0から1


これが欲しい、こうなりたい、これがやりたいという願望を思い描く。そうすると、現時点で自分がやるべきことが出てくる。ただ、それは大抵の場合、その時点ではやっていないことである。つまり、変化を伴う行動であるから、その一歩を踏み出すことが恐怖や不安のベールで包まれている(潜在意識が抵抗する)。

でも、一歩踏み出してそれをやると、行動する前に抱いていた恐怖や不安が非合理的な恐怖や不安であったということが分かる。と言うか、それ以前に、非合理的な恐怖や不安を抱いていたことを忘れてしまう。0を1にするときに生じる恐怖や不安というのは、このように非合理的なものである。

勇気を出して一歩踏み出すと、結果なのか新しいコンテンツなのか次なる道なのかは分からないけど、この世界がご褒美をくれる。だから、思考が現実化する過程では、一歩踏み出すことに恐怖や不安を感じる場面があるんだけど、それをやると、この世界がご褒美をくれる。正しい道を歩いている証明として、何らかの爽快感のようなものが得られる。そしてまた、次なる道が示される。次に何をすべきかが分かってくる。

では、一歩踏み込むときの恐怖・不安にどう立ち向かうか?

私がお勧めしたいのは、感謝の気持ちを形にするためという建前で一歩踏み込むことだ。つまり、その一歩を踏み出すのは、自分のためではなく、他人のための行動だと思う。「恐い?不安だあ?貴様がどう思おうと知らねえが、○○への感謝の気持ちを形にせいや。今までに、どんだけ助けられてきたと思っとるんだ?」と。

それで一歩踏み込んで、0から1にしてしまえば、後は感謝の気持ちがなくても続いていく。1から2にするのは簡単で楽しいものだ。ただ、感謝の気持ちも長く続かない。楽しいから続く。楽しくないことは続かない。しかし、感謝の気持ちは瞬間的には非常に強いため、一歩踏み込むためのエネルギーとして使えるのだ。

ああ、あと、もう一つ重要なことがある。0から1にする行動をしたら、自主的に自分にご褒美を与えること。そうやって、新しい行動をした自分に条件付けしておくことが大事。