2022年9月 トレード歴127ヶ月(「FP2級の資格を取った」)

2022年9月

※2022年9月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・「今は何をしても裏目のような気がするな」(9月1日日記より)。
・↑の予感通り、逆張りが全滅。デイトレは、メンタルヘルスTなど入った銘柄は利食い直前で失速し、見送ったTORICOが10%以上順行するなどした。↓のように取れた銘柄もあったが。

・逆張りスイングはさらにひどく、レノバとWSCOPEにボッコボコにやられた。

※ただ、これだけやられても、このルールは年トータルでは+26%。

・なお、WSCOPE-7.14%喰らって見送ったら、翌日は寄り付きで+8.39%利食いだったという……。

・その後、WSCOPEは引き付けて逆張り買いが上手く行った。

・が、利食い後に再びWSCOPEの逆張り買いサインが出たが自主規制で見送ってしまった。翌日、利食いラインにまで到達していた……。

・「今年一時トータル56%あったんだが……」

 

FP2級の資格を取った

少しでも投資ライターとしての仕事を増やすために、2022年にはFP2級の資格を取りました。

参考になる人がいるかもしれないので、勉強したことを書いておきます。

・6月25日~7月9日:「スッキリわかる FP技能士2級」を毎日1~2時間勉強して基本事項を網羅した。

スッキリわかる FP技能士2級・AFP 2023-2024年」白鳥光良

・7月11日~8月22日:「史上最強のFP2級問題集」を毎日1~2時間通して、問題を解き続ける。間違えた所を何度もやった。

史上最強のFP2級AFP問題集 23-24年版」 高山一恵、オフィス海

・8月23日~9月10日:「FP道場(FP2級ドットコム)」の過去問を毎日1~2回解き続けて、間違えた場所を紙に書いてチェックしておいた。

9月11日の本試験では、学科52/60、実技88/100で無事合格しました。
※なお、株式分割の平均取得単価と、つみたてNISAの問題を間違える体たらく。

その後、投資ライターの仕事は増えませんでしたが、FPコンテンツの仕事が増えたため、取った甲斐がありました。

あと、毎日1~2時間の勉強が習慣化するのはいいことですね。ある程度知っていることではあったものの、知らないことを勉強し続けるのは、本当に世界が広まります。

FP2級では、生活に直結するお金の知識が学べますが、特に役に立つであろう知識としては給与所得や事業所得の損益通算があります。

なお、2022年には、国税庁が「収入300万以下は事業所得ではなく雑所得に」といった趣旨のパブリック・コメントを公表した所、抗議が殺到しました。

また、FP2級では、国民健康保険料の低所得者割についても一切出てきません。

これは自治体から送られてくるパンフレットを読まないと分からないことですが、低所得者割なら、トレード・投資収入がいくらあろうと健康保険料は年間16800円となります。

さらに、低所得者向けの補助金や給付金も全て受けられます。

「給与所得」+「副業で青色申告」+「トレード」+「NISAを使ったETF投資」+「ダウンロードなどで不労支出」

こういうことは嫌われるため、SNSなどでは絶対に書けませんが、表に出てくる情報と実際が違うということは少なくありません。

 

2022年8月 トレード歴126ヶ月(「高校投資授業の仕事をした」)

2022年8月

※2022年8月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・順張りスイング、逆張りスイング、デイトレ、全部駄目!月率-8%

・光彩のデイトレが惜しかった。あと2ティック耐えていれば、ストップ高張り付き→翌日より利食いで+17%利食いになっていた。

 

高校投資授業の仕事をした

2022年4月から高校で投資教育が始まったこともあり、2022年には日本で最も生徒数が多い高校の投資授業資料作成の仕事に携わらせてもらいました(クラウドワークスで募集しており、私以外に誰も応募しなかった幸運により、仕事を受託させてもらいました)。

