今日は、自分史本のレビューをします。
読み手を意識した自分史の記述が目的にされているためか、文章構成や書き方の記述が多いです。これは自分史の書き方というよりは、文章の書き方の本に近いような……。
あと、具体例は実際の自分史ではなく、有名作家の作品やエッセイであるため、自分史の例としてはほとんど参考にならないかと。
ただ、自分史を書くコツ(Step3)と、過去を思い出すテクニック(Step4)については非常に参考になります。
まず、自分史の書き方として、「現時点の意見・感想はなるべく入れず、事実を客観的に描写し、その当時の情景を描写する」というのは、本当に重要です。これは当サイトの書き方と全く同じで、私が言いたいことをシンプルに言ってくれたような感覚です。
過去を思い出すテクニックとしても、時系列・モノ・ヒトを軸にして探るということで、非常に参考になります。過去を思い出すための切り口についてしっかりと記述されています。
具体例が乏しいため、これ1冊で自分史を書くのは難しいと思いますが、書き方と過去を思い出すテクニック本としてはいいね!って感じです。
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自分史の書き方についてはこちら。