2013年10月 トレード歴20ヶ月(継続するための方法(条件付けと潜在学習)、「金持ち父さん 貧乏父さん」)


2013年10月

※2013年10月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇10月3日
・シャープを空売り。

※注:3陰線であるが、レンジ割れ。ボラもある。

 

〇10月4日
・シャープ-3.64%の下落。3%ラインで増し玉した。

 

〇10月7日
・シャープ-8.20%の下落、+10.03%で玉を半分決済した。

 

〇10月8日
・シャープ1ティック下落。+13.06%で残りの玉を全て決済した。

※注:増し玉後のトレイリングストップが取り過ぎだったこと以外、文句なし。ただ、通常玉だったら、この1トレードだけで月率+10%達成だったのだが、玉を小さくしていた。こういうのだけやってればいいんですがねえ。

 

〇10月16日
・関西電力-1.06%LC。

※注:シャープとの違い:直近のボラの大きさ、そもそも抵抗ラインが見えてる場所でのレンジ抜け。もちろん、こういう中盤のレンジ抜けから行く場合もあります。でも、一貫しないといかんのです。一貫するとしたら、抵抗ラインがないと思われる右上か右下がいいでしょと。

 

〇10月18日
・マツダ-0.87%LC。

※注:LCになってるが、これはok。直近の上昇波動で10%上げてるのが気になるが、関西電力よりは一貫していて良い。

 

〇10月21日
・エプソン+3.87%で決済。

※注:ちょっと利食いが遅かった。

 

〇10月23日
・熊谷組、増し玉後にほぼ手数料負けとなった。

※3%増し玉後に、+1.53%で決済した。このトレードから、増し玉後には、玉を加重平均した所で決済するのもありだなと(だが、全ての増し玉に適用されるようになったわけではなかった)。
※注:銘柄、エントリーともに悪くない。

 

〇10月24日
・熊谷組+11.80%となるも、寄り付きでLCとなった。

※注:これは惜しい!しゃあない。シャープやこういうのにだけ入り続けてればトータルではプラスになる。

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・10月の収支は12トレード2利食い、勝率16.67%。月率+2%。
※後半にLCが相次いだ。

 


継続するための方法(条件付けと潜在学習)

それがどんなことであれ、継続することが大事です。継続してやっていると、未知なる世界に連れて行ってくれます。

今日は、継続するための方法論やポイントをいくつか書いておきたいと思います。

(1)条件付け

条件付けとは、正しい行動をしたら自分にご褒美を与えることによって、その行動を習慣化しやすくするというものです。

例えば、売買日記を書くことを習慣化したいんだったら、売買日記を書いたら、そのご褒美として夜にステーキを自分に与える。

ある行動をした→ご褒美(楽しい体験)が与えられたという体験をすることによって、脳は学習します。これはやってみると分かるんですが、人間の脳って意外と単純です。

ただ、条件付けの注意点として、結果の良し悪しに関わらず、行動に対してご褒美を与えることが大事です。正しい行動(継続・習慣化したい行動)をしたら、結果が出る出ないに関わらず、意図してご褒美を自分に与えてください。

あと、最初の一歩は出来るだけ小さく始めることも重要です。
※詳しくは「心のブレーキの外し方」を参照。

統計を取る作業にしても、最初は5銘柄でもいいから、とにかくチャートを見て統計を取ってみる。で、どれだけ小さな一歩だろうと、その行動に対してご褒美を与えてください。

これって、心理的には、パラドックスが起きるんですよ。継続する前の段階では、継続している自分というのを信じられないんです。

心の中では「あれをやらなければいけない!」と思っているんだけど、どうしても続かない。で、理想が大きいものだから、「1日5分では意味がない」と思ってしまうんです。最初から「1日1時間はやらなければいけない!」って思ってしまうんです。だから、1日5分やっただけで自分にご褒美を与えるなんてナンセンスだと思ってしまう。「今の時点では1日5分ですら苦痛なのに、5分続けただけでは、何の効果もねえだろうが……」と。でも、それでは結局続かないんですね。時々1時間は何とかやるけど、あまり楽しくない。結局、続かなくて、何も身に付かないで終わってしまう。私自身、今までに色んなことでこの流れを体験してきているんで、よく分かります。でも、1日5分を1ヶ月継続出来れば、1日1時間が苦にならなくなるまでもう少しです。

大前研一さんの「低欲望社会」という本に書いてあったんですが、優秀なコンサルタントや経営者というのは、一つのことしか言わないそうです。以下、転載させてもらいます。

「良い会社の経営者は「我が社の問題はこれだ」と一つのことしか言わない。一つのことを、4~5年かけて徹底的に実行させる」

「一方、ダメな会社の経営者は、改善策を10も20も並べ立て、それらを全部やらせようと檄を飛ばす。しかし、社員は次々に出される指示に追いつけなくなり、結局は何も実現しない」

