東日本大震災と福島第一原発事故では、私は恐らく世界中の誰よりも恩恵を受けたんじゃないかと思う。カネには換算出来ない程のとんでもないものを受け取ってしまった。もしも、この二つの出来事が起きてなければと思うとゾッとする。
東日本大震災と福島第一原発事故で一財産築いたトレーダーはかなりいるだろうが、夢を叶えてもらった人間は私一人だけじゃないかと思う。それだけじゃなくて、立ち上がるきっかけまで与えてくれた。何から何まで与えてもらった。今の私があるのは、東日本大震災と原発事故のお蔭だとしか言いようがない。これは否定することが出来ない現実である。
もしも、原発事故に対して日本人が一致団結して対処出来ていたら、「この社会で逆襲するのは無理だ……」と完全に諦めていただろう。
原発事故に対してバラバラな日本人達の姿を目の当たりにしたことで、なぜに一致団結して行動を起こさないんだろうか?という疑問が湧いてきた。
マイノリティーに対する風当たりは滅茶苦茶強いにも関わらず、原発事故や少子高齢化に対して何も出来ない。何も行動を起こせない。原発事故や少子高齢化で一番大きな被害を受けるのは、大多数の普通の人達である。何も持っていないマイノリティーは何も被害を受けない。なのに、日本人達は何も行動しない。団結して行動すればいいのに。諸外国でやってるような大規模なデモやら抗議活動やらすればいいのに。
これ、ただ数が多くて、集団の中で同調した行動が出来るだけで、実は大したことないんじゃないのか?と。マイノリティーでも、勉強し続けて、創造し続ければ、意外と簡単に生き残る方法が見つかるかもしれないと。
つまり、私は日本人の絆の脆さに救われた。これがなければ、自信喪失したままだっただろう。
こういうのを実体験してしまうと、人間の作った社会は完璧じゃないし、その実態は自然界なんだなと思う。社会の思惑とは裏腹に、社会的には私よりも必要とされていた人がたくさん淘汰された一方で、当時は何もなかった私が悠々と生き残ってしまった。
私は、東日本大震災と原発事故に助けられた。攻略サイトの次にブログを書き始めた理由もここにある。
1000年に一度の大震災から、「このピラミッド、実は大したことない」という現実を教えてもらった。この奇跡がなければ、ここまで来れなかった。ただ、1000年に一度しか起こらないこの奇跡を一人で独占してていいものだろうかと。
まあ、マイノリティーになってしまった以上、自分の足で立ち上がるしかない。弱者から強者になる以外にない。それに、マイノリティーの逆襲は、誰にでも出来ることではない。実際、私は運の強さと自己肯定感と自分の世界の楽しみ方に関しては、世界中の誰にも負ける気がしない。この3つの強みがなければ、ここまで来るのは無理だっただろう。
それでも、逆襲のスタートラインとなる気付きを、一人でもいいんで、後世のマイノリティーに残しておく義務があると思った。マイノリティーになって自信喪失していたとしても、マジョリティーなんて大したことないんだよと。この気付きがなければ、そもそも始まらない。
それに、マイノリティーが生き残ることは、多様性維持の観点から、日本にとっても良いことなのだ。