昨日の続きで、自分史年表の書き方について。
で、自分史年表について、どういう書き方の例を出せば、なるべく多くの人生をカバー出来るだろうか?自由に書いてもらえるだろうか?と考えていたんですが……。
そもそも、全ての人生を一つのテンプレートでカバーするのは不可能なわけで、ちょっと完璧主義になっていたなと。
なので、自分史は記述も検証も年表もそのテンプレートも何から何まで自由なんですが、どうやって年表を書いていいのか分からない、何をしたらいいのか分からないというのであれば、これから説明する方法に従ってください。
①まず、年表を書きたい年について年の検証をします。
脳内でその年の1月から順に再生して、各時期に何があったのかを思い出していきます。なお、1月から12月まで通して行うのではなく、1月から3月までとか、4月から7月までとか、分けてやってもいいです。
納得がいくまで、何度も繰り返しましょう。もちろん、楽しんで!
②次に、年の検証で得た情報を自分史年表に記述します。
※自分史年表のテンプレート:年表template(横)
年の検証で理解した情報を、自分史年表に書き込んでいきます。
まず年月について記述しますが、これは基本的に出来事に合わせます。コンテンツ・その他は、それに合わせて記述します。
出来事には、重要な出来事を記述します。連絡や仕事のイベント、趣味の重要イベントもこちら。
コンテンツには、その時期を代表するコンテンツ名を記述します。コンテンツに限らず、連絡や趣味はここがいいと思います。
その他には、それ以外のことを全て記述します。出来事・コンテンツ以外の事項は全てここに放り込んでいいです。その出来事やコンテンツについてのメモや、その当時の状況、その当時の雰囲気など、その年に関する重要なことは書いておくといいでしょう。文章で書いていいです。
どこに分けたらいいのか曖昧なことは、自分で判断して分けてください。それが正解です。
事例とまではいかないんですが、イメージとしてはこういう記述になると思います。
ただ、自分史の面白さというのは、その流れや重要イベントのエピソードにあると思うんで、年表そのものはそこまで面白くはないんじゃないかなとは思います。年表はあくまで、自分史を文章で書くための俯瞰図のようなものです。
なので、年表を完璧にしようとは思わなくて大丈夫です。その年を代表する出来事やコンテンツ、その当時の状況や雰囲気を思い出せればもう言うことありません。あとは、あなたの言葉で自分史を書くだけです。
自分史で大事なのは、完璧主義にならないことです(冒頭より、私が言うことじゃないかもしれんですが……)。そもそも、自分の人生なんてほとんど理解出来ません。だから、重箱の隅を突くようなことを一生懸命思い出そうとするんだったら、あなたの人生の王道をもっと理解するように努めたほうがいいです。どうせ、全ては理解出来ないんだから、だったら重要なことを重点的に理解していきましょうぜと。
・2003年もしくは2013年について、日本or世界で起こった重大な出来事を一つ挙げてみましょう(ググってok)。そのときあなたは何をしていましたか?その当時のライフスタイルについて思い出してみましょう。

