2023年8月
※2023年8月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。
順張りスイング、逆張りスイングのいずれも好調で、月率+13.5%。順張りスイングはCTCの伊藤忠TOB+10.38%が大きく寄与した。


新NISAのオルカン、S&P500指数、NASDAQ100指数について(投資方法編)
新NISAでオルカン、S&P500指数、NASDAQ100指数に投資する上では、成長投資枠で信託報酬が低い銘柄に投資して、成長投資枠を使い切ったら、つみたて投資枠で積み立てるとなります。
これについては前回の記事で書きました。
新NISAの買い方は、年初一括購入でも分散投資でもよいですが、「投資資金を使い切ってしまった後に、リーマンショック級の暴落が来て、安くなったときに買えなくなって平均取得単価を有利にできない事態」が最悪のリスクです。
https://trademaster.jp/newnisa_bulk_buying
ここから逆算すると、「新NISAに費やしてよい投資資金は、原則として、総資産の半分までとする」といった資金管理のルールができるかと思います。
仮に、総資産が1000万円だとしたら、新NISAに費やしてよい投資資金は500万円となります。
この500万円を一気に投資するのではなく、まずは5~10年間に分散投資すると考えて、例えば年60万円ずつ投資していくと決めます。
その上で、年60万円を年初一括購入するか、毎月5万円ずつ積立するか、四半期ごとに20万円投資するかなどを決めます。
トレードの資金管理からすると、余りにも基本的な考え方ですが、この程度の資金管理の概念すらもない新NISA民がゴロゴロいます。
どうして、このような資金管理をするのかというと、「投資は、未来のことが分からないため」です。
また、そもそも新NISAは老後資金形成のためにするものであるため、別に遅れても構いません。
新NISAのベストパターンは、自分が死ぬまで運用し続けて、子どもや孫に相続することとなります。
押し目買いをしたい場合には、S&P500指数は月足の直近高値から-15%、NASDAQ100指数は月足の直近高値から-20%が一つの目安になるかと思います。
※オルカンは6割がS&P500指数のため同様です。
また、ルール作りの参考にする指数は、S&P500指数でも、為替差益・為替差損が含まれる東証ETFのS&P500指数連動型ETFでも構いません。
以下は、直近4ヶ月以内の高値からの最大下落率です。
※2024年7~8月分はまだ反映していません。
・S&P500指数
| 2011年8月 | 2016年2月 | 2018年12月 | 2020年3月 | 2022年2月 | 2022年6月 | 2023年1月 | |
| S&P500指数 | -16.22% | -14.48% | -20.21% | -35.41% | -14.61% | -21.57% | -19.28% |
| (参考)東証ETF【1547】 | -24.69% | -21.43% | -23.17% | -34.27% | -15.64% | -15.56% | -13.93% |
・NASDAQ100指数
| 2011年10月 | 2016年2月 | 2018年12月 | 2020年3月 | 2022年2月 | 2022年6月 | 2022年10月 | |
| NASDAQ100指数 | -16.55% | -17.95% | -23.45% | -30.45% | -17.23% | -27.70% | -23.91% |
| (参考)東証ETF【1545】 | -22.37% | -23.90% | -26.72% | -33.03% | -21.49% | -21.32% | -21.38% |
原指数・東証ETFのいずれにしても、S&P500指数は直近高値から-15%、NASDAQ100指数は直近高値から-20%程度が目安です。
※なお、2024年7月には、為替差損が大きくなったため、東証ETFはこの数値に達しましたが、オリジナル指数は達しませんでした。
押し目買いも含めた投資ルールとしては、基本ベースで毎月積立しつつ、S&P500指数が直近高値から-15%以上落ちた場合には先取りして投資するなどのルールができるかと思います。
なお、なぜ押し目買いだけではなく、基本ベースの毎月積立を入れるのかというと、下落せずに上がっていく場合のリスクヘッジをするためです。
直近高値から-5%下落するごとに1つ先取りするといった、逆張りベースのルールでもよいでしょう。
なお、トレードで言う損切りは、長期のインデックス投資では時間分散に該当するため、出口戦略はありません。
インデックス投資は、数百銘柄に分散投資されており、時価総額加重平均型で産業構造の変化を反映し、世界経済成長率に連動するという性質を信じて、脳死で長期・積立・分散投資することになります。
ここまでの2回では、新NISAでインデックス投資する方法について書いてきました。
次回からは、応用編として、レバナスについて検証していきます。