弱者の戦略・強者の戦略


ここまでずっとマイノリティーの逆襲について書いてきました。今日はそのまとめ的な話。

それで、弱者の戦略をとりながらスキルを磨いてきて、逆襲に成功したと言える領域にまでなったとします。でも、逆襲に成功してからも弱者のままでいていいのだろうか?

確かに、スキルが身に付いてからも弱者の戦略をとり続けたら、凄いことになります。私も、ついこの間まではそう思ってました。早く上がりたいなと。安全な岩の裏に早く行きたいなと。でも、そこそこのカネを持つようになったら、その気持ちが薄れてきてしまった。本当にそれでいいのかな?弱者のままでいてもいいんだろうか?って。……いや、そりゃあ、早く安全地帯に行きたいですよ。

でも、資産を貯め込んで優位に立とうとするのは、少なくとも強者の行動ではないと思うのです。強者は、自分の能力に自信を持っているから、与えられる。仮に弱者に転落したとしても、また努力して這い上がれるだけの自信があるからこそ、与えられる。「自分には出来る」と信じているからこそ、与えられる。

何も、いきなり100万円の高級時計を親にプレゼントしろと言っているのではないですよ。自分に出来る範囲で与えていくこと、社会貢献していくこと。まずは自分を満たしていって、溢れてきた分だけ与えていけばいい。

それに、逆襲してからも弱者の戦略を取り続けることを否定しません。むしろ、今の社会情勢を考えたら当然の戦略です。ただ、マイノリティーから逆襲した人は、マイノリティーに冷酷な日本社会というのを体験しているはずなんです。だから、逆襲に成功したとしても、安全な岩の裏から石を投げ返すような大きな弱者になってほしくはないなと。だって、それでは、同じことじゃあないですか。