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概要

・ポケモン第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ(DPP)、ハートゴールド・ソウルシルバー(HGSS))での育成工程を記載する。
・使用ソフトはポケモンプラチナとする。後述する改造コードも全てポケモンプラチナのもの。
・育成時間を大幅短縮することを目的として、コードフリークによる改造を使用する(ただし、個体値Vは3つまでとし、残りの能力はランダムで決まるものとする(コインやサイコロで決めて値を割り振る))。当サイトの改造コードに対するポリシーは、”作業時間を圧縮出来るのなら最大限に活用するべき”というもの。そのため、”親から所望の能力3つが遺伝するまで時間を短縮する”ということで個体値変更コードを使うとする。
・この方法で育成したポケモンは、作業圧縮目的でしか改造コードを使っていないため正規のポケモンとして後の世代に送ることが可能。
※ポケモンバンクなどでは、ポケモンの入手場所などのアドレスで不正ポケモンチェックをしているため、正規の方法で入手したポケモンの努力値・個体値・技を変えただけでは改造ポケモンかどうかの判断が出来ない。そのため、ポケモンの入手ルートさえ正規なら、何の問題もなく後の世代に送ることが出来る。

育成工程

・ポケモンDPPでの育成は次の工程で行われる。(　)内はその段階で決定されるパラメータ。
1．タマゴ孵化(性格、特性、性別)
2．個体値変更(個体値)
3．努力値変更(努力値)
4．レベル上げ(レベル、レベルアップで覚える技)
5．技調整(技マシンで覚える技、教え技で覚える技、タマゴ技で覚える技、技のPP)
6．持ち物調整(持ち物)
7．マーキング(マーキング)

事前準備

・効率的な育成を行うための準備を行う。

1．性格一致個体値6Vメタモンの準備
1-1．全国図鑑入手後、ウラヤマの話を聞いた後にポケモン屋敷の自慢の裏庭でメタモンを集中的に捕獲し、所望の性格のメタモンを入手する。
※“出現ポケモン変更コード(アイテム調整版)”(コード⑧)を使ってもよい。
※ゲットしておきたい性格一覧
・いじっぱり(攻撃1.1倍、特功0.9倍)
・ゆうかん(攻撃1.1倍、素早さ0.9倍)
・ずぶとい(防御1.1倍、攻撃0.9倍)
・わんぱく(防御1.1倍、特功0.9倍)
・のんき(防御1.1倍、素早さ0.9倍)
・ひかえめ(特功1.1倍、攻撃0.9倍)
・れいせい(特功1.1倍、素早さ0.9倍)
・おだやか(特防1.1倍、攻撃0.9倍)
・しんちょう(特防1.1倍、特功0.9倍)
・なまいき(特防1.1倍、素早さ0.9倍)
・おくびょう(素早さ1.1倍、攻撃0.9倍)
・ようき(素早さ1.1倍、特功0.9倍)
・さみしがり(攻撃1.1倍、防御0.9倍)
・やんちゃ(攻撃1.1倍、特防0.9倍)
・おっとり(特功1.1倍、防御0.9倍)
・うっかりや(特功1.1倍、特防0.9倍)
・せっかち(素早さ1.1倍、防御0.9倍)
・むじゃき(素早さ1.1倍、特防0.9倍)

1-2．“個体値変更コード”(コード②)を使い、全てのメタモンの個体値を6Vにする。
※個体値変更コードを使うので、メタモンの個体値6V化は省略してもよい。

2．“アイテム捨てると増えるコード”(コード④)を使い、「ふしぎなアメ」「ポイントマックス」を増やす。
※「ふしぎなアメ」「ポイントマックス」がなくなり次第何回も使う。
※ポケモンによく持たせる持ち物や、「ハートのウロコ」や各種かけらについてもなくなり次第、同様にして増やす。

3．“技マシン99個コード”(コード⑥)を使い、全ての技マシンを99個にする。

4．最終形態のポケモンを全て入手しておく。
※親ポケモンとしてタマゴを入手するために必要なので、“出現ポケモン変更コード(アイテム調整版)”(コード⑧)を使ってもよい。

育成

1．“タマゴ高速孵化コード”(コード①)を使いながら、「かわらずの石」を持たせた所望の性格のメタモンと、所望の親ポケモンを育て屋に預け、育て屋じいさんからタマゴを貰い、孵化させる。所望の性格かつ所望の特性のポケモンをゲットするまでタマゴを孵化させ続ける。

