

 

2019年2月1日(金)

ツイン統計波

○保有銘柄
サイバーエージ:3500S→3540LC(-1.14%)

トレード数:21 利食い:5 勝率:23.81%
収支:-6.11%(月率-3.06%) ※1月確定

○今日のエントリー
・代金1位:アンリツ:2047L→

・代金2位:味の素:1691S→

・統計残:0+1(再)+3(新規)=4

※売買ルールはこちら

※日経平均は微増。来週、上値抵抗線にタッチしそう。

 

2019年1月31日(木)

ツイン統計波

○保有銘柄

トレード数:20 利食い:5 勝率:25.00%
収支:-4.97%(月率-2.99%)

○今日のエントリー
・代金1位:サイバーエージ:3500S→

・代金2位:-

・統計残:0+0(再)+1(新規)=1

※売買ルールはこちら

※日経平均は、FOMC利上げ停止で上昇。上値抵抗線まで来たらどうなるか。

 

2019年1月30日(水)

ツイン統計波

○保有銘柄

トレード数:20 利食い:5 勝率:25.00%
収支:-4.97%(月率-2.99%)

○今日のエントリー
・代金1位:-

・代金2位:-

・統計残:0+0(再)+0(新規)=0

※売買ルールはこちら

※東証は全面安。サンバイオと仲間たちに曙ブレーキにと、大きく下げた銘柄が目立った。