エピソード形式の自分史を書くには?

当サイトの自分史の書き方では、各時期毎にあったことについての概要や詳細をシンプルに記述していく教科書形式を推奨しています。ただ、第三者にとっても楽しめるように、一種の読み物としてエピソード形式で書いてもいいわけです。

これはどっちが優れているということはないので、好きな方を選んでもらえればいいと思います。どちらにしても、過去を思い出す方法などについては共通です。エピソード形式でも、思い出せる部分から書く、書けるところからガンガン書いていくということは同じです。

ただ、教科書形式で自分史を作っておけば、エピソード形式で記述する際もかなり役に立ちます。

例えば、中学時代についてエピソード形式で書いてみようと思ったときに、教科書形式で書いてある自分史の中学時代の部分を読めば、それはカタログのような役割を果たすわけですよ。努力が報われた過程について更に詳細なエピソードを書いてみようかなあとか、修学旅行について更に詳細なエピソードを書いてみようかなあとか。

なので、エピソード形式で記述するとしても、まずは教科書形式で自分史を書いておくことを推奨します。

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世界一欲しいコンテンツ

自画自賛になってしまいますが、2ヶ月前に私が予想していた以上に体系的な内容になって、とっても満足しております。

最強論・育成理論に特化した攻略サイトもそうだったんですが、自分自身で「こんなサイトあったらいいなあ」「こんなコンテンツが欲しいなあ」と思えるものでないと、作る意味がないと思うのです。

これは自分史も同じことで、誰かのために作るんじゃなくて、自分のために作るわけですよ。自分で読みたいと思うから、自分で自分史を書くわけですよ。自分の人生について書いてあるガイドブックは、どこにも売ってません。自分で作るしかありません。でもそれは、世界一欲しい本を作る作業になります。

当サイトのコンテンツが、その世界一欲しいコンテンツを作るための一助になれば幸いです。

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自己肯定感について2

今日は、過去の記事の続き。自己肯定感的な話です。

日本人の自己肯定感が低くなってしまう理由の一つに、「抑圧委譲の原理」と呼ばれる社会構造があります。

「抑圧委譲の原理」というのは、上の身分の者がストレスを下の身分の者に発散して、下の身分の者がストレスを更に下の身分の者に発散していくという精神的な構造のことです。

知らず知らずの間に、この日本のピラミッドに洗脳されてないですか?

例えば、「自分はスクールカーストで上じゃなかったら、人生を楽しんではいけないんだ(人生を楽しんだら上の人達を抜いてしまう……)」と無意識に思ってないですか?このような抵抗があると、必要のないことでも無意識的に遠慮するようになってしまいます。※1

無意識に遠慮してないですか?

あなたがそう思ったとしても誰にも迷惑は掛けないのに、遠慮してることないですか?

自分は自分史を書くに値しないとか、遠慮する必要なんて全くないんです。

例えば、「私はこの世界の誰よりも楽しませてもらっている。(私にとって)これ以上に面白い人生はない」と、公の場で豪語するのは迷惑だけど、仮にそう思ってたとしても誰にも迷惑は掛けないんですよ。

だったら、そう思って生きた方が得じゃないでしょうか?

別に無理矢理そう思えというんじゃなくて、ナチュラルに「楽しい」「幸せ」と思えたとして、その思考を遠慮しないことです。

 

※1
「自分には出来ない」「自分にはなれない」などの自信喪失的な信念というのは、潜在意識レベルで機能します、意識では自信喪失してることに気付けないんです。人間は、意識的に「自信喪失してる・諦めてる」と気付いてることの何十倍何百倍ものことを諦めています。自信喪失というのは、一酸化炭素中毒のような感じで起こるのです。「自分は~~で自信喪失してるな」と意識的に気付けるようなことは、本当の意味では自信喪失していないんです。

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過去を思い出すツールについて

単に記憶を引っ張り出すのではなく、過去に関係するモノから記憶が引き出される場合があります。

今日は、そのような過去を思い出すためのツールについてまとめてみました。

で、これらの過去のアイテムについては、カメラやスキャナを使うことによって自分史中に取り込んでokです。自分史で重要なのは、その時期について読んでいるだけで、その時期の情景や雰囲気が脳内で再生されるようになることです。それは何も、文章だけで呼び起こす必要はないのです。必要ならば、その当時を象徴する画像を挿入しましょう。

※自分史の作り方によっては、その当時を象徴する映像や音楽を流すことも可能かもしれません(例えば、2010年1~3月にスクロールするとその時期を代表する曲が流れて、2010年4~5月にスクロールするとその時期を代表する曲が流れるみたいな)。残念ながら、Wordでは出来ないようですが……。今後の技術発展を待ちましょう。