大前研一「低欲望社会」より

 

これって、コンサルタントや経営者に限らず、何かを継続して確立すること全てに当てはまるんじゃないかと思うんですよね。継続するためには条件付けも大事だけど、この姿勢も滅茶苦茶大事だと思います。

例えば、売買日記さえ書いてくれれば、あとはオフに何やってもいいよ的な。他の作業は別にしなくていいから、最低限、終値エントリーの売買日記だけは書き続けてくれと。これが最初から、フルタイムのデイトレーダーとしての検証記録を付けろとかだったら、まず絶対に続かないことでしょう。

とにかく、何か一つでいいから、それだけは絶対に何があっても続けてくれと。それさえ続けてくれれば、あとは何も文句言わねえよと。

トレードに限らず、今の時代、努力する対象が、資格に副業に資産運用に自分磨きにって……キリがないですからね。全部やるの無理ですからね。そりゃあ、全部欲しいかもしれないけど。中には全部出来てる人がいるのかもしれないけど。

継続する前の段階では、「たった一つ続けた所で、どうなるよ?」って思ってしまいます。でも、全部やらないと駄目って自分にプレッシャーを掛けて、結局、全部中途半端になってしまうよりは、何か一つ徹底的に継続する方が可能性は高いと思うのです。

 

(2)潜在学習

トレードは、継続しても、目に見える結果として出てくるまで非常に長い時間が掛かります。

ただ、記録を取りながら継続しているのなら、絶対に内面ではトレーダーとして成長しているんです。

希望を持てる話として、潜在学習というものがあります。

努力し続けていると、結果が早く出る人と遅く出る人がどうしても出てきます。では、中々結果が出ない人は、結果が早く出る人に比べて学習してないのかというと、そうじゃないんですね。

継続してるんだけど結果が中々出ない人が、あるとき偶然にも思わぬ楽しい体験や報酬が与えられると、一気に今までの努力が顕在化して開花することがあります。

つまり、目に見える結果には出てないから、継続してるのに何も進歩してない何も学習してないと思ってしまうんだけども、潜在的に内面ではちゃんと学習して成長しているんです。

だから大事なのは、とにかく継続することなんですよ。と言うか、もうそれしか出来ないんですよ。栄光に近道はない。目に見える結果が出てなくても、内面ではちゃんと成長しているんだと自分を信じて、継続していくことです。

 

 

書評:「金持ち父さん 貧乏父さん」

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん」ロバート・キヨサキ

世界的ベストセラーになった、お金に関する本です。お金に関する自己啓発書としては、この本をお勧めします。お金に関する考え方は学校では絶対に教えてくれないですからね。

個人的に、この本で一番参考になったのは、資産と負債の定義です。
※資産とはキャッシュフローをもたらすもの、負債とはキャッシュフローとして出ていくものと定義されています。

ちなみに、最強の資産は、収入をもたらしてくれる本業のスキルなわけですが。

金持ちになるための方法論としては不動産投資を勧めてますが、不動産投資はどうなんでしょうか?私は、やったことがないため分からないです。ただ、株と同様に、ちょっと齧った程度ではカモにされる世界なのは間違いないと思います。

 

お金とはそもそも何なのか?というのは、時々考えることがあるんですが。私の定義としては、他者の労働力と交換出来るものですかね。食べ物にしても何らかのサービスにしても、お金で買えるものというのは、全て人間が作ったものだと思うのです。だから、お金で買えるものは、それを突き詰めていくと、全て他者の労働力に行きつくなと。

これは人生観の話になってしまうんですが、個人的には、人生のゴールは常に「やりたいことをやれていること」だと思うのです。人生の常々でやりたいことが出来ていれば、いつ死んだとしても後悔は少なくなります。でも、そのためにはどうしてもやっぱり、お金が必要になってくるわけですよ。

私の場合、一人で楽しめるスキルも趣味もいくらでもあるし、自分の価値観を理解していて消費規律も身に付いているため、月20万もあれば贅沢な暮らしが出来ます。

お金より大事なものはいくらでもあります。でも、お金は大事です。絶対大事です。

実際、トレーダーになる前に、東日本大震災が起きた直後の頃に、「自給自足の生活ってどうなんだろうな?」って考えたことがあるんですよ。でも、余りにも馬鹿らしくなったんでやめました。そんな非効率的なことをするんだったら、カネを稼いで資本主義を謳歌した方がいいじゃんと。

ちょっと話が逸れましたが、この本に書かれている、お金に関する考え方は、これから未曾有の人口減社会を迎える日本においては益々重要になってくると思います。