高校生の内からお金について触れることは、とても良い取り組みだと思います。

ただ、トレーダー・投資家の観点から本音を言わせてもらうと、日本人の金融リテラシーを劇的に上げる効果はないだろうなと思いました。

結局、教える側に金融村が入ってる以上、こうなってしまうわなと。

高校投資授業は、個人的には仕事が増えるため歓迎ですが、高校生は数学・理科・英語に使った方がいいと思います。

むしろ、金融教育の導入で、数学・理科・英語の時間が減るなら、日本の教育全体にとってマイナスだとすら思います。

投資は社会人になってからでも独学で学ぶことができますが、数学・理科・英語を独学で学ぶのは難しいからです。

金融教育と三角関数のどちらを高校で学ぶべきかといったら、三角関数に決まってます。

別に将来、個別株投資もトレードもやらなくても楽勝で生きていけるし、インデックス投資については2時間程度あれば学べることです。

ちなみに、高校の投資授業は、インデックス投資については全く触れず、むしろテーマ株投資や個別株投資重視の内容になっています。

ただ、高校生の皆さんには、投資教育を通して、一つだけ覚えておいてくれたらいいなと思うことがありました。

テーマ株投資とかグロース株投資とか、PERやROE、配当利回りとか、ポートフォリオの組み方とか、どうでもいいです。

高校の投資授業は、単位を取ったら、すぐに忘れて構いません。

ただ、一つだけ覚えておいて欲しいのは、あらゆる分野において、最新テクノロジーこそが未来を作っているという事実です。

これだけは、絶対に覚えておいて欲しい。

例えば、ESGの脱炭素では、メガソーラーに洋上風力に小型原子炉に電気自動車に全固体電池に、全てが最新テクノロジーです。

働き方改革ではロボットにAIにRPAに、DXではキャッシュレス化にテレワークにクラウドにマイナンバーに。

災害対策にしても緊急地震速報や天気情報に、耐震住宅も防災アイテムも進化してます。

コンテンツにしても、動画配信サイトにVチューバーに、VR・AR・XRに、電子コミックに。新しいコンテンツが出てるのは、最新テクノロジーの発達のお陰です。

スマホやゲーム機が進化してるのは当たり前かもしれないですが、これは半導体や映像技術、電池の進化によって、新しいコンテンツが楽しめるようになってることが大きく影響しています。

動画配信や電子コミックは、あるのが当たり前のように思うかもしれませんが、これは通信技術の進化によって拓けたコンテンツです。

コンテンツから脱炭素、少子高齢化対策に至るまで、全ての分野において、最新テクノロジーこそが未来へのカギになっているということ。

もちろん、かといって、これらのテクノロジーを手掛けているテーマ株が買われるわけじゃありません。AI株の大半はIPOゴールになって暴落です。

投資教育の単位を取ったら、その内容は全部忘れても構いません。

別に、大人になってから個別株投資やトレードなんてやらなくても、楽勝で生きていけます(NISAを使ったインデックス投資はやった方がいい)。

ただ、最新テクノロジーの発達によって、人生でできることが広がっているということ、これだけは覚えておいて欲しいと思いました。

本当に、これは当たり前のことで、社会の構成員が平等に享受することだから意識されないし、言語化されることもありません。

むしろ、最新テクノロジーを脅威に思ってしまう大人も少なくありません。

若いときはギークだったのに、中年になったら、最新テクノロジーに適応しなくなって、素人と同じになってしまった人もたくさんいます。

高校の投資授業は、テーマ株や指標なんてどうでもいいんで、この観点から授業を受ければ、とても有意義な時間になるんじゃないかと思います。

ただ、繰り返しになりますが、社会や生活において重要なテクノロジーと、テーマ株として買われるかどうかは一致しません。

もし高校生で投資に興味を持った人がいたら、個別株投資じゃなくて、インデックス投資に興味を持ってください。

インデックス投資については、こちらのサイトがおすすめです。

https://trademaster.jp/

なお、皆さんが授業で教えられているESG投信は、中身がTOPIX・S&P500指数と変わらないのに、信託報酬だけ高いぼったくり商品です。

これははっきり断言しますが、世の中の99%以上の人は、個別株投資やトレードを学ぶより、ダウンロードを学んだ方がいい。

最新テクノロジーの進化に適応していけば、まず表には出てこない領域で生きやすくなることが少なくありません。

 

