2018年10月5日(金)


ツイン統計波

○保有銘柄
サイバーエージェント:5610S→
東電力HD:566L→

トレード数:7 利食い:0 勝率:0.00%
収支:-4.64%(月率-2.32%)

○今日のエントリー
・代金1位:三菱UFJ

・代金2位:三井住友

・統計残:10+2(再)+8(新規)=20

※売買ルールはこちら

※日経平均は全面安で3日続落。メガバンクが買われて、半導体やハイテク株が売られた。しばらくは移動平均線の中で推移か?

※Amazonの本ランキングを見てると、1年に5冊程度は良い本が見つかる。去年は、「ライフシフト」と「サピエンス全史」と出会えたのが良かった。今年は「AI vs 教科書が読めない子ども達」は、トレーダーにとっても必読の本だった。で、「嫌われる勇気」は未だに売れ続けている。この本は文句なしの名著であるが、自己啓発の初心者には敷居が高過ぎるだろと思う。ベストセラーにはなっているが、実践し続けられるのは1%もいたらいい方なんじゃないだろうか?初めて読む自己啓発書としては、あまりにも劇薬過ぎる。私はこの本に書かれているような劣等感の克服を他の逆境を克服するためにやらざるを得なかったが、もしもそういうインセンティブがなかったら絶対にやらなかったと確信している。続編の「幸せになる勇気」はほとんど「嫌われる勇気」と内容は変わらず、青年の心理描写を楽しむ本である。青年がベジータみたいで最初から最後まで笑える。私の中では「嫌われる勇気」は自己啓発書だが、「幸せになる勇気」は哲人と青年のファンブックという位置付けになっている。「嫌われる勇気」のクオリティーが余りにも高過ぎたがために、続編で書くことがほとんどなくなってしまったんだと思う。名著の続編というのは難しい。マーク・ダグラスの3冊(「規律とトレーダー」「ゾーン」「ゾーン最終章」)にしても5~10年スパンで出されてるわけで。「サピエンス全史」の続編も出ているようだが、「サピエンス全史」は歴史研究・考察の本だったから面白かったんであって、未来予測の本を読んでもな……ということで食指が伸びない。