自分史の検証については、一通り説明したので、今日からは自分史年表の作成について書いていきたいと思います。
で、自分史の記述、自分史年表の作成、自分史の検証、この3つはどれからやっても構わないです。
ただ、順序としては、その年の検証→その年の年表作成→その年の自分史記述の順にやるのが一番良いかなと思います。
具体的に説明すると、まずはその年について検証します。年の検証のやり方は、脳内でその年の1月から順に再生して、各時期に何があったのかを思い出していきます。出来事・エピソード・コンテンツなど、その年の各時期毎の構成要素を思い出すことによって、出来るだけその年の雰囲気を味わいます。この作業は何度も繰り返すことによって、その年に対する理解度が深まっていきます。
次に、年の検証をしたことによって、その年に何があったのかをある程度理解しているので、それを年表に書き込むわけです。
最後に、その年表から、自分史を記述する。
この流れでやっていくのが一番手っ取り早いかなと。
私自身は、自分史記述→終わりなき検証という流れで自分史を理解してきたんで、まずは自分史を記述して、それから終わりのない検証に移るという流れに沿って、このブログも書いてきたんですが。
いざ自分史の書き方というコンテンツを作っていくと、自分史の記述の前に、年の検証→年表作成を入れた方がいいんじゃないかなと思うようになってきました。年の検証というのは、自分史を記述してからも非常に効果的な方法なんですが、一番初めにも行っておくといいんじゃないかなと。そして、年の検証で把握したことを年表に簡易記述しておくと。
いきなり自分史を文章で書くよりは、この2段階の準備を経た方が良いと思うのです。
それで、年の検証については上述した方法で出来ると思うので、年表の書き方について説明していきたいと思います。
で、年表についてテンプレートを作成しました。年表template(横)
何年の何月にどういう出来事があったのか?その頃にはどういうコンテンツが登場したのか?ということを記述していきます(誰とよく遊んでいたのかもコンテンツに記述)。
ただ、これはあくまでテンプレートなんで、年月以外の項目は自由に変更してokです。何に変更してもokです。例えば、よく遊んでいた人の変遷でもいいですし、よく遊んでいたゲームの変遷でもいいですよ。
大事なのは、重要な出来事の裏にはどんなコンテンツがあったのか?その頃の自分のライフスタイルはどんな感じだったのか?を理解すること。
この年表が1年分完成すれば、あとはもうそれを文章化して、重要な出来事やエピソードについては肉付けして記述するだけで自分史は書けると思います。
・あなたの人生において、2012年の重要な出来事を一つ挙げてください。その当時のライフスタイルについて思い出してみましょう。