2022年7月 トレード歴125ヶ月(「日本で「普通の投資」が広まらない理由」)

2022年7月

※2022年7月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・逆張りスイングはプラスも、順張りスイングがドローダウンで、月率-6.6%。

 

日本で「普通の投資」が広まらない理由

ブロガーのちきりんさんが「「普通の投資」を始めよう」という記事で、日本ではインデックス投資のようなまともな投資が広まらないという話を書いていました。

この話について私の意見を述べると、日本人にとって、まともな投資は需要がなく、投機の方が需要があるからだと思います。

私は、個人トレーダーの傍ら、投資ブログや投資記事を書いており、 テーマ株やテクニカル、全体相場、ニュース解説など、様々な投資・トレードコンテンツを作っています。

ETF・iDeCo・つみたてNISAなどのインデックス投資のコンテンツも作りますが、需要が明らかに低いというのが現実です。

インデックス投資より、例えば脱炭素やESG投資(レノバやAbalance、アースインフィニティなど)の方が何十倍も需要があります。

日本人にとってはインデックス投資で年率5%を積み上げていくよりも、レノバやAbalanceで一獲千金を狙う方が需要があるんです。

年末ジャンボ宝くじに行列を作っているのと同じ光景がそこには広がっています。

ちなみに、私は個人的には脱炭素には反対だし、ESG投資は信託報酬詐欺だと思っています。

2020年以降に上場したESG型ETFは、その中身がTOPIXかS&P500指数で、信託報酬だけ嵩上げしたぼったくり商品です(恐らく、ESG型ETFの成績があまりにも壊滅的だったため、中身だけ挿げ替えたものと思われます)。

しかし、仕事では、脱炭素とESG投資を持ち上げます。なぜなら、需要があって儲かるから。

「日本人にはまともな投資が根付かない。投機ばっかりだ」と言われますが、これは日本人の根源的な所に要因があるのではないでしょうか?

まともな投資は、日本人には需要がないんです。

需要があっても、すぐに声の大きい所(Abalanceで億り人になった!レノバで月100万稼いだ!など)に流されて、投機を始めてしまう。

これは、日本人が個人を持ってないからだと思います。

あと、私が思うに、投資家を装ってるインフルエンサーは想像以上に多く、投資未経験の人が思ってるより一桁か二桁多いと思います。

また、世界株ETFや米国株ETFの投資をフォロワーにおすすめしてるくせに、あんたらはやってないだろってケースも多過ぎです(ETFの流動性リスクについて触れないなど)。

投資家という肩書きは、ネット上でマウンティングしたり、他のビジネスをするには便利だからだと思います。

このため、投資未経験の素人が益々勘違いしてしまう。

例えば、投資で年率100%とか、当たり前ではありません。

少なくとも、それは投資じゃなくて、投機だから。

長期・積立・分散投資によるインデックス投資で年率5%を続けていくといった現実的な話は、(他人には再現性のない)投機によるインパクトある数字にかき消されてしまいます。

自分を持ってなくて流されてしまう日本人が余りにも多く、それが日本でまともな「普通の投資」が広まらない理由だと思います。

一つの仮説として、自分の仕事に満足してない人が多いのでは?

