2020年11月
※2020年11月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
・順張りスイングはプラス、逆張りスイングはマイナスも、スイングトータルではプラス。デイトレ逆張りはプラス、デイトレ順張りではマイナスも、トータルではプラス。トータルで月率+3.09%。
・逆張りスイングのショートは、バンナムやリクルートは取れたが、LCが続いてトータルではマイナス。
・が、この月は空売りで取れなかったのは当たり前で、私はエントリー数が3銘柄以下じゃないとエントリーしない(強い銘柄の逆張りは、同時サインが4銘柄以上なら、強い上昇トレンドと判断して見送り)というルールにしているのだが、これが見事に嵌ってくれた。逆張りスイングは月率-1.6%に留まったが、この規制ルールのお陰でここまでマイナスが抑えられた。これがこの月で一番ナイスだったと思う。
・順張りスイングはJALの公募増資のショートが+20%の踏み上げ。ぐおおおおお。が、トータルではプラスに。バイデン氏勝利でそれだけ強かったということ。JALさえスルーしていれば……。
持ち家vs賃貸論争について
「持ち家か賃貸か?」という議論はよくされますが、私自身の考えを書いておきます。
結論から言うと、「持ち家か賃貸か?」は答えがないため、全く意味がない議論です。
そもそも、持ち家と賃貸、どっちが得なのかというと、これはどっちが得とは一概には言えません。
※橘玲さんの「黄金の羽根の拾い方」に書かれている説明が一番分かりやすいです。
住宅ローンを組んで持ち家を買うということは、信用取引で住宅に投資している状態なので、不動産価格が上がれば得ですが、リスクも非常に大きい状態です。
投資家の視点から言うと、自己用住宅について「持ち家と賃貸のどっちが得か?」という議論は、そもそも意味がない。なぜなら、ポジションの違いでしかないからです。
それは、「今日、信用取引で株を買ったけど、これは正解だったのか?」というのと同じようなものなので。そんなこと知らねーよと。
持ち家・賃貸論争は、5ちゃんねるやYahoo!掲示板の個別銘柄スレでされている議論と同レベルの、無意味で非生産的なものでしかありません。
※個人的には、35年ローンでレバレッジを掛けて不動産に資産を一極化させるのはリスクを取り過ぎだと思うため、よほど安定していたり、よほど住宅に対して思い入れがある(人生の優先順位で上位)人以外は、35年ローンを組むのはリスクが大きいと思います。あくまでリスクが大きいとしか言えません。
いずれにしても、「持ち家と賃貸のどっちが得か?」という議論は、投資家の観点からしたら全く意味がないし、時間の無駄でしかありません。
そもそも、この議論が活発になってしまうこと自体が、日本人達の金融リテラシーの低さを象徴していると思います。
絶対に分からない未来(不動産価格の動向)についていくら論じても答えは出ないため、5ちゃんねるやYahoo!掲示板の個別銘柄スレでされてるような、ポジションの正当化合戦にしかなりません。
そして、しまいには、「ローンを組めない奴の僻みだ」とか「ローンで縛られている奴の妬みだ」みたいな人格攻撃が始まる。
投資の答えは分かりません。未来のことは絶対に分からないためです。