 

○過去を思い出すツール
・写真、アルバム、動画

・学校のプリント、テスト、創作物、卒業アルバムなど

・仕事や会社の資料

・日記、手帳、手紙

・遊んだもの(おもちゃなど)、集めたもの、作ったもの

・音楽、テレビやゲームの映像(youtubeを使う)

・コンテンツのパッケージ、本の表紙(Amazonを使う)

・地図

・乗り物(自転車、車)、製品(パソコンやゲーム機など)

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過去の場所巡り

今日は、過去の思い出の場所を巡ってみることについて。

住んでる場所にもよるんですが、これはかなりお勧めです。

過去の場所に行ってみることによって、自分史を思い出す効果があるとか、そんなことどうだっていい。単純に、楽しいんですよ。自分史がどうとか全く考えない方がいいですよ。

これは自分史を書く・書かないを全く別として、お勧めしたい体験です。

自分史が、自分の過去を題材にして歴史を楽しむコンテンツだとしたら、過去の場所巡りは、自分の過去を題材にして地理を楽しむコンテンツですね。自分史が歴史だとしたら、過去の場所巡りは地理なのです。

例えば、友達と一緒に秘密基地を作った場所に行ってみるとか、中学校の下校時の帰り道を一人で歩いてみるとか。もちろん当時を思い出しながら!

もう死ぬほど儚くなってきます。泣きたくなってきます。

でも、不思議なことに、過去の思い出の場所に行ってみることによって、新しい思い出が出来るんですよ。あと、写真も撮りましょうね。

ただ、大人になってから子供時代の場所に行くときは、不審者扱いされて捕まらないようにだけは注意してください。

あと、出来れば、時期も一致させた方がいいです。過去の11月に思い出となった場所なら、現在の11月に行った方がいいです。なるべく過去の状態や雰囲気と一致させて、今行くんです。

これは本当に楽しい体験になると思うんで、 多くの人にお勧めです。

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自分史の添削について

昨日は添削についてよく書かれている自分史本のレビューをしたということで、今日は、自分史の添削・ブラッシュアップについて説明したいと思います。

で、添削しながら書き進めていくというのは、あまり推奨しません。

最初から最後まで一通り全て書き終わってから、最初から最後まで見直して添削・ブラッシュアップしていくことを推奨します。

添削の仕方ですが、まず第一に楽しんで行いましょう。

添削というより、書き終わった自分史を読んで楽しむという気持ちでやりましょう。書き終わった自分史を読みながら、ついでに添削・ブラッシュアップしようぜみたいな。

で、添削していく箇所にも2種類あります。

一つは、国語的な添削です。誤字・脱字を修正していって、読みにくい文章は修正していきます。要するに、校正作業ですね。

もう一つは、内容的な添削です。書き終わってから時間が経って、もう一度読んでみると、その時期や出来事について書き足したいことが出てきます。例えば、「この時期には、あのコンテンツについても書いておいた方がいいなあ」とか、「この出来事には、強く心に残ってる情景についても記述しておいた方がいいなあ」とか。

もしくは、冗長だなとか余分だと思う部分も出てきます。「このコンテンツはそれほど重要じゃなかったから、ここまで詳細を書く必要はないよな」とか、「この出来事のこの描写は余分だな。削った方がシンプルな記述になるな」とか。

そのようにして、必要な部分は追記して、余分だと思った部分は削除していくことによって、自分史はブラッシュアップされていきます。

なお、当サイトの自分史の書き方は、自己啓発目的であるため、基本的に自分しか見ないことを前提に作成するわけですが、ブラッシュアップしていけばしていくほど、客観的な記述になっていきます。

とにかく、添削作業も楽しんで行いましょう。添削って結構労力を使うんで、1日1年のペースで十分ですよ。急ぐ必要はありません。

で、これは検証の所でも書いたんですが、添削するときも、自分史の感想を言葉に出しながら添削していくことを強く推奨します。

その年や、その時期の出来事やコンテンツ、その時期の自分自身に対して、ありのままの感想を言葉にしながら読んでいくんです。

この作家(=自分自身)、この物語(=自分の人生)の超ヘビーユーザーになったような感覚で、ありのままの感想を言葉に出しながら添削していくことを強く推奨します。

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書評:「失敗しない自分史づくり 98のコツ」(前田義寛、前田浩、野見山肇)

98のコツとありますが、3分の2以上が文章の書き方や文法、添削などについてです。ただ、この文法・添削については、実際の自分史を例にして説明されているため、非常に分かりやすいです。

