2012年6月
※2012年6月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
〇6月1日
・空売りしていたJSRとグリーが大幅下落。キター!
※注:JSRはともかく、グリーは最弱銘柄の三角持ち合い割れ。ナイスエントリー。
・中々、目に見えるような結果が出ない中、ようやく光が見えてきたような感じとなった。
○6月4日
・グリーは上ヒゲがトレイリングストップに掛かり、+8.37%で決済(TSは終値の2%上)。
※注:トレイリングストップはともかく、利食いが遅いですな。これは、まだ最大順行幅(MFE)の概念がないため。東証一部銘柄のMFEがどの位かを知らない(そもそもその概念すらない)ため、10%行くのは珍しくないと思い込んでいる(この時期に暴騰していたルックや高島を(都合良く)検証してたのも大きい?)。
○6月5日
・JSRがトレイリングストップに掛かる。
○6月11日
・こういうエントリーが少なくなかった。
※エントリーの理由は、「下降トレンドで下値支持線を割ったため」。
※注:直近安値から真横に引け!これは、都合の良い検証で、大きく動いた銘柄に都合の良いラインを引いて、「これは下値支持線割れだ!」とか都合良く解釈して、こういうパターンが行くんだなと都合良く理解してしまうために、こういうエントリーが出てきてしまう。ただ、こういうエントリーでも順行したケースがあるために、トレードは理解が難しいのです。まあぶっちゃけ、エントリーはどうでもいいんです。エントリーの定義が一貫してないのが問題。
○6月13日
・(売買日記より)「今一番大事なのは、生き残って、知識・経験・スキルを蓄えること」。
※注:全くその通り。
○6月25日
・前日に買ったアークが+10%以上の暴騰。キター!
・「+9%の所にTS設定しておくか」とか言ってたら、14時過ぎに大陰線が出現し、動揺が走る。「ルールを破ってはいかんし、日足で見れば大丈夫だし!戻ってくれー!」そして……。
※なお、何とか手数料負けとなった。
※注:だから、10%になったらすぐ利食いしとけと……。
・この教訓から、一日で+10%になったらその時点で利食いしようというルールが出来た。
~~
・6月の収支はややマイナス。ただ、勝率は36.84%と悪くない。利食いが遅くなった事例が多かった。
※注:見てみる限り、どうしてこれでトータルマイナスになります?って感じ。利食いが遅いのが原因。
・3ヶ月経過しても、トータルプラスにはならず。ただ、2010年に大学を既卒で卒業してからの2年間、専門的な勉強や作業をしていなかった私にとって、売買日記を書いたり収支計算を取ったりする日々は、卒業論文以来2年ぶりの知的作業となり、とても楽しかった。
いつ死んだとしても…
2012年6月時点のトレード日記の方ではまだ特に出てきてないですが、人間的成長なくしてトレーダーとしての成長はありません。
私は、既卒の2年間に、”安定・安全を求めて何か探す→既卒には用意されてない”という失望ループを何度も何度も体験しました。このコミュ力至上主義社会では、私のような人付き合いがあまり好きじゃない人間にとっては余りにも逆境過ぎる…と。
このループが2年ほど続いた結果どうなったかというと、「この性格・価値観では、いつ淘汰されても仕方ねえんだわ」という諦めに近い境地に至りました。ただ、「いつ淘汰されても不思議ではないんだから、いつ終わったとしても”最高の人生だった”と言えるように、毎日楽しく生きていこう」と考えるようになり、先の見えない未来なのは変わっていなかったけど、これで相当気が楽になったんですね。
※時期的には2012年3月。売買日記を書き始める直前にこの思考になりました。
で、安定・安全は保障されてない代わりに時間だけはあり余っているんだから、やりたいことは全部やろうぜと。いつ死んだとしても不思議ではない。でも、その日までは毎日笑顔でいよう。やりたいことは全部やって、食いたいものを食って、毎日笑顔で生きていこう。死ぬときは、理想に一番近い所で笑顔で朽ち果ててやろう。ただ、いつ死んでも不思議ではないけど、なるべく後悔を少なくしよう。「(やりたいことを)いつかやろう」と思っていても一生やれない。今、やらないと。今やりたいことを先送りにすることだけは絶対にやめよう。
誰かが、人生は長生きすれば長生きするほど、時間が経つのが早くなると言っていました。でも、私の場合は違いました。こう決意してからというもの、時間が進むのが明らかに遅くなったんです。