「今の仕事をしながら、年率5%で運用できれば、こんな生活ができる!」といった話に、日本人達は全く食い付きません。

むしろ、「レバナスを成功させて、今の仕事をやめて……」みたいな方向に行ってしまう。

以上が、私が考える、日本でまともな「普通の投資」が広まらない理由です。

年率5%を目標に運用するような投資は、そもそも日本人には需要がないため広まらないのだと思います。

 

2022年6月 トレード歴124ヶ月(「日本で投資が市民権を得ることはない」)

2022年6月

※2022年6月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・順張りスイング、逆張りスイングのいずれも好調で、月率+11.5%。
※2枚目は5%利食い。

 

日本で投資が市民権を得ることはない

2022年には米国株安となり、円安でヘッジはされたものの、米国株・先進国株・世界株のインデックス投資も調整局面となりました。

厚切りジェイソンさんが出した「ジェイソン流お金の増やし方」はベストセラーとなりましたが、この本を参考にしてインデックス投資をした一部の素人からは、厚切りジェイソンさんを叩く人も出てきました。

私は厚切りジェイソンさんの本を立ち読みしましたが、基本的なインデックス投資についての話しかしていないため、初心者には良書だと思いました。

そもそもインデックス投資は、誰が説明しても同じです。

米国株・先進国株・世界株ETFや投信に、長期・積立・分散投資という答えが出ているためです。

現物でインデックス投資をしている場合には、淡々と長期・積立・分散投資するだけのことで、2022年のような年は平均取得単価を有利にする時期となります。

長期・積立・分散投資でトータルマイナスになるとしたら、永遠と下降トレンドが続くケースです。

ただ、インデックス指数は時価総額加重平均型であるため産業構造の変化にも対応でき、分配金も出るため、長期に投資していればトータルマイナスになることはまずありません。

長期的に期待できるリターンは年率5%程度となりますが、情報だけでは年率5%が限度です。

また、年率5%というのは、給料のように毎月0.5%ずつ積み上がっていくのではなく、年率+30%の年もあれば、年率-10%の年もあるといったようにブレます。

どれだけ情報強者が初心者にアドバイスしようと、年率5%以上のリターンを得られるようにすることは不可能なのです。

どのような手法であっても、もちろんインデックス投資であっても、ドローダウンの時期があります。

しかし、にも関わらず、2022年に厚切りジェイソンさんを叩いた一部の素人のような人は出てきてしまいます。

私は、個別の投資アドバイスは、絶対にやりたくありません。

ゼロリスクで利益が出続ける方法を求められるからです。

月足チャートで見れば一瞬で過ぎることですが、実際の時間の重みに耐えられずに文句を言ってくるゼロリスク志向の人が少なくありません。

反原発、コロナ脳、解雇規制の撤廃(45歳定年制への猛反発)など、日本人のゼロリスク志向は、投資には絶対的には向いていません。

インデックス投資であっても、日本で投資が市民権を得ることは絶対にないと思います。

米国株・先進国株・世界株ETFの長期・積立・分散のインデックス投資で文句を言われたら、もはやどうしようもありません。

 

2022年5月 トレード歴123ヶ月(「円安対策は米国株・先進国株・世界株ETFで!」)

2022年5月

※2022年5月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・逆張りは小幅プラスも、順張りがドローダウン。トータルでは月率-12%のドローダウン!なお、グロース市場は死んでおりデイトレはなし。

 

円安対策は米国株・先進国株・世界株ETFで!

2022年は、米国利上げや貿易赤字拡大、日本の国際競争力低下などを背景に、急激な円安が進みました。

個人的には、ETF投資において、非常に学びのある1年になりました。

為替ヘッジされていない外国株ETFと、為替ヘッジされている外国株ETFの違いについて学べたからです。

為替ヘッジされていない外国株ETFは、円安になることでプラス(円高はマイナス)になります。

つまり、円安対策のドル建て資産になるのは「為替ヘッジされていない外国株ETF」です。

具体的に見てみましょう。

次のチャートは、いずれも「S&P500指数」に連動する米国株ETFです。ただ、前者は為替ヘッジされておらず、後者は為替ヘッジされています。

・【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

・【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり

「S&P500指数」に連動する米国株ETFであっても、これだけの違いが生まれます。

今後の日本は、人口減少や国際競争力の低下などを背景に、円安が進んでいくことが懸念され、また円建て資産としては日本株トレード用の資金や普通預金があるため、外国株ETFの積み立ては「為替ヘッジされていない」ものを選択した方がよいと思います。

