2022年4月
※2022年4月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
・4月4日から東証は3市場(プライム、スタンダード、グロース)に再編された。
※ルールはそのまま。スイングトレードは東証一部→プライム市場、デイトレはマザーズ・ジャスダック→スタンダード・グロース市場。
・バンクイノベーションのデイトレ。利食いラインを大きく飛んで利食い。
・三菱商事の逆張り。売っても良し、買っても良し。
インデックス投資と高配当株再投資のどちらにすべきか?
高配当米国株の配当金再投資に限らず、高配当株投資というものは、配当利回りの分母は株価であるため、逆張りとなります。
このため、値上がりは0%を想定して、配当金だけがプラスになると考えます。
一方、インデックス投資は、時価総額加重平均型で銘柄が構成されるため、順張りです。
時価総額加重平均型の投信やETFは、調子が良くて時価総額が高い銘柄の比重が高くなるようになっているため、世界経済の成長の恩恵を値上がりによって受けられると考えます。
無理矢理数値化すると、高配当米国株の配当金再投資は値上がり0%・配当金5%を想定する一方で、世界株ETFや米国株ETFによるインデックス投資は値上がり4%・配当金1%を想定します。
では、インデックス投資と高配当株再投資はどちらにすべきなのか?
感覚的には、高配当株の再投資の方がいいと思うんですね。
私自身も、インデックス投資より、ソフトバンクやJTや三菱商事あたりに分散投資したり、米国株の高配当株に分散投資したいと思うことがあります。
高配当株の再投資というのは、それほど魅力的です。
ただ、個別株というのは難しいんです。
私は、仕事で銘柄分析のコンテンツをたくさん作っていますが、何百何千という数の個別株について直近5年間の月足チャートを見て、直近5年間の上昇率を数値化していると、マイナスの方が多いんです。
一方で、インデックス投資のコンテンツを作ってると、直近5年間ではほとんどがプラスになっています。
高配当株再投資の対象銘柄としては、米国株なら連続増配年数30年以上の高配当株、日本株なら通信株や商社株、メガバンク、JTなどがありますが、いずれにしても個別株の長期投資というのはギャンブルであると言わざるを得ません。
インデックス投資と高配当株再投資のどちらが良いのかというのは、これは価値観の違いになるため、どっちが良いとは一概には言えません。
私自身は、NISAを使って、世界株ETF(【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信)のインデックス投資をしています。
ただ、感覚的には、高配当株の再投資には魅力を感じます。
ソフトバンクやJTに投資して、配当利回り6%で再投資できるのは本当に魅力的です。
また、私はETFのサイトを運営しているんですが、一番アクセス数が多いのは、高配当株ETFの記事です(日経平均株価ETFと同程度のアクセス数があります)。
いずれにしても、投資に関しては、どれだけの情報を提供しようが、年率5%が限度であると断言できます。
そもそも、インデックス投資も高配当株再投資も、続けられるのは3人に1人程度しかいないと思います。
なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。
なぜなら、ルールを守れないからです。
重要なことなので、何度も書きました。
「自分はルールを守ってやっている!」と、誰だってそう思っています。売買日記を見直して驚愕するまでは。
投資やトレードにおいては、ルールを守り続けることが一番難しいことです。