2022年12月 トレード歴130ヶ月(「インデックス投資の売買ルール」)


2022年12月

※2022年12月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・逆張りは資生堂が取れたが、順張りスイングがマイナス。デイトレはトレードなし。

 


インデックス投資の売買ルール

新NISAを使った世界株ETFの買い方のルールについて、トレード的なアイデアを出していきたいと思います。

米国株ETF・世界株ETFは、値上がり4%・分配金1%のトータルリターンで年率平均5%程度が期待できますが、買い方を工夫することによって+5%程度の上澄みが可能じゃないかと思います。

○投資ルール
1.世界株ETF【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信に、NISA(成長投資枠)の範囲内で毎年80万円ずつ投資する。

2.年80万円は、2月末・5月末・8月末・11月末に20万円ずつ分散して積立投資する。
※【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の分配金支払い基準は「毎年6月8日、12月8日(年2回)」であるため。”

3.S&P500指数【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)が直近3ヶ月以内の高値からn%下落した場合には積み立てを先回りする。
・15%:2回分(40万円)先回りして積み立てを行う。
・20%:さらに2回分(40万円)先回りして積み立てを行う。
※根拠は下記「S&P500指数ETFの最大ドローダウン率」を参照。
※n%下落を確認した翌日の終値で買う。

4.注文は成行の引成注文で行い、当日中の後場寄り以降に注文を出すこと。

 

○S&P500指数ETFの最大ドローダウン率
・S&P500指数ETF【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)の最大ドローダウン率

2011年7~8月 2012年4~6月 2013年5~6月 2013年12月~1月 2015年7~8月 2015年12~2月 2016年5~6月 2018年1~3月 2018年10~12月 2020年2~3月 2020年9~10月 2022年1~2月 2022年4~6月 2022年12~1月
高値 1195 1271 1852 2117 2861 2809 2539 3370 3595 4085 4150 6079 6259 6309
安値 900 1061 1620 1886 2421 2207 2200 2922 2762 2685 3685 5128 5285 5430
ドローダウン率 24.69% 16.52% 12.53% 10.91% 15.38% 21.43% 13.35% 13.29% 23.17% 34.27% 11.20% 15.64% 15.56% 13.93%

このルールは、流動性が十分あり価格形成されやすいS&P500指数連動型ETF【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)を指標として使うものです。

基本は四半期末ごとの積立投資としていますが、-15%を超えるドローダウンがあったら押し目と判断して、2期分先回りして投資するというものです。

このように押し目買いすることで、長期的には年率5%ほど利益が増分できることを期待しています。

参考指標としてはオリジナルのS&P500指数を参照してもよいですが、仕事のついでに参照しやすく、チャートが見やすいS&P500指数連動型ETFを参照するという楽をしているというのが実際の所です。

ただ、敢えてS&P500指数連動型ETFを参照指標にすることによって、米国株安だけではなく行き過ぎた円高の際にも押し目で買えるようになる効果もあると思います。

投資対象銘柄は世界株ETFとしていますが、米国株ETFや先進国株ETF、NASDAQでも使えるアイデアかと思います。

 

○上記ルールを実践すると

上記ルールを直近10年間、【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500) で実践していた場合の違いについては次のようになります。

まずは、四半期末積立で投資していった場合は次のようになります。

2013/2/28 2013/5/31 2013/8/31 2013/11/30 2014/2/28 2014/5/31 2014/8/31 2014/11/30 2015/2/28 2015/5/31 2015/8/31 2015/11/30 2016/2/29 2016/5/31 2016/8/31 2016/11/30 2017/2/28 2017/5/31 2017/8/31 2017/11/30 2018/2/28 2018/5/31 2018/8/31 2018/11/30 2019/2/28 2019/5/31 2019/8/31 2019/11/30 2020/2/29 2020/5/31 2020/8/31 2020/11/30 2021/2/28 2021/5/31 2021/8/31 2021/11/30 2022/2/28 2022/5/31 2022/8/31 2022/11/30 2023/2/28 2023/5/31
株数 133 111 115 100 98 95 89 74 74 70 76 72 85 79 82 74 70 70 69 63 63 63 58 60 60 61 59 53 58 57 49 49 46 40 37 35 37 35 33 33 34 31
単価 1504 1800 1733 2000 2032 2113 2242 2697 2710 2840 2617 2784 2360 2536 2438 2706 2851 2865 2919 3175 3160 3175 3465 3350 3325 3265 3380 3740 3440 3515 4045 4100 4385 5010 5430 5689 5382 5794 6061 6011 5891 6367
投資額 200032 199800 199295 200000 199136 200735 199538 199578 200540 198800 198892 200448 200600 200344 199916 200244 199570 200550 201411 200025 199080 200025 200970 201000 199500 199165 199420 198220 199520 200355 198205 200900 201710 200400 200910 199115 199134 202790 200013 198363 200294 197377

