2024年4月
※2024年4月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
日経平均は3ヶ月の上昇相場の反動で下落。スイング逆張りはプラスも、スイング順張りはマイナスで、トータルマイナス。
引き寄せの法則R:引き寄せの法則の注意点
引き寄せの法則を実践しても、当然ながら、全ての意図が実現するわけではありません。
今回は、私の経験則から、引き寄せの法則が上手くいかないパターンについて書いていきたいと思います。
・ワクワクする目標を意図すること
ワクワクする感情が呼び起こされない願望は、まず実現しません。
具体的には、次のようなケースです。
(1)社会的な要請による願望(社会的には必要とされるが、ワクワクしないこと。社会的欠落を埋めるためのもの)
(2)極端に高い数字目標
(1)については、例えば旅行にしても、凱旋門やグランドキャニオンに行きたいというのは、社会的な願望で心の底からワクワクしないかもしれません。
一方、現実で「ビレッジブリッジ(ポケモンBW)」や「アルカキルティ大平原(FF13)」に行ってみたいはワクワクするかもしれません。
(2)については、経験が浅くて、感情を伴ったイメージができないためです。
高過ぎる目標で、実感を伴ってワクワクできないことは、いくらビジョンボードを作っても実現しません。
引き寄せの法則で実現するかどうかは、「ワクワクする願望かどうか?」「それを実現するために行動したか?」「アイデアを実践したか?」、この3点です。
この3点が揃えば、引き寄せどうこう以前に、まず実現します。
ニートなのに年収2000万円になるとか、貯金がないのに資産3000万円を手に入れるとか、まず起こり得ません。
宝くじに当たることを期待するより、行動した方が確率が高いです。
それが叶ったら、「うおー!スゲー!」と心の底から思えることを意図します。
イメージできないほど巨大な願望は実現しません。なぜなら、ワクワクしないからです。
「それでは、いつまで経っても……」と思うかもしれませんが、低い目標だと馬鹿にしてはいけません。小さくても、それを達成したら、進歩です。
小さい目標を達成したら、現実的にイメージできる目標が大きくなるため、また次のスケールの願望を意図すればいいのです。
「その願望は、どの感情から出てきたか?」が、非常に重要です。
ワクワクするときに出てきた目標は上手くいきやすい一方、不安や恐怖、劣等感が根底にある願望は、まず上手くいきません(劣等感の克服がワクワクする場合は例外)。
例えば、将来が不安だからお金がもっと欲しいとか、孤独が恐いから結婚したいとか、こういうのはまず上手くいきません。
・執着があると実現しない
一方、実現したらワクワクすることなのに実現しない状態があります。
それは、執着がある状態です。
その願望に対して、執着がある状態だと、中々実現しません。
例えば、「お金が欲しい」「恋人が欲しい」と願った後に、「別に手に入らなくてもいいや、どうにでもなるや」など、願望を意図したら執着しないことが大事です。
これは潜在意識の話になります。
潜在意識には時間が流れていません。
今の自分が努力して、未来でワクワクする状態になるのではなく、未来でワクワクする状態がやってくるという感じです。
そのため、「収入を増やしたい!」と願うと、お望みを叶えますとなって、「収入を増やしたい!」と思う状況が実現しやすいです。
夢や願いについて、完全に諦めて、その願望自体を忘れていたら、なぜかよく分からないけど叶っていたとか手に入っていたみたいなことがあります。これは執着が抜けたからと説明できます。
「では、願望を叶えるためには、執着を取れば実現するのだな?」と思いますが、そう簡単ではありません。
願望を叶えようとするために、執着を取ろうとする。その行為自体が執着していることに他ならないからです。お望みを叶えますとなって、その願望に執着している状況が引き寄せられます。
願望への執着を取るためには、日常や仕事をワクワクして楽しむことが重要です。つまり、行動です。
結果的に執着を取るには、目標に向かって行動するしかありません。
そして、良い気分でいることです。
願望を意図する→その願望を忘れて良い気分でいる→引き寄せの法則が働いて横にある→受け取る。引き寄せの法則は、このプロセスです。
DVD「ザ・シークレット」で、良い気分でいるべきと何度も言ってるのは、執着を取るためでもあります。
ただ、どうしても執着が取れない場合があります。
そもそも「お金が欲しい」と思わないのは不可能であり、その執着を取ることは無理です。
願望に縛られてしまう場合には、下手に執着を取ろうとしないで、執着して執着して執着して、それで飽きてきたら、解決策にフォーカスします。
執着を取ろうとする行為自体が執着になってしまうため、だったら飽きるまで執着すればいい。どこかで飽きて開き直ります。
また、「願望を意図するのは、執着になってしまうんじゃないか?」と思って、執着にとらわれてしまうのも罠です。
執着しないのは不可能です。執着なんていくらしてもいいので、願望を意図して行動するようにしましょう。
・過去のリターンズは実現しない
これは引き寄せ関連の本やDVDなどには載っていませんが、私の人生のテーマにも関わってきた罠でもあります。
私自身、中学1年から高校2年位まで、「小学6年のような体験をまたしたい!」と思っていて、そう思う状況が実現し続けていました。
高校2年の冬から現在に至るまでは、「小学6年のような体験が継続している」状況になっていますが、これは「人生で新しく体験しようと」と思って以降です。
「過去の〇〇をまた体験したい!」と願うと、そう思う現状が実現してしまうんですね。
「あの素晴らしい体験をもう一度!」と願うと、お望みを叶えますとなって、「過去は素晴らしかった!」と思える状況が実現してしまいます。
過去の素晴らしかった体験はいったん置いておいて、新しく体験すると行動することが重要です。
ただ、過去に何らかの大きな未練や執着があるなら、その未練を断ち切るために行動してみることもアリです。
具体的には、過去を追体験できるように過去の場所に行ってみる、過去の友達と連絡を取ってみる、過去に体験したかったけどできなかった体験をなるべく近似して体験してみるなどです。
私は、2014年に過去の友達とFacebookで連絡を取ってみて、もう戻らないと本当の意味で決心できたことで、新しいコミュニティをたくさん作れました。
これも、とにかく行動して行動して、執着し尽くすしかありません。
過去に執着して執着して、諦めの境地にまで行ったら、新しく手に入れるしかなくなります。
執着があると引き寄せの法則は機能しないとよく言われますが、そのアドバイスとしては、とにかく飽きるまで執着するしかないと思います。
執着を取ろうとしても無駄です。取れません。そんな簡単ではありません。
執着が取れるとしたら、飽きるか、行動して新しい何かを見つけた場合だけです。
場合によっては、過去の執着を取るためには大手術として、色々と体験してくることも必要かもしれません。
また、これは社会的な抵抗が強い要素でもあります。
多くの人は、捨てられません。
捨てられないのは単なる自己正当化にも関わらず、「自分が手に入れたものは唯一無二で、もうこれ以上のものは手に入らないはずだ!」と。
過去の素晴らしかった体験を正当化するために、未来では手に入らないと思い込んでしまいます。
しかも、社会の多数派であるため、それが常識になってしまいます。
ただ、それは、本当に行動した上で言っていますか?仕事後の1時間や週末などに、本当に行動して確かめましたか?
過去のリターンズではなくて、新しく求めてください。そのためには、行動です。