2024年8月
※2024年8月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
・(8月5日)歴代最大となる-4451円の暴落。順張りスイングは我が世の春となり、レーザーテックやソシオネクストなどの空売りで+27.25%。コロナショック以来、4年5ヶ月ぶりにブッコミ50のサインが点灯した。
・7月高値からの下落率(※前場引け時点の候補)
-コマツ:-30.13%
-SUBARU:-33.26%
-三井E&S:-43.41%
-DMG森精機:-33.68%
-ディスコ:-42.77%
-東京エレクトロン:-36.60%
-レーザーテック:-38.64%
-ルネサス:-38.89%
-三井物産:-30.82%
-スクリーン:-38.81%
-ソシオネクスト:-37.61%
-大和証券G:-30.40%
-丸紅:-32.62%
-野村HD:-31.16%
-イビデン:-31.23%
-TOWA:-48.21%
-三菱電機:-31.59%
→三井E&S、ソシオネクスト、TOWAの3銘柄を買い。
当日使った資料:ブッコミ50について(2024年8月)
・(8月6日)過去最大の+3217円の反発。三井E&S、ソシオネクスト+15%で利食い。出遅れ株となった山崎パン、JFE、ロームの買い。
・(8月7日)TOWA+15%で利食い。出遅れ株の山崎パン、ロームを買い。
・(8月8日)出遅れ株の山崎パン、ロームを買い。
・(8月9日)出遅れ株のローム、SUMCOを買い。
※最終的に、三井E&Sは+35.59%、ソシオネクストは+22.66%、TOWAは+22.62%まで順行した。
※最終的に、山崎パンは+10.82%、ロームは+15.60%・SUMCOは+16.85%まで順行した。
→前者は+15%利食い、後者は+5%利食い、トータル+51%。
ブッコミ部分の統計表
単月では歴代最高の成績となった。
特に、出遅れ株については、コロナショックの際の教訓を生かした形となった。
トレードスキル>>>超えられない壁>>>インデックス投資
2023年1月頃から2024年6月までは、私が保有するオルカンとトレードの成績は同じ程度でした。
正直言って、「もしかして、オルカンのほったからし投資だけで十分なのでは?」と冗談で思っていたほどでした。
2024年7~8月、米国のAIバブル崩壊懸念や日銀利上げショックにより、オルカンが-20%近い暴落となった一方、トレードは70%超という歴代最高の成績を叩きだしました。
トレードスキル様、誠に申し訳ございませんでした。あなたをみくびっていました。
さらに、2024年7月から8月に掛けては、興味深い現象がたくさん起こりました。
インデックス投資を推奨していたインフルエンサー達が日和だしたのです。
S&P500指数が-5%程度下落した程度でうろたえる始末……。
もしも、S&P500指数の月足チャートで-5%の陰線が出て、それが世界恐慌の初動の大陰線と分かったら、世界一の金持ちです。
「そろそろ天井が来そうだから、いったん、オルカンやS&P500指数を利食いした方がいい」といった声が次から次へと出てきました(あれから1年、この人達はどのタイミングで買い戻したんでしょうか?)。
そうじゃないんです。大前提として、絶対に分からないんです。絶対に分からないからこそ、脳死で機械的に積み立てていくしかないんです。
米国は人口も増えてるし、これからも経済成長すると思います。ただ確実に言えることは、米国株やオルカンへのインデックス投資は、今日までは上昇し続けてきたということまでです。
インデックス投資は、これからも上がり続ける期待はあるけど、確実ではないのです。
また、私の中で、ある疑問が浮かびました。
「インデックス投資してる人達、月足チャート見てないのでは?」
投信について、その日の基準価額が出るまで待つのではなく、類似の東証ETFを見れば分かります。
S&P500指数だったら【1547】、オルカンだったら【2559】、NASDAQ100指数だったら【1545】です。ただ、S&P500指数は価格信頼性だと【1547】なんだけど、買う場合は【1655】や【2558】の方が良いです。
インデックス投資であろうと、未来のことは絶対に分かりません。だからこそ、脳死で長期・積立・分散投資するしかないんです。
そもそも、個人的に最大の違和感は、新NISAへの拠出と消費はトレードオフということを認めたがらない風潮です。
新NISAでインデックス投資は、老後資金の確保が最大の目的です。だから、新NISAでインデックス投資は、体験への消費とはトレードオフとなります。
新NISAでインデックス投資の大成功パターンは、死ぬまで売らずに子供か孫に相続することです。
新NISAへの拠出を増やすということは、今現在、お金を使うことで体験できる消費を減らすことになります。
だから私は、「月5万円で30年間掛けて1800万円の枠を埋めれば十分」と主張しています。
とにかく、インデックス投資に期待し過ぎないことです。年率5%以上は求め過ぎ。期待値を高くすれば高くするほど、続けられなくなります。
