自己肯定感について2


今日は、過去の記事の続き。自己肯定感的な話です。

日本人の自己肯定感が低くなってしまう理由の一つに、「抑圧委譲の原理」と呼ばれる社会構造があります。

「抑圧委譲の原理」というのは、上の身分の者がストレスを下の身分の者に発散して、下の身分の者がストレスを更に下の身分の者に発散していくという精神的な構造のことです。

知らず知らずの間に、この日本のピラミッドに洗脳されてないですか?

例えば、「自分はスクールカーストで上じゃなかったら、人生を楽しんではいけないんだ(人生を楽しんだら上の人達を抜いてしまう……)」と無意識に思ってないですか?このような抵抗があると、必要のないことでも無意識的に遠慮するようになってしまいます。※1

無意識に遠慮してないですか?

あなたがそう思ったとしても誰にも迷惑は掛けないのに、遠慮してることないですか?

自分は自分史を書くに値しないとか、遠慮する必要なんて全くないんです。

例えば、「私はこの世界の誰よりも楽しませてもらっている。(私にとって)これ以上に面白い人生はない」と、公の場で豪語するのは迷惑だけど、仮にそう思ってたとしても誰にも迷惑は掛けないんですよ。

だったら、そう思って生きた方が得じゃないでしょうか?

別に無理矢理そう思えというんじゃなくて、ナチュラルに「楽しい」「幸せ」と思えたとして、その思考を遠慮しないことです。

 

※1
「自分には出来ない」「自分にはなれない」などの自信喪失的な信念というのは、潜在意識レベルで機能します、意識では自信喪失してることに気付けないんです。人間は、意識的に「自信喪失してる・諦めてる」と気付いてることの何十倍何百倍ものことを諦めています。自信喪失というのは、一酸化炭素中毒のような感じで起こるのです。「自分は~~で自信喪失してるな」と意識的に気付けるようなことは、本当の意味では自信喪失していないんです。

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