昨日は添削についてよく書かれている自分史本のレビューをしたということで、今日は、自分史の添削・ブラッシュアップについて説明したいと思います。
で、添削しながら書き進めていくというのは、あまり推奨しません。
最初から最後まで一通り全て書き終わってから、最初から最後まで見直して添削・ブラッシュアップしていくことを推奨します。
添削の仕方ですが、まず第一に楽しんで行いましょう。
添削というより、書き終わった自分史を読んで楽しむという気持ちでやりましょう。書き終わった自分史を読みながら、ついでに添削・ブラッシュアップしようぜみたいな。
で、添削していく箇所にも2種類あります。
一つは、国語的な添削です。誤字・脱字を修正していって、読みにくい文章は修正していきます。要するに、校正作業ですね。
もう一つは、内容的な添削です。書き終わってから時間が経って、もう一度読んでみると、その時期や出来事について書き足したいことが出てきます。例えば、「この時期には、あのコンテンツについても書いておいた方がいいなあ」とか、「この出来事には、強く心に残ってる情景についても記述しておいた方がいいなあ」とか。
もしくは、冗長だなとか余分だと思う部分も出てきます。「このコンテンツはそれほど重要じゃなかったから、ここまで詳細を書く必要はないよな」とか、「この出来事のこの描写は余分だな。削った方がシンプルな記述になるな」とか。
そのようにして、必要な部分は追記して、余分だと思った部分は削除していくことによって、自分史はブラッシュアップされていきます。
なお、当サイトの自分史の書き方は、自己啓発目的であるため、基本的に自分しか見ないことを前提に作成するわけですが、ブラッシュアップしていけばしていくほど、客観的な記述になっていきます。
とにかく、添削作業も楽しんで行いましょう。添削って結構労力を使うんで、1日1年のペースで十分ですよ。急ぐ必要はありません。
で、これは検証の所でも書いたんですが、添削するときも、自分史の感想を言葉に出しながら添削していくことを強く推奨します。
その年や、その時期の出来事やコンテンツ、その時期の自分自身に対して、ありのままの感想を言葉にしながら読んでいくんです。
この作家(=自分自身)、この物語(=自分の人生)の超ヘビーユーザーになったような感覚で、ありのままの感想を言葉に出しながら添削していくことを強く推奨します。
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自分史の書き方についてはこちら。