人間は、それが限りなく確率0%に近いことであろうとワクワクして期待してしまうことがある。
例えば、外を歩いていたら何か素敵な出会いがあるんじゃないか!とか、あの場所に行けば何か楽しいことが起こるんじゃないか!みたいな。だが、冷静に考えてみれば、それは一体何万分の1%の確率で起こることなのかと。人間は馬鹿な生き物だから、そういうあり得ない展望を無理矢理作り出してワクワクしてしまう。
ただ、それがあり得ないことだとしても、そうやって努力したことだったり、行った場所だったりが、曲がり曲がって未来に繋がってしまうことがよくある。だから、少なくとも、何か行動しなければ何も起こらない。どんなあり得ないことにワクワクしても、行動すれば何かに繋がることがある。
一番最悪なのは、何にも繋がらない、何も起こらないと悟って、何もしないこと。だから、この点においては、賢者の方が馬鹿よりも損してる。どんな馬鹿げた展望を描こうと、行動すれば何かに繋がる可能性がある。
しかし、これをトレードでやるとほぼ間違いなく失敗する(100%ではない。どんな馬鹿げた手法だろうと、1億人がそれを実践したら、間違いなく億万長者になる人間が現れる)。「アベノミクス相場のときのガンホーのようになるかもしれない」、そう思うだけだったら全ての銘柄でそう思える。どれだけ含み損が出ていても、この希望がある限りは耐えられるわけだ。
ところで、私は今でも、散歩に行くと、どこかにポケモンいねえかなあと思ってしまう。観光地に行くと、RPGよろしく、つい隅々まで調べてしまう。アイテムやイベントがあるんじゃないかと思って。ゲームの世界では人間がプログラミングした以上のイベントは起こらないと知ってしまった以上、現実世界で冒険するしかないのだ。