日本からイスラム国に参加しようとした人がいたようだ。そりゃあ、世界中でイスラム国に参加する人が出ているんだから、統計的に考えて、日本からも数人は出てくるだろうと。別に驚くことではない。日本人は全員が同じ価値観を共有しているだろうという、この前提が恐ろしい……。
日本人はマイノリティーを差別するのは得意なのかもしれないが、マイノリティーを淘汰・支配するのは下手。なぜなら、この前提があるから。マイノリティーも自分達と全く同じ価値観を持っているという前提で接するから、マイノリティーの価値観を理解できない。どうすればマイノリティーを淘汰・支配出来るのかが全く分かっていない。
例えば、マイノリティーにとっては羨ましくも何ともないことなのに、マイノリティーがそれを手に入れられないのは努力不足や自己責任だみたいな、訳の分からない一人相撲が行われている。マイノリティーにとっては特に欲しくもないものなのだが、それを持っていないマイノリティーは不幸だと決め付けている。マイノリティー的には「???」。価値観の同化政策でもやってるのだろうか?としか思わない。洗脳されてるようにしか見えない。つまり、それではマイノリティーを淘汰・支配出来んのだ。
価値観で淘汰・支配するには、同調圧力を使って、マジョリティーの価値観を信じているヒトはみんな幸せで、マジョリティーの価値観を信じていないヒトはみんな幸せじゃないという状況を作り上げてしまえばいい。
例えば、ニートや生活保護(マイノリティー)を淘汰するには、働いている人達の大半(マジョリティー)が幸せであることを見せつければいい。つまり、ブラック企業もワーキングプアも存在しない社会を作り上げてしまえばいいのだ。あとは放っておけばいい。これはどんな社会的レッテルや差別よりも効果的だし、何が何でも自分の能力をフル活用して働きたくなる。価値観で淘汰・支配するってのは、こういうこと。
日本は、異端児にとっては生き辛い社会だと思う。ただ、それでも私は、この国が好きだし、感謝している。ポケモンもパワポケもFFもドラクエも面白いが、人生ほど面白いゲームは存在しない。だって、これらのレジェンド級のゲームですらもミニゲームの一部なんですぜ。この社会のお陰で、色んな夢を叶えることが出来たし、こんなに楽しい人生を送ることが出来ているんだから、社会が悪いはずがない。この社会にはいくら感謝しても、感謝しきれない。