また、「S&P500指数」などの米国株ETFはドル建て100%となりますが、先進国株ETFや世界株ETFはややドル比率が異なります。

外貨割合の調べ方としては、連動するインデックスと同じインデックスに対応した投資信託について、日経新聞の投資信託ページの「資産構成」→「通貨別配分比率」で調べることで分かります。

先進国株ETF【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動するため、同指数に連動する「eMAXIS 先進国株式インデックス」について調べてみます。
※2023年2月28日時点では、米ドル 67.9%、 先進国(除く日本) 10.0%、 ユーロ 7.3%、 英ポンド 4.4%、カナダ・ドル 3.4%。

日本を含む世界株ETF【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信は「MSCI ACWIインデックス」に連動するため、同指数に連動する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」について調べてみます。
※2023年2月28日時点では、米ドル 56.9%、 円 5.4%、 ユーロ 5.0%、 英ポンド 3.7%、カナダ・ドル 2.9%。

ETF投資では、時価総額加重平均型の次の3銘柄が基本銘柄になるかと思いますが、どれを選ぶかは好みの違いであって、本質的な違いはほとんどありません。

・米国株ETF:【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
※リスク重視なら【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®(為替ヘッジなし)連動型上場投信
・先進国株ETF:【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
・世界株ETF:【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信

この3銘柄の違いは、単純に言うと米国株及びドル比率の違いとなります。

なお、恥ずかしながら私は、為替相場によって為替ヘッジの違いで、これだけの違いが出るということを、2022年に急激な円安となるまでは知りませんでした。

分配金にせよ、ドル比率にせよ、ETF投資も自分自身の無知を認識することで成長していくものだと実感します。

ETF投資やiDeCoを独学した2020年には、複数銘柄への投資やアクティブ投信もおすすめだと思っていましたが、今は米国株・先進国株・世界株のいずれか1銘柄に時間分散一択と考えるようになりました。

ETF投資やiDeCoを学んできたことで、多くの投資家の方々が主張していた結論(米国株・先進国株・世界株のインデックス積み立て)に辿り着いたということです。

投資にしてもトレードにしても、下手に情報が入った初心者は、なぜに上手くやれると思ってしまうのだろうか?と思います。

話は変わりますが、子供の頃のポケモンバトルでは多くのポケモンを使いたいと思っていたものが、ガチ勢になったらトップメタに近いポケモンにしか興味がなくなるような現象に近いと思います。

 

2022年4月 トレード歴122ヶ月(「インデックス投資と高配当株再投資のどちらにすべきか?」)

2022年4月

※2022年4月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・4月4日から東証は3市場(プライム、スタンダード、グロース)に再編された。
※ルールはそのまま。スイングトレードは東証一部→プライム市場、デイトレはマザーズ・ジャスダック→スタンダード・グロース市場。

・バンクイノベーションのデイトレ。利食いラインを大きく飛んで利食い。

・三菱商事の逆張り。売っても良し、買っても良し。

 

 インデックス投資と高配当株再投資のどちらにすべきか?

高配当米国株の配当金再投資に限らず、高配当株投資というものは、配当利回りの分母は株価であるため、逆張りとなります。

このため、値上がりは0%を想定して、配当金だけがプラスになると考えます。

一方、インデックス投資は、時価総額加重平均型で銘柄が構成されるため、順張りです。

時価総額加重平均型の投信やETFは、調子が良くて時価総額が高い銘柄の比重が高くなるようになっているため、世界経済の成長の恩恵を値上がりによって受けられると考えます。

無理矢理数値化すると、高配当米国株の配当金再投資は値上がり0%・配当金5%を想定する一方で、世界株ETFや米国株ETFによるインデックス投資は値上がり4%・配当金1%を想定します。

では、インデックス投資と高配当株再投資はどちらにすべきなのか?

