2015年11月
※2015年11月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
〇~11月30日
・引き続き、前日に決めた銘柄について、機械的に統計を取っていった。
・こういうのもあれば、
・こういうのもあり。
・それで、そろそろ実際に入ってみてもいいかな?とも思うが、もしも↑のようなLC10連発になったら?ということで入れず。何となくイメージ的に、5%とか7%まで待つのではなく、1%ちょっと位なら取れるんじゃないかという気がする。じゃあ、小遣い稼ぎ的に1%利食いから入るか?と。だが、統計を見てみると、1%利食いでは決して取れておらず。もしも、「1%利食いでええわー」という感じで入っていたら、ボッコボコにやられているだけ。
※注:これはいかにイメージと現実のチャートとが、掛け離れているかということ。もしも記録を残さずに、「1%程度なら楽勝で取れるだろう」という先入観・イメージで入ってしまうと……。ちなみに、MFEは1%以上順行した場合のみ付けていた。つまり、画像でLCとなっているものは全て、1%以上すら順行せずにLCになっている。本当に、客観的な記録に裏付けられていない人間の思い込みやイメージって恐ろしい……。
・取れるときは↓のように思いっきり取れるんだが、取れないときは10連続LCとかになる。
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・機械的に入った場合のデイトレ統計は次のようになった。
※415トレードの、3%:-20.27%、5%:+27.05%、7%:+65.45%、保有(=終値決済):+40.74%。確かに、トータルでは大きなプラスになってはいるが……。
※注:このときはまだ気付いていなかった話を。機械的に淡々と統計を取るという方向性は◎だった。さて、スイングトレードのシステムを確立したときは、機械的に順張りエントリーに入った場合の統計を集めたら、その母集団全てで3%利食いしてたらトータルプラスになっていたことに気付いたというのが始まりだった。この母集団全てにエントリーするのではなく、代金1位と代金2位にエントリーするというルールにしてエントリー数を1日2エントリーに抑え、かつポジションサイジングをすることによって、年率+50%前後で運用するシステムを確立することが出来た(例えば、順張りサインが出た銘柄全て(母集団の全て)に総資金の10%で入るのも、順張りサインが出た母集団の中から代金1位と代金2位の2銘柄を選んで総資金の50%ずつで入るのも、(母集団のエントリーサインの数にもよるが)結果はそこまで変わらない(母集団の中から順行するものはランダムであるため))。デイトレでも、これと同じことをすれば良かったのだが……。月トータルでは月率+50~100%(なお、最大でも@200万の単利なので、複利効果は享受出来ない)位になるとしても1日で10連続LCになったりするのは精神的に耐えられないため、成績が落ちるとしてもエントリーをもう少し減らして精神的負担を減らす方向に行くべきであった。だが、”順行するサインを選別出来ないのか?”という聖杯探しの方向に行ってしまうことに……。
数年間掛けてトレーダーになる方法
当ブログは、 毎日1~2時間の学習を数年間継続して、トレードスキル・運用スキルを身に付けたいと思っている人にとっては、最高に価値のあるコンテンツになると信じて作っています。
さて、これを例えば、情報商材の売り文句にしたとすると……。
「3~5年の間、毎日1~2時間の学習をすれば、株で資産運用出来るスキルが身に付きます。なお、毎日の基本的な学習の他に、メンタルトレーニングをしたり、トレード本を読んだりする必要もあります。また、そのような自己改革は一朝一夕で成し遂げられるものではなく、中長期に渡る断続的な取り組みが必要になってきます」
うーむ、こう書いてみると現実的ですね……。そりゃあ、そんだけやればトレーダーにもなれるだろ的な。それの何が凄いんだ的な。
例えば、技術者や研究者になるには、大学の工学部や理学部に入学して、大学院の修士課程を修了するとしたら、最短でも6年掛かります。医者や弁護士の場合も同様です。
1年で医者や弁護士になる方法を教えます!的なサイトも情報商材もないと思うんですね。
それは、医者や弁護士のような専門職になるには、特別な教育や訓練を積む必要があるということが常識になっているため、そのような詐欺に近いコンテンツは社会から淘汰されるからです。
もちろん中には、1年程度の教育を受けただけで専門スキルを習得してしまうブラックジャックのような天才もいるでしょうが、例外なのであてになりません。
でも、トレーダーの場合は、(私を含めて)誰もが自分を天才だと思い込む……。
当サイトは数年間掛けてトレードスキルを身に付ける一助になるかもしれないコンテンツですが、そこまでしてトレードスキルを身に付ける価値はないと思うであろう大多数の人には、トレードスキル(マーケットでの運用スキル)ではなく、合理的思考を身に付けることをおすすめします。具体的には、消費スキル(自分の価値観を明白にして、価値>価格のものだけ買う規律・習慣を付ける)や、情報収集スキル(ITスキル、検索スキル、自分の手で調べて自分の頭で考える習慣をつける)を身に付けることをおすすめします。
普通の人がまず先に身に付けるべきは、マーケットでの資産運用のスキルではなく、合理的思考です。合理的思考を身に付けてしまえば、わざわざマーケットで虎の子の資産をリスクに晒す必要はないです。
書評:「馬券裁判」
競馬で1億5000万円の利益を出して、外れ馬券が経費として認められるかどうかがニュースにもなった競馬師が書いた本です。
トレードとは一見関係なさそうではありますが、競馬データの取り方や検証の仕方に、資金管理の重要性に(この本に書かれている資金管理は1ユニットの資金管理そのもの)、ルールに淡々と従い続ける規律に、「これはトレードの話をしてるんじゃないのか?」と思うくらい、共通点が多いです。
ただ、この競馬のルールをそのまま実行するのは、絶対無理だなと思います。なぜなら、2006年に92%のドローダウン、2007年に69%のドローダウン(その後1億円達成)、2008年に93%のドローダウンを経験した上でトータルプラスになっているからです。
仮に、この本の著者が競馬の情報商材を作ったとして、使い続けられる人は本人以外にいないでしょうね。
テラ銭が25%取られる確率ゲームでトータルプラスを実現するには、これだけのリスクを受容しなければいけないんだなと。
ただ、100万円の種を1億5000万円にした超一流の競馬師が、その利益の大半を投資信託に投資してリーマンショックで失ってしまったというのは、やっぱり餅は餅屋だなあと思います。たとえ同じようなゲームであっても、自分の専門外の分野には手を出すべきではないなと。
この本を読んでいても、著者の競馬愛がヒシヒシと伝わってきます。これは好きじゃないと絶対出来んわなと。少なくとも私は、この本を読んで、一生競馬はやらないだろうと思いました。「競馬で楽に稼ぎたい!」と期待してこの本を買った人は、相当ショックを受けるんじゃないかと思います。
どんな世界であろうと、「好きじゃないとここまでやってられんだろ、ここまでやるの馬鹿だろ」と世間一般から思われる位の努力をする者だけが生き残ってメシを食うことが出来るんでしょうね。