投資株数:2,750株
投資額合計:8,395,920円
平均取得単価:3,053.062円

 

S&P500指数のドローダウンを狙った場合は次のようになります。

2013/2/28 2013/5/31 2013/8/31 2013/11/30 2014/2/28 2014/5/31 2014/8/31 2014/11/30 2015/2/28 2015/5/31 2015/8/1 2016/1/1 2016/2/1 2017/2/28 2017/5/31 2017/8/31 2017/11/30 2018/2/28 2018/5/31 2018/8/31 2018/11/30 2018/12/1 2018/12/15 2020/2/1 2020/3/1 2021/2/28 2021/5/31 2021/8/31 2021/11/30 2022/2/1 2022/6/1 2023/2/28 2023/5/31
株数 133 111 115 100 98 95 89 74 74 70 164 168 178 70 70 69 63 63 63 58 60 131 139 115 122 46 40 37 35 77 75 34 31
単価 1504 1800 1733 2000 2032 2113 2242 2697 2710 2840 2437 2387 2247 2851 2865 2919 3175 3160 3175 3465 3350 3055 2876 3472 3268 4385 5010 5430 5689 5167 5320 5891 6367
投資額 200032 199800 199295 200000 199136 200735 199538 199578 200540 198800 399668 401016 399966 199570 200550 201411 200025 199080 200025 200970 201000 400205 399764 399280 398696 201710 200400 200910 199115 397859 399000 200294 197377

投資株数:2,867株
投資額合計:8,395,345円
平均取得単価:2,928.268円

平均取得単価が、3,053.062円→2,928.268円、投資株数が2,750株→2,867株と約4.25%分だけ有利になったことが分かります。

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世界株ETF【2559】になってますが、S&P500指数の【2558】でもNASDAQ100指数の【1545】や【2631】でも構いません。
※管理人は、新NISAでは上記ルールで、【2559】【2558】【2631】の3分割する予定です。

また、年80万円になってますが、60万でも100万でも120万でも構いません。

分散投資についても、3ヶ月ごとになってますが、毎月末でも、4ヶ月末でも構いません(分配金支払い基準日は確認しておいて、分配金を貰えるようにしましょう)。

ただ、こういうルールのもとでインデックス投資をすれば長期的には利益になる公算が高いとしても、継続できるのは3割いるかどうかだと思います。

例えば、S&P500指数が-15%落ちてるときの空気で買い増しできるのかと。

「今回だけは違う!今回だけは違う!遂に、米国株の成長は終わってしまったんだ!」みたいな総悲観の状況で買い増しできますか?

しかも、全盛期にはたくさんあった含み益が消えてるか、含み損になってる状況です。

買いサインが出てたとして、そこで買えますか?

米中摩擦ショックやコロナショックのとき、買えましたか?

だから、上手く買うなんてことは絶対にできないので、ルールに沿って機械的に買うしかありません。

投資初心者の方々には、ここはいくら説明しても無駄だと思います。

何とかショックが起きてるときに底値で拾うのは不可能であるため、15%落ちたら買うとか20%落ちたら買うとか、ルールにするしかないのです。

このルールも、コロナショックのときは含み損になってるだろうし、リーマンショックのときはしばらく含み損となります。

次回は、インデックス投資でなぜ時間分散が必要なのかについて、リーマンショックのときにどうなっていたのかを説明していきたいと思います。