残りの3分の1の部分には、自分史記述について基本的なことが書いてあります。

基本的なことはちゃんと書かれているため良書ではあるんだけど、可もなく不可もなくと言った所でしょうか。

あと一点。自分史で登場した思い出の場所を巡ってみるという方法が紹介されてますが、私も1年間に渡って毎週休日にやってみたことがあるんですが、これはかなり楽しいです。今住んでる場所にもよりますが、自分史を書いたら、この遊びをやってみることをお勧めします。

過去の場所巡りについては、数日中に詳細をアップしたいと思います。

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自分史の書き方(基本)

自分史について体系的な内容になるように固定ページを修正してたんですが、かなりいい具合になったんじゃないかなと思ったので、そっくりそのままブログ記事として掲載しておきます。

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自分史の記述内容

人生を章分けしたら、あとはもう自分史を淡々と書いていくだけです。例えば、”2000年4~7月”という項目には、2000年4~7月について記述していきます。それが終わったら、次の時期・項目について同じように記述していきます。と、このようにして、現在まで書き続けていけば、自分史が完成します。

じゃあ、具体的にはどんなことを書いていけばいいのかと言うと、主に次の通りとなります。

○自分史の書き方
・時期毎に、以下の事項を中心に記述していく。
-人生の重要イベント・重要なエピソード
-人物・交友関係(連絡)
-学業・仕事
-各種コンテンツ
-ライフスタイル
-その時期を象徴する雰囲気や情景、日常

これらの項目を、時期毎に淡々と書いていきます。自分史の書き方と大それた言い方をしていますが、何てことはない、小学校時代位から現在までを時系列的に書いていくだけの単純作業です。

この中の何について主に書くかは、人それぞれとしか言いようがないです。連絡中心の人生もあれば、仕事や勉強中心の人生もあれば、趣味中心の人生もあるからです。あなたにとって重要なことを書いてください。あなたにとって重要じゃないことは一切書かなくていいです。

自分史の記述で最も重要なのは、その時期の文章(段落の集合)を読んでるだけで、その時期の出来事や雰囲気が頭の中で再生されるようになることです。このことさえ意識していれば、何を書けばいいのか分かってくると思います。

自分史の書き方についてこれ以上の説明は出来ません。自分史というのは、過去の雰囲気再生マシーンです。当サイトで定義する最もクオリティーの高い自分史というのは、あなたがその文章を読むことによって、その時期の雰囲気や情景が脳内で鮮明に蘇ってくるものです。この部分、どれだけ太字にしても足りません。私が、自分史の書き方で一番訴えたいのはこの部分です。

もしくは、当サイトの自分史の書き方というのは各年についての記述であります。だから、その年について記述するには何を書けばいいのか?その文章を読むことによって、その年が再生されますか?

何をどう書いていいのか分からなくなったら、これらの点を意識してみてください。

 

 

自分史の記述イメージ

実際の記述例としては、こんな感じになります。なお、これはあくまでイメージです。

書き方イメージ

こんな感じで、その時期にあったことについて分野毎に段落で区切って記述していきます。重要イベント、連絡、学校・仕事、趣味、その他イベント、その時期の特徴などについて、段落で区切って、箇条書き的に記述していきます。この段落の集合こそが、その時期の自分史になります。

段落の長さは、20字~400字が目安になります。例外的に長くなる記述もあると思いますが、どんなに長くても800字以内には収めるべきです。

”ゲームでは、~~が登場した。”というような20字程度の記述から、400字前後に及ぶ重要イベントの記述まで、その時期の重要な要素について段落毎に記述していきます。

1年分の長さの目安としては、本文のフォントサイズを15として、Wordで5~10ページになります。

記述例をもう一つ示すと、こんな感じになります。

書き方イメージ(2)

ここで、一つテクニック的なことを書いておきます。

項目を作るときは、大抵は”XXXX年4~6月”というように2~3ヶ月毎の区切りになると思うんですよ。その項目の中で、その時期にあったことについて、分野毎に段落で記述していきます。

では、何をどのような順番で記述していけばいいか?これは自由です。ただ、出来るだけ、時系列的な記述になるように意識するといいです。

あと、仕事にせよ趣味にせよ、ある分野について、その時期に書くことがたくさんある場合(一つの段落で記述すると冗長になってしまう場合)は、段落で区切りましょう。

基本的には、1つの段落の中でその時期について全て記述するのがスマートですが、長くなってしまう場合は、段落で区切って記述した方がスマートな記述になります。

段落で区切った場合は、それぞれの段落を、その項目の中で時系列を意識した箇所に書くといいです。

例えば、”XXXX年4~6月”という項目の中で、ある分野について4~5月と6月とで段落を区切った場合、前者は項目の中の前半部分に記述して、後者は後半部分に記述するというようにして、時系列を意識した書き方をするのです。

