それを受け入れようとすると、吐き気がしてくるような信念・価値観というものがある。
それは、その人のコンプレックス/劣等感を刺激するような信念・価値観ではなく、その人にとって最も強い部分を否定するような信念・価値観だ。自分のアイデンティティーになってる信念・価値観が否定される信念・価値観を受け入れようとすると、吐き気がしてくる。
人間が精神的に最も致命的なダメージを受ける最大の弱点は、その人の最も強い部分にこそ隠れている。コンプレックスは、その人にとって弱みの部分であり、そこを突かれると痛いが、そこは最大の弱点ではない。最大の弱点は、その人のアイデンティティーになっているような一番強い部分にある。
超一流の人は、自慢せず、謙虚なことが多い。これは、アイデンティティーが傷付くのが恐いからだと思う。スキルを高めていって異次元の領域になってくると、それがアイデンティティーになってくる。そうなると、下手に自慢することでアイデンティティー(自分の最も強い部分、致命的な弱点)が傷付くことが恐くなってくる。だから、必然的に謙虚になるんだと思う。つまり、他人に自慢したくなるレベルのスキルってのは、まだまだ二流・三流ってことですな。自分のアイデンティティーになるレベルにまで発達してくると、恐くて恐くて自慢出来なくなってくると。