感覚的には、高配当株の再投資の方がいいと思うんですね。

私自身も、インデックス投資より、ソフトバンクやJTや三菱商事あたりに分散投資したり、米国株の高配当株に分散投資したいと思うことがあります。

高配当株の再投資というのは、それほど魅力的です。

ただ、個別株というのは難しいんです。

私は、仕事で銘柄分析のコンテンツをたくさん作っていますが、何百何千という数の個別株について直近5年間の月足チャートを見て、直近5年間の上昇率を数値化していると、マイナスの方が多いんです。

一方で、インデックス投資のコンテンツを作ってると、直近5年間ではほとんどがプラスになっています。

高配当株再投資の対象銘柄としては、米国株なら連続増配年数30年以上の高配当株、日本株なら通信株や商社株、メガバンク、JTなどがありますが、いずれにしても個別株の長期投資というのはギャンブルであると言わざるを得ません。

インデックス投資と高配当株再投資のどちらが良いのかというのは、これは価値観の違いになるため、どっちが良いとは一概には言えません。

私自身は、NISAを使って、世界株ETF(【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信)のインデックス投資をしています。

ただ、感覚的には、高配当株の再投資には魅力を感じます。

ソフトバンクやJTに投資して、配当利回り6%で再投資できるのは本当に魅力的です。

また、私はETFのサイトを運営しているんですが、一番アクセス数が多いのは、高配当株ETFの記事です(日経平均株価ETFと同程度のアクセス数があります)。

いずれにしても、投資に関しては、どれだけの情報を提供しようが、年率5%が限度であると断言できます。

そもそも、インデックス投資も高配当株再投資も、続けられるのは3人に1人程度しかいないと思います。

なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。

重要なことなので、何度も書きました。

「自分はルールを守ってやっている!」と、誰だってそう思っています。売買日記を見直して驚愕するまでは。

投資やトレードにおいては、ルールを守り続けることが一番難しいことです。

 

2022年3月 トレード歴121ヶ月(「規律は失敗からしか身に付かない」)

2022年3月

※2022年3月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・逆張りが絶好調で、月率10%超え(三井松島は5%利食い)。デイトレもよし。

・2022年は3ヶ月で年率+30%!今年は2020年ペースだ!と思っていたが……。

 

規律は失敗からしか身に付かない

2021年8月からシミュレーション検証を始めた、逆張りの高勝率トレードは、2022年3月にとんでもない大損失となってしまいました。

コツコツと利益を積み重ねていくルールを想定しており、2022年8~2023年2月までは-0.75%、2.28%、5.89%、1.87%、-6.28%、5.69%、-0.88%とわずかながら合計プラスとなっていましたが……。

もちろんシミュレーションではありますが、期待していたルールだけに残念でした。

ただ、この月に大きな損失となったのは、無駄なエントリーが多かったためです。

期待感が先行してしまい、引き付けて待つエントリーができず、エントリーありきのエントリーが多くなってしまっていたことが要因です。

ただ、このルールは以後、慎重に待つエントリーを心掛けるようになり、この月のような大損失はなくなっています(まだトータルプラスは確認できないためシミュレーション段階。駄目っぽいかもしれない)。

重要なこと(ここで言いたいこと)は、ルールへの規律は失敗からしか身に付かないということです。

どのようなルールでも期待感が先行してしまうため、必ずシミュレーションをしてドローダウンを体験することが重要です。

エントリーありきのエントリーをして大損失になることが分かれば、無駄なエントリーへの規律が身に付きます。

このような規律は、期待感が撃ち抜かれる苦い失敗体験からしか身に付きません。

 

2022年2月 トレード歴120ヶ月(インデックス投資や高配当米国株再投資はこれからも機能するのか?)

2022年2月

※2022年2月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・逆張りはスイング、デイトレともにマイナスも、順張りスイングが好調でトータルプラス。

 

インデックス投資や高配当米国株再投資はこれからも機能するのか?

