2013年1月
※2013年1月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
〇1月4日
・大発会は日経平均暴騰で始まった。去年終わりに決済したオリコは+22.69%の暴騰。
※注:これを持ってたらなあとか言っててもキリがない。+37%の時点でナイストレード。
〇1月8日
・JFEHDを+18.97%決済。
※注:素晴らしい!ナイストレード。
・不動テトラが1日で+10.05%の含み益。
〇1月10日
・都競馬が-3.23%LC。
※注:エントリー根拠は「上値抵抗線抜け」だそうだが……。貴様には直近3陽線が見えんのかー!それに、12月中旬に買ってた奴等は、2倍近くになっとるんやぞ!全体的にエントリーは改善されているんだが、こういう訳の分からないエントリーがちらほら見受けられる。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」(by ノムさん)ですな。
〇1月11日
・不動テトラ+7.40%決済。
※注:7%取れてるわけでナイストレード。ただ、1日目に一時+18%まで行ってから終値+10%だった。2日目に出来高が急減した時点で終値決済するのがベターだったかと。
・シャープを買った。
※注:「上昇トレンド後のレンジを抜いたため」だそうだが……。直近高値圏で買って損切りスルーした奴等がさ……。
※結果は-1.51%LC。
〇1月25日
・ミヨシが-4.65%LC。
※注:だから……。これ以外にもLCラッシュにはなってるものの、エントリーは悪くなくちゃんと-1~2%で切れてる。
〇1月29日
・エプソンが-2.16%LC。
※注:上記の他の豚エントリーに比べたら悪くないが、これは1ヶ月近く、前日5MAを割らずに上がっている。さすがに、そろそろ……と、入るとしたら一度でも前日5MAを割ってからにした方が良かったかと。これは、移動平均線の知識の欠如。こういうことは経験で学んでいくしかないのです。
〇1月31日
・日経平均上昇で、マツダ+7.89%、JFEHD+11.56%、三菱UFJ+4.82%の含み益(画像は省略)。
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・1月は、21トレード3利食い、勝率14.28%、収支は-0.63%。
※ただ、最後の3銘柄の含み益を加えると月率+10%以上のプラス。
※注:JFEHDと不動テトラが取れて、なぜにトータルマイナス?ブタエントリーが軒並み大幅LCになったからだろう。勝ちトレードはどれも納得のエントリーで、大幅LCになったトレードはどれも納得のエントリーだった(こうなるのは意外と珍しい)。
※注:これ、ブタエントリー達って、よくよく考えてみると、飛びつきエントリーなんですな。テクニカル的には売り圧力パンパンになってたり、損切りスルーした人達の決済売りが入りそうな所で順行買いするんだから、そりゃあ逆行される可能性が高くなりますわと。5分足での急騰では買ってなかったから、自分は飛びつきエントリーをしてないと思っていたけど、無意識的には飛びつきエントリーをしていたと。なるほど……。
統計の取り方
統計の取り方について、説明したいと思います。超重要です。私がこれを始めたのは2013年9月からですが、もしも最初からこれをやっていたら、トレーダーとしての成長が1年位早くなっていたんじゃないかとすら思います。非常に重要なことなんで、売買日記とは同期させずに早めに掲載します。
※この記事は、管理人が2014年9月に書いたこの記事を一部修正・加筆したものです。
※Excelについては、収支の付け方でも書きましたが、自分の手で一から作らなければ意味がないです。テンプレートも置いておきますが、必ず自分の手で統計用のExcelファイルを作成するようにしてください。
統計を取るには、次の4点を決めておいて、Excelに淡々とデータ入力してその統計を取っていきます(出来るだけ、自分の売買ルールと同じものにした方がいい)。
①絞り込み条件
②エントリー条件
③損切り条件
④保有条件(トレイリングストップ)
①の条件下にある全ての銘柄について、②の条件を満たしていたらエントリーしたとして、③もしくは④のどちらかに掛かるまでのデータを取ります。
①の絞り込み条件というのは、例えば、値上がり/値下がり率上位100銘柄とか、出来高上位100銘柄とか、売買代金30億円以上とか、銘柄を絞り込む条件のことです。個人的におすすめなのは、売買代金で絞り込むことです。
②のエントリー条件というのは、ゴールデンクロスで買う/デッドクロスで空売り、レンジ抜けで買う/レンジ割れで空売りするなどのことです。2つ以上組み合わせてもokです。売買ルールと同じ条件でやりましょう。
③の損切り条件というのは、エントリーした価格からどの位逆行したら損切りするかということです。-1%や-2%のような固定の逆行幅でも、④と同じルールでもokです。
④の保有条件というのは、トレイリングストップのことです。移動平均線でもボリンジャーバンドでもいいんで、売買ルールと同じものを使ってください。
