演習解説の続き。
・あなたの人生において、引き寄せの法則・必然の法則・鏡の法則のいずれかの世界観を検証してみましょう。
これも検証の応用です。脳内で人生を俯瞰しながら再生して、この条件にあう出来事やエピソードを検索して取り出していくわけです。
まず次のどの世界観で検証するのかを選択します。
引き寄せの法則:思考が現実化した体験
必然の法則:神の手のような見えない力が働いた体験
鏡の法則:自分が与えたものが自分に与えられた体験
あとは、選択した世界観に当てはまる出来事を人生から抽出すればいいのです。
で、この検証で重要なのは、その世界観が自分に合う合わないは関係ないです。大事なのは、世界観を切り口にして過去を検証すること。
だから、検証したあとで、この世界観は違うなあという結論でもいいんです。検証の最大の目的は、自分の人生を知ることにあります。
・あなたの人生において、感謝したい人物を思い付いた順でいいので挙げてみましょう。
そのまま、書いてある通りです。
過去の検証をするときは、「スゲー」「面白かった」「最高だった」「ありがとう」などの言葉を、過去の出来事・人物・コンテンツに対してかけてあげると良いです。
その当時の逆境や嫌な出来事についても、そう思えるようになってきますが、まずは良い出来事からです。
・ある年を選択して、その年の自分に対してたくさん感謝してみましょう。
まず何年かを選択して、その年の自分に対して感謝します。
例えば、「あのときあの行動・決断をしてくれてありがとう」「諦めずに継続してくれてありがとう」「あの逆境を潜り抜けてくれてありがとう」など。極限を言えば、「生きて繋いでくれてありがとう」と。
人生の構成要素である、出来事や人物・コンテンツに感謝するのも大事ですが、物語の主人公にこそ最大限感謝です。
どんな趣味だろうと、自分自身が楽しいと思うから素晴らしいんですよ。その趣味も素晴らしいけど、それを受け入れて楽しめる自分も素晴らしいんです。自分がいるからこそ、人生を楽しめるのです。
自分史を検証するにあたって、自分自身という最重要人物を忘れないでください。最も感謝すべき存在です。
・あなたの人生において、重要な役割を果たしてくれた(果たしてくれている)趣味を一つ選択して、たくさん感謝してみましょう。