NISAを使った長期投資としては、世界株・米国株のインデックス投資や高配当米国株の配当金再投資が挙げられます。

では、これらの手法はこれからも機能していくものなのか?

先進国では労働人口が減ってるため、これまでのように行かなくなる可能性もあります。

高配当米国株にしても、連続増配年数30年以上の銘柄であっても、減配を発表して、連続増配年数が止まる可能性もあります(AT&Tは止まりました)。

今までのトレンドからして、インデックス投資や米国株配当金再投資は有効だったと言えるのであって、これ以上のことは言えません。

だから、インデックス投資や米国株による資産形成は、ソリューションの一つとして取り入れると考えることが大事だと思います。

これまでは有効であったし、これからも期待できると思うけど、絶対確実ではないためです。

十分な資産が貯まったから、あとはインデックス投資や配当金投資だけで、もう働かないというのは、正気の沙汰ではありません。

労働収入がある兼業トレーダーこそがQOLの観点からも最強だというのは、このブログでも何度も何度も繰り返し言っていることです。

個人的にはインデックス投資を推奨していますが、インデックス投資で儲けて贅沢したいとか、インデックス投資でFIREを実現したいとかだったら、それは私が意図しているインデックス投資の目的とは違います。

インデックス投資は、本業での収入がある上で役に立つ方法の一つです。

贅沢は、資産運用で得たお金じゃなくて、自分で働いたお金の範囲内でやりましょう。

 

2022年1月 トレード歴119ヶ月(「高配当米国株再投資」)

2022年1月

※2022年1月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・順張りスイングは絶好調、逆張りも好調、デイトレはエントリー銘柄なし。月率10%スタート。

・Yahoo!ファイナンスのランキングのデータ形式が変更になったことから、Excelでデータ取得ができなくなってしまった。「株マップ」の売買代金ランキングを使ってコピペするようにした。

 

高配当米国株再投資

2022年1月には、それまで興味があった、連続増配年数30年以上で、配当利回り3%以上の高配当米国株について「Dividend.com」というサイトで調べて、記事も作りました。

https://trademaster.jp/us_dividend/

調べる前には、連続増配年数30年以上で減配リスクが低い高配当米国株に投資して、配当金を再投資すれば無敵だろうなと思っていたのです。

ただ、実際に調べてみた結果(当時の日記から抜粋)、
「(連続増配年数30年以上で)配当利回りが大きい銘柄はそこまでないんだな……。」
「AT&Tスゲー!!と思って、月足チャートを見てみたら。これ、ついこの間までのJTやん……。個人投資家に人気銘柄になってるというのも、JTそっくり」
→案の定、AT&Tの連続増配はこの後に止まってしまった!NISAランキングの逆張り指標ぶり!

米国株にもあんまり幻想を抱かない方がいいですなと。

米国株に個人投資家の資金が流れてるといいますが、個人投資家は基本的に損する生き物です。

2022年には円安でキャピタルフライトが懸念されて、米国株投資をするのは賢い投資家のような風潮がありましたが、半分以上は損しているように思います。

連続増配年数30年以上で、配当利回り3%以上の高配当米国株10銘柄に分散投資したとしても、配当利回りは4.5%程度です。

米国株の場合、20%の配当税とは別に、配当金の10%は源泉徴収されて、これはNISAでも防げません。

また、そもそも高配当株投資は、配当利回りの分母に株価があるため、株価が下落すればするほど配当利回りが大きくなる、逆張り投資という性質があります。

だから、高配当米国株再投資の期待収益率は、配当利回り分しか期待できないと思った方がいいかと。

となると、世界株や米国株のインデックス投資と高配当米国株再投資とでは、期待収益率は変わらない(どちらも年率5%程度)。

個人的には、感情的には高配当米国株再投資が魅力的に感じるものの、世界株ETFでインデックス積み立てをしています。