仮に明日死ぬことになったとしても「最高の人生だった!」と笑顔で死ねる準備をしておく習慣は、人生の満足度を最大限に高めるためにおすすめしたいライフスタイルです。
私の場合、トレーダーの道を目指したのも、「もしもこの道で挑戦しなかったら……?」と後悔したくなかったというのがあります。「どうせトレーダーになんてなれるはずがねえんだ」と挑戦すらせずに諦めていたら、それはそれで楽だったと思います。でも、もしも将来、自分と同じような状況だった人がトレーダーとして成功していたら?「もしかしたら、自分もやれば出来たかもしれないじゃないか!?」と絶対に後悔すると思ったんですね。自分に出来る限りのことをやって駄目だったらまだ諦めもつくけど、挑戦すらしないで諦めたら、絶対に後悔する。だから、出来る限りのことはやってみようぜと。
※ちなみに、私は大学時代に専攻していたプログラミングやコンピュータには何の後悔もありません。なぜなら、4年間いくら理解しようと努めても、全く理解出来なかったからです。コードを印刷して1行1行理解しようとしても全く理解出来ない。でも、全力でやったことで適性がないと分かったため、後悔はありません。このバックグラウンドがあったからこそ、トレーダーの道は諦めずにやり抜くことが出来たんだと思います。
書評:「死ぬときに後悔すること25」
・「
トレード本もいいですが、こういう本の紹介もしていきます。人間的に成長したり、人生全体を改善することによって、トレードにも良い影響を及ぼす場合が少なくないためです。
※ちなみにこれは、潜在意識の全体性という性質です。
この本は、緩和医療医の大津秀一さんによる、人が死ぬときに後悔することについて書かれた本なんですが、こちらのインタビュー記事も併せて読むといいです。
で、人は死ぬときに何に後悔するのかというと、次のようなことだそうです。
○死ぬときに後悔すること25 ※上記の書籍より抜粋
1 健康を大切にしなかったこと
2 たばこを止めなかったこと
3 生前の意思を示さなかったこと
4 治療の意味を見失ってしまったこと
5 自分のやりたいことをやらなかったこと
6 夢をかなえられなかったこと
7 悪事に手を染めたこと
8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
9 他人に優しくしなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚をしなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと
22 自分の生きた証しを残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えを知らなかったこと
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
トレードオフの後悔もあるんで、この全ての後悔をなくすというのは難しいと思うんですが、心残りになっていたり、今すぐに解決への一歩を踏み出せるようなことはないでしょうか?
解決には至らなかったとしても、ずっと先送りして放置したままにしておく場合と、僅かでも問題解決しようと取り組んだ場合とでは、後悔の質が天と地の差になると思います。
あと、後悔に関連して、結構衝撃的な統計もいくつかあります。
まず、70歳以上の高齢者の実に70%が、「挑戦しなかったこと」に後悔しているみたいなんですね。
※”老人 後悔”でググるとソースがいくつか出てきます。
※更に言うと、これは自己肯定感が低い日本人じゃなくて自己肯定感の塊であるアメリカ人のデータです。
あと、日本人の中年男性(35~49歳)の72%が「人生がつまらなくなっている」と思っているらしい(標本は300人)。
※ソース:「毎日がつまらない」中年男性の72%が回答
70%といったら、順張りで損切りになる確率や「かみなり」の命中率と同じなわけで、相当高い数字です。自分だけが例外と思ったら大間違いで、他人事ではありません。特に、日本人の中年男性の72%が「人生がつまらなくなっている」と思っているってのはかなり衝撃的です。
死ぬときに「最高級に楽しい人生だった!」と言うために、明日からじゃなくて(その明日は一生訪れない)、今日から、今から何をしますか?