 

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過去を思い出すための切り口の例

・人間関係(家族、友達、先生など)
「誰と何をしたか?」
「誰にお世話になったか?」
「誰に影響を受けた?」
「誰が好きだった?」

・コンテンツ(ゲーム、音楽、漫画、テレビ、映画、本など)
「その時期を代表するコンテンツは?」
「影響を受けたコンテンツは?」
「好きだったキャラクターやタレントは?」

・スポーツ
「よくやったスポーツは?」「そのエピソードは?」
「よく見たスポーツは?」「そのエピソードは?」
「好きな選手は?」

・その他趣味

・学校生活
「印象に残ったイベントは?(運動会、文化祭、遠足、修学旅行など)」
「勉強で印象に残ったことは?」
「部活で印象に残ったことは?」
「努力が実ったエピソード、失敗したエピソード」
「日常はどんな感じだった?(登校時の日常、クラスの日常、帰り道の日常など)」

・仕事
「印象に残った出来事は?」
「努力が実ったエピソード、失敗したエピソード」
「日常はどんな感じだった?(出勤の日常、職場の日常など、帰宅時の日常など)」

・初めての出来事
「(人との)初めての出会いは?」
「初めてやったゲームは?」(コンテンツや趣味での初めて)
「入学式」「入社式」

・別れの出来事
「友達との別れ(転校など)のエピソードは?」
「卒業式」「退社」

・滅茶苦茶楽しかった出来事

・嫌な出来事(歴史的逆境)

・人生の分岐点

・人生を変えた決断

・場所
「その当時、印象に残ってる場所は?」
「住まいはどんな場所だった?」
「学校や職場はどんな場所だった?」
「よく行った場所は?」
「帰りに良く寄った場所は?」

・病気
「印象に残ってる病気のエピソードは?」

・食べ物
「好きだった食べ物は?よく食べてたものは?」
「給食で好きだったのは?」
「印象に残ってる食べ物のエピソードは?」

・お金
「主に何にお金を使っていた?」
「印象に残ってるお金のエピソードは?」

・社会的出来事
「あの社会的出来事が起きてたとき、何をしていた?」

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これら以外にもたくさんあるでしょうが、一先ずはこんな感じかなと。

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信念の戦い

「人生が嫌い・つまらない」という信念を持っていると、その信念を強化するための他の信念も同時に持っている場合があります。それは例えば、「人生は自分で改善することが出来ない」という信念。

だからこそ、今を楽しむための努力をすることが重要です。今を楽しむための努力をして人生を改善することが出来れば、「人生は楽しい」「自分の人生は自分で改善することが出来る」という2つのポジティブな信念が強くなるからです。

ただ、ここで気を付けなければいけないのは、信念には一方的に強くなる性質があるということ。そして、人間は信念の生き物であるため、今機能している信念に背くことは、人格否定されたように感じてしまいます。

「人生が嫌い・つまらない」「人生は自分で改善することが出来ない」という信念を持っていると、今を楽しむことに罪悪感のような感情が出てきます。今が楽しいという状態は、「人生が嫌い・つまらない」という信念に背くからです。この信念が邪魔をするため、今楽しいことを認められません、人生を楽しんでいる自分が認められません。1日の中に良い気分で笑っている時間があるにも関わらず、そのような時間が存在していることを認められません。それは、信念に背く自分だからです。だから、罪悪感という感情を発生させることによって、笑って楽しんでいる自分に対して罰を与えるんです。人生を楽しんでいない自分がアイデンティティーになっています。このアイデンティティーを守るために、楽しんでる自分に罰を与えるんです。

だから、今自分が楽しいと感じることについて、素直に「楽しい」と認めることから始まります。「楽しい」というポジティブな感情を認めることから始まります。

「楽しい」「幸せだ」という良い気分を感じている時間があるにも関わらず、罪悪感のようなものが出てくる場合、自分自身を客観的に観察してください。「これは、私の中で「人生がつまらない」という信念と「人生が楽しい」という信念が戦っているんだな。今はまだ「人生がつまらない」という信念の方が強いから、楽しむことに対して罪悪感が出てきているんだな。でも、楽しい体験にフォーカスし続けていけば、「人生が楽しい」という信念の方が強くなるときがやって来る。私は幸せになっていいんだ」と。このようにして、自分の感情を機械的に把握してください。必ず、決壊するときがやってきます。感情に呑まれないでください。

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