2021年8月 トレード歴114ヶ月(高勝率トレード)


2021年8月

※2021年8月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・商船三井の大幅増配。最初は海運株の逆張りをスルーしていたが(ナイス!)、後半から空売りで入っていってしまい、ボコボコにされる。
※海運株は配当激増という背景があるから、最初からスルーすべきだった。

・商船三井と日本郵船はボコボコにされたが、3大海運で配当がそうでもない川崎汽船の空売りは取れた(これはナイス。海運株を見ながら、川崎汽船だけやるべきだった)。

・川崎汽船は逆張りの逆張りも取れた。が、トータルでは日本郵船と商船三井にボコボコにやられたためマイナス。

・デイトレは好調で、全部トータルでは-1.59%の微減に留まった。逆に言えば、日本郵船と商船三井に手を出してなければ、+10%弱になっていたわけで。

・新しいルールの構想が始まり、シミュレーションを開始した。このルールは、順張り(名称:統計波)の逆をやることから「統計波インバース」と名付けることにした(詳しくは次の見出しで述べる)。

 


高勝率トレード

私は、勝率3割前後のルールしか使っていなかったため、高勝率トレードというものに興味がありました。

ちなみに、勝率を上げるには、損切りラインを長くするか利食いラインを短くする以外には基本的にはありません。
※損切りライン・利食いラインを変えずに、エントリーや銘柄選びで勝率を上げようとすると、永遠に抜け出せない毒の沼に嵌まります。トレードで利益を出すには、低勝率の損小利大でトータルプラスか{-1、-1、-1、+3、+3、-1}、高勝率の利小損大でトータルプラス{+1、+1、+1、+1、-3}しかありません。{+3、+3、+3、+3、-1}みたいなことはできず、精神的に苦しい大数の法則で利益を出すしかありません。

私は長らく、売買代金150位以内の銘柄について、新高値(新安値)を付けた銘柄の統計を取り続けており、このルールをスイングトレードのメインの順張りルールとしています。

+3%利食い・-1%損切りとする、この順張りルールはトータルでプラスとなっており、2017~2021年の直近5年間では+300%程度となっています(最大ドローダウンが50%程度のため、投じられる玉は総資金の50%となり、利率に換算するとこの半分です)。

私は、この順張りルールの逆をやろうと思ったのです。

単純に、+3%利食い・-1%利食いをそのまま逆にして、-3%損切り・+1%利食いとするわけです。

このルールの勝率は25~30%のため、勝率70~75%になるはずです。

もちろん、トータルプラスのルールの逆をやることになるため、何の考えもなしに銘柄を選んでいたら、高勝率であってもトータルマイナスになることでしょう。

ただ、私は売買代金150位までの順張りサインを毎日記録していますが、中には「これは行かんだろう」という銘柄もあります。

そのような、本来の順張りルールではLCになりやすそうな銘柄に絞って、逆張りで入ったらプラスになるんじゃないのか?

また、過去に取った他のルールの統計から、+1%利食いにしても、GU・GDの影響で利食いの平均が+1%を超過することも知っていました。

それに、順張りルールの逆をやれば、順張りルールがドローダウンになっているときはリスクヘッジになるんじゃないのか?

ワクワクするアイデアはすぐに形にした方がいいということで、8月16日からこのルールのリアルタイム売買シミュレーションを始めてみました。