藁にもすがる思い


感謝の習慣とか、天国言葉を毎日50回連呼するとか、傍から見れば馬鹿らしいことかもしれない。

少なくとも私の場合は、逆境がなければ感謝を習慣にすることはなかった。つまり、逆境がなければ、感謝の効果に気付くこともなかっただろう。

考え得る努力は全てしてきたにも関わらず、トレードで思うような結果が出ないままだった。トレード本の名著もほぼ全て読んだし、売買日記も書き続けてきたし、統計も検証も1000時間前後はやった。にも関わらず、思うような結果が出なかった。もう、感謝する以外に出来ることが残されてなかった。だから、藁にもすがる思いで感謝するしかなかった。そうしたら、そこから道が開けてきた。

いや、そりゃあ、誰だって感謝はしてる。感謝してない人間などいないだろう。だが、本腰を入れて感謝しないといけないと思った。

羽生でも錦織でもいいんだが、トップスポーツ選手のインタビューを集中して聞いてみて欲しい。そのインタビューの節々から溢れ出てくる「嬉しい」「楽しい」「感謝している」というニュアンスの数々に気付くと思うのだ。

この斎藤一人さんの「地球が天国になる話」で、40分位から始まる悪徳裁判官に関する部分は100回以上聴いた。