ここで注意点があります。統計を取るにあたっては、①~④の条件を最低でも3ヶ月分位は一切変えないことです。この作業の目的は、自分の売買ルールで全ての銘柄にエントリーしていたらどうなったのか?という統計を取ることにあります。そして、この統計を取っていると、分かってくることがあるんです。
※3ヶ月としましたが、もっと欲しいですね。せめて半年~1年ほどは……。
百聞は一見にしかずということで、具体的な統計の取り方を説明していきます。良かったら、私が使っていたエクセルファイル:2014.9.6を使ってください。このファイルをもとに説明していきます。
まず、条件は次のように設定したとします(即席で決めたものです)。
①東証一部の売買代金100位以内
②抵抗線抜けで買い/支持線割れで空売り ※終値エントリー
③-2%切り上げラインで損切り
④5MAで保有
この場合、東証一部の売買代金100以内の銘柄について毎日スクリーニングして(スクリーニングの仕方は2012年1~2月を参照)、抵抗線抜けした銘柄を終値で買い/支持線割れした銘柄を終値で空売りとする(銘柄名、日付、エントリーの根拠、L/S、参入価格を記入)。2%逆行するか、5MAを割ったら(抜いたら)、終わり(決済にその価格を記入する)。あと、エントリーしてからエグジットするまでの間に、最も順行した価格(最大順行幅)をMFEに記入しておきます。
銘柄の記入方法について、2014年9月1日に化工機を買っていた場合で説明します。
売買代金100位以内の銘柄で、上値抵抗線を終値で抜けました。銘柄名に”化工機”、日付は”9月1日”、エントリーの根拠は”上値抵抗線抜け”、L/Sは”L”、参入は終値の”499”と記入しておきます。このエントリー価格から2%逆行した489円になるか、前日5MAを割ったら決済となります。
翌日に大爆発して、それから乱高下したんですが、エントリーから4日後の9月5日に前日5MA割れとなる523円まで下落。ここで決済となります。
日数に”4”、決済に”523”、MFEはエントリーしてから決済するまでの高値は3日目に付けた582円なので”582”を記入。これで終わりです。次のようになったかと思います。
こんな感じで、該当する全ての銘柄について統計を取っていきます。
統計を取る副産物として、その統計そのものが一つの指標として使えるようになることが挙げられます。例えば、最大順行幅(MFE)の統計を取ることによって、ボラティリティーの指標が得られます。つまり、自分のルールで統計を取り続けることによって、オリジナル指標を得ることが出来るのです。もちろん、あくまで指標に過ぎないため、聖杯にはなりません。ただ、相場全体が過熱気味/売られ過ぎというのを判断する指標として使えるときがあります(あとはここから特殊ルールを作れば!)。ただ、一度でも①~④のルールを変えてしまうと、その指標の有効性はリセットされてしまうわけです。だから、統計は同じルールで一貫して取り続ける必要があるのです。
騰落レシオなどの相場全体の状態を示す指標は、滅茶苦茶頭の良い人にしか作れないと思ってませんか?実は、同じルールで一定の標本を集められる統計を取り続ければ、誰にだって簡単に作れるものなのです(それで利益を出せるようになるとは言っていない。騰落レシオだけを見ても利益を出せないのと同様)。
私が思うに、サラリーマントレーダーの場合は、下手にどうこうやるよりも、帰宅後に淡々と毎日統計を取り続けて、1年に1~2回あるかどうかの売られ過ぎのサインが出た翌日の寄付or終値で複数銘柄を信用全力買いして、数日後に利食いするのが一番良いと思うのです。これこそ、ザラ場を見なくても出来る、最もリスクが少なく、それでいて年利20~30%程度は確保できる唯一の方法なんじゃないかと。個人的には、これこそが安定収入があるから出来るローリスクハイリターンの最強の投資法だと思うんですが、(それが将来的には本業よりも利益を生むことに繋がる行為だとしても)99%の人は毎日淡々と統計を取り続けられないだろうから、別にここに書いておいても大丈夫でしょう。
書評:「投資苑」
精神分析医であるエルダー博士が書いたトレード本です。
トレーディング心理学・マーケット分析及びトレーディングシステム・マネーマネジメントの3つこそが、トレードで成功する鍵であるとして、この3つの分野について体系的に書かれています。
精神分析医の観点から、トレーダー個人の心理と群衆心理について書かれているため、非常に分かりやすいです。そして、記録を取ることの重要性についても繰り返し繰り返し書かれています。
トレーダーになるということは、マーケットのスペシャリストになるのは当然として、心理学のスペシャリストになるということでもあります。トレードスキルが向上すれば向上するほど、必然的に、心理学についても詳しくなっていきます。
なお、エルダー博士の本では、「利食いと損切りのテクニック」は2012年8月にレビュー済みで、次回「投資苑2」をレビューします。全部読むのが推奨ですが、1冊だけ読むとしたら、次回紹介する「投資宛2」を推奨します。














































































