2．“マーキングで個体値変更コード”(コード②)を書き換えて、所望の個体値を設定しておく。その後、ボックス内で育成するポケモンを選択し「マーキング→けってい」で、個体値を決定する。
※3Vは確定。残りはコインで値を決定。表なら‘1’を、裏なら‘0’を下位5ビットずつ割り当てていく。
※CB9A14D4 XXXXXXXX 　の部分を変えることで個体値を変更する。
※XXXXXXXXの左から5ビットずつ、特防、特攻、素早さ、防御、攻撃、HPなので、
ⅰ．特防、特功、素早さ、防御、攻撃、HPを順に2進数にする。
ⅱ．16進表示に直す(小さい位から順に直すこと)。

3．“マーキングで努力値変更コード”(コード③)を書き換えて、所望の努力値を設定しておく。その後、ボックス内で育成するポケモンを選択し「マーキング→けってい」で、努力値を決定する。
※最後の7行を変更する。
EB9A14D0 000000xx /* とくこう */
EB9A14D1 000000xx /* とくぼう */
FB9A14D2 00000000
EB9A14CC 000000xx /* 最大HP */
EB9A14CD 000000xx /* こうげき */
EB9A14CE 000000xx /* ぼうぎょ */
EB9A14CF 000000xx /* すばやさ */

4．「ふしぎなアメ」を大量投与して、レベルを上げる。
※「ふしぎなアメ」がなくなってきたら、“アイテム捨てると増えるコード“(コード④)を使って増やす。最終進化系にするのに必要なアイテムについても同様にして増やす。

5．技を調整し、全ての技に「ポイントマックス」を投与する。
※レベルアップで覚える技は、4のレベル上げの段階で覚えさせる。
※過去のレベルで覚える技は、ノモセシティの池の近くの民家にいるポケモンわざマニアに頼んで思い出させる(要・ハートのウロコ)。
※技マシンで覚える技は、技マシンを使って覚えさせる。
※教え技は、技を教えてもらえる場所に行き覚えさせる(要・各種かけら)。なお、なつき度が必要で、なつき度が最高でない場合は、“技マシンで覚える技変更コード”(コード⑤)を使って覚えさせる。
※エメラルド限定の教え技やタマゴ技は、“技マシンで覚える技変更コード”(コード⑤)を使って覚えさせる。
※“技マシンで覚える技変更コード”(コード⑤)は最後の行を変更する。
CBA6164C 00000yyy <- yyy：技表参照
※「ポイントマックス」などのアイテムがなくなってきたら、“アイテム捨てると増えるコード“(コード④)を使って増やす。

6．持ち物を持たせる。
※持ち物が1個しかなかったら、“アイテム捨てると増えるコード“(コード④)を使って増やす。

7．個体値が31の能力値をマーキングしてから、ボックスに預けて育成完了。
※マークの対応順：HP・攻撃・防御・特功・特防・素早さ

8．やむを得ず性格を変えたい場合は、“[L]ボタンでボックス1の1番左上に預けたポケモンの性格値変更コード”(コード⑦)を使う。
※次の行を変更する。
CB9A34C4 E28330rr  <- rr：性格値表参照
※このコードは、改造コードは作業圧縮目的にのみ使うというポリシーを超えてしまうため、希少な伝説のポケモンを育成し直したい場合など、どうしてもやむを得ない場合にだけ使うこと。孵化で育成出来るポケモンの性格を変えたいんだったら、育成し直しましょう。

改造コード(ポケモンプラチナ)

※以下のコードは全て、コードフリーク用の改造コードとなる。

※以下のコードは全て、「コードフリークAR 2008年12月号」から引用した。

・マスターコード(M)
00002D04 4350554A
1B9E1E58 13A750AD

・タマゴ高速孵化コード(コード①)
FBA44AD8 000020FE

・マーキングで個体値変更コード(コード②)
FBA1536E 00004800
CBA15368 023C0001
FBA15364 00004700
CB9A14DC 61284801
CB9A14D8 BDF8B014
CB9A14D4 3FFFFFFF <-変更箇所

※CB9A14D4 3FFFFFFFの部分を変えることで個体値を自由に変更できる。
※例えば、3FFFFFFFの左から5ビットずつ、特防、特攻、素早さ、防御、攻撃、HPなので、順に15,16,17,18,19,20にしたいなら、順に2進数にして(01111,10000,10001,10010,10011,10100)、並べて(01 1111 0000 1000 1100 1010 0111 0100)、これを下位ビットから4ビットずつ16進数に変換して得られた(1F08CA74)を指定する。

・マーキングで努力値変更コード(コード③)
※「コードフリークAR 2008年12月号」に載っているコードでは、アドレスに対応する能力値が間違って記載されているので注意。
FBA1536E 00004800
CBA15368 023C0001
FBA15364 00004700
CB9A14DC 61384803
CB9A14D8 82B84801
CB9A14D4 BDF8B014
EB9A14D0 000000xx /* とくこう */
EB9A14D1 000000xx /* とくぼう*/
FB9A14D2 00000000
EB9A14CC 000000xx /* 最大HP */
EB9A14CD 000000xx /* こうげき */
EB9A14CE 000000xx /* ぼうぎょ*/
EB9A14CF 000000xx /* すばやさ */

※xxに努力値の値(00(0)～FF(255))を入れる。なお、252:FC、100:64。
※努力値合計が510を超えるとポケモンがダメタマゴ化するので注意。

・アイテム捨てると増えるコード(コード④)
FBA1DBE2 00001909
FBA1DA26 00001949

・技マシンで覚える技変更コード(コード⑤)
CBA5A048 47104A00
CBA5A044 02000281
CBA6165C 75387800
CBA61658 480274F9
CBA61654 47104A00
CBA61650 0203B49D
CBA6164C 00000yyy <- yyy：技表参照

※技表は”プラチナ　技表　コード”でググる。

・[SELECT+L]ボタンで全技マシン99個、秘伝マシン1個所持コード(コード⑥)
3DA615EC 10400014
CBAA2E8C EA0C316A
CB9B14DC E59F2028
CB9B14D8 E5922000
CB9B14D4 E59F1024
CB9B14D0 E0812002
CB9B14CC E3A00064
CB9B14C8 E59F301C
CB9B14C4 E5823000
CB9B14C0 E2822004
CB9B14FC E2833001
CB9B14F8 E2500001
CB9B14F4 CAFFFFFA
CB9B14F0 E12FFF1E
CB9B14EC 02101140
CB9B14E8 000009A0
CB9B14E4 00630148

・[L]ボタンでボックス1の1番左上に預けたポケモンの性格値変更コード(コード⑦)
CBAA2E8C E12FFF1E
3DA615EC 0C400200
CBAA2E8C EA0BF96A
CB9A34DC E59F001C
CB9A34D8 E5900000
CB9A34D4 E59F4018
CB9A34D0 E7943000
CB9A34CC E2033A3E
CB9A34C8 E1833523
CB9A34C4 E28330rr <- rr：性格値表参照
CB9A34C0 E7843000
CB9A34FC E12FFF1E
CB9A34F8 02101140
CB9A34F4 0000CF44

※性格値を変えると同時に性別が変わってしまうときがあるが、そのときは+19hで同じ性格値を代入して、元の性別に戻せる(もとの性別に戻るまで+19hの値を代入し続ける)。
※性格値表(以降+19hで同じ性格値)

・出現ポケモン変更コード(アイテム調整版)(コード⑧)
CBAA2E8C E12FFF1E
3DA615EC 01400100
CBAA2E8C EAFCF1CA
3DA615EC 01400200
CBAA2E8C EAFCF1D1
CBA6155C E59F2058
CBA61558 E5922000
CBA61554 E59F1054
CBA61550 E0812002
CBA6154C E59F0050
CBA61548 E5820000
CBA61544 E12FFF1E
CBA61540 E3A0500C
CBA6157C E59F6038
CBA61578 E5966000
CBA61574 E59F7034
CBA61570 E0876006
CBA6156C E1D660B2
CBA61568 E59F2024
CBA61564 E5922000
CBA61560 E59F1028
CBA6151C E0812002
CBA61518 E3A03032 <=下位2ビット：レベル
CBA61514 E5823000
CBA61510 E5826004
CBA6150C E2822008
CBA61508 E2555001
CBA61504 CAFFFFFA
CBA61500 E12FFF1E
CBA6153C 02101140
CBA61538 00000644
CBA61534 01ED0001
CBA61530 000233E8

※このコードをONにした状態でRボタンを押すと、どうぐの1番目が「マスターボール」493個になる。次に、出現させたいポケモンの番号になるまで「マスターボール」を捨てる。フィールド上でLボタンを押してから、草むらでエンカウントすると、指定したポケモン(レベル50)が出現する。