2018年9月 トレード歴79ヶ月(フリーランサー兼業トレーダーのお金の話2~年金~、「老後破産 長寿という悪夢」)


2018年9月

※2018年9月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

・逆張りのルールについて検証した結果。買い・空売り全体では+41.68%となっていたが、空売りは+51.87%に対して、買いは-10.19%という結果に。もっと早く検証しておけば良かった。Excelでは買いと空売りの場合に分けて表示するようにしておきましょう。
※これはどういうことかというと、買われ過ぎから下げることは多くても、売られ過ぎから大きく反発するケースは稀ということ。チャートの右上に行き過ぎた銘柄と、右下に行き過ぎた銘柄とでは、チャートを180度ひっくり返せば同じ形に見えるが、その裏にある市場参加者がの感情は異なる。チャートの形は180度逆で同じに見えても、全く別物のチャートであるということ。更に言うと、買われ過ぎの空売りはギャップアップとなることは少なく思わぬ損失も限定されるが、売られ過ぎの場合はギャップダウンによって思わぬ大きな損失となることが少なくなく、これが大きく足を引っ張る。

・更に、逆張りのルールについて、1日にサインが出たエントリー数によって統計を取ってみた。全入・4エントリーまで・3エントリーまで・2エントリーまでに絞って検証してみた。全入が+51.87%であるのに対して、4エントリーは+50.88%、3エントリーは+41.93%、2エントリーは+15.52%に。

※以上のことから言えるのは、Excelで検証する際には、買いと空売りで分けて検証できるようにしておくこと。場合によっては、1日のエントリー数によって検証するようにしておくこと。
※逆張りの場合、エントリー数で分けた方がいいのは、トレンドが来ている場合はとことん持っていかれる可能性があるためです。

・今月は逆張り系やデイトレはイマイチパッとしなかったが、ブログにも載せていた順張りスイングは良い感じに。

 


フリーランサー兼業トレーダーのお金の話2~年金~

フリーランサーや自営業は国民年金に加入することになるため、老後の設計は入念に計画しておく必要があります。

国民年金加入者は、国民年金に加えて、iDeCoか国民年金基金に加入することができます。いずれも所得控除に使える点は大きなメリットですが、支給時に半分が税金から補助される国民年金ほどおいしい金融商品ではありません。

フリーランサーは国民年金を基本として考えた上で、所得控除目的でiDeCoか国民年金基金に追加拠出すべきだと私は考えます。

国民年金は、60歳まで拠出して、65歳から支給開始となった場合には、年額78万円、月額6.5万円が支給されます。

老後の年金戦略はストックではなく、フローを重視すべきだと私は考えます。

年金の繰り下げ受給制度を活用して70歳まで繰り下げ受給すれば+142%となり、国民年金だけでも年額110.7万円、月額9.2万円となります。

ただ、厚生年金受給者も含めて、繰り下げ受給で気を付けなければいけないのは、国民健康保険料と高額療養費制度との兼ね合いです。

年金の所得控除は120万円となっており、国民健康保険の7割軽減を受けるには年金収入を152万円以下に留める必要が出てきます。また、同時に住民税非課税世帯となることによって、高額療養費制度の上限も最安値となります。

フリーランサーで国民年金基金に加入する場合には、このラインを意識すべきだと思います。後述する、将来的な年金制度改正を考慮すれば、一括で受け取るiDeCoの方が有利になるかもしれません。

さて、今後の年金制度改正によって、国民年金は65歳まで拠出可能になり、75歳まで繰り下げ受給可能になる可能性が高まっています。

仮に国民年金を65歳まで拠出可能となれば年額87.75万円となり、75歳まで繰り下げ受給可能となれば+184%となるため、受給額は最大で年161.4万円、月13.4万円となります。

ただ、この通りにやってしまうと、健康保険料7割軽減ラインを突破してしまうため、65歳まで拠出してかつ、繰り下げ受給年齢で調整すべきでしょう。

なお、国民年金の支払い時には2年前納制度を活用することによって、約1ヶ月分の割引を受けることができます。高還元クレジットカードで2年前納するようにしましょう。

フリーランサー兼業トレーダーの年金戦略をまとめると、次のようになります。
・国民年金は2年前納でクレジットカード払いする。
・所得控除に応じてiDeCoか国民年金基金を活用する。
・(今後の制度改正待ち)65歳まで拠出する。
・フローを増やすために繰り下げ受給する(=できるだけ長く働く)。
・年金のフローを増やす場合には国民健康保険7割軽減ラインを意識する。

年金に関しては、今後、様々な制度改正が行われるものと見られます。年金制度改正のニュースにはアンテナを張っておきましょう。

 

書評:「老後破産 長寿という悪夢」


年金戦略を考える上では、本書は必読です。ただ、本書に登場する高齢者は、揃いも揃って情報弱者が多いと思いました。

以下、私が本書を読んで思ったことを書いていきます。

・預金があって生活保護が受けられないなら、タンス預金にすればいいのでは?

この本に出てくる人達は、わずかな貯金(ストック)を守るために、生活保護を受けるというフローを増やす手段がとれずにいます。

生活保護はストックがある人は受けられないのだとしたら、タンス預金にしてしまい、実際はストックがあるけど捕捉されるストックはない状態になって早々に生活保護を受けてしまえばいいのにと思います。

役所は書類での仕事しかしないわけで、簡単にHackできるのにもったいない。

 

・制度について詳しい仕組みを知っておくことが重要

生活保護にせよ、年金制度にせよ、高額療養費制度にせよ、税制にせよ、制度について知らなければ利益を享受できないばかりか、不利益を被ることになります。

知識は力であり、絶えず最新の情報にアップデートしていくことが人生100年時代においては益々重要になってくることでしょう。

 

・最新テクノロジーに適応することが大事

インターネットを始めとする最新テクノロジーに適応することが何よりも重要です。

特に、今の時代には、スマホやインターネットを使いこなせるかどうかで娯楽を得るコストが大きく変わってきます。

青色申告にしても、「MFクラウド」や「マネーフォワード」などのソフトやアプリがなかったら、やってられません。そもそも、ネット証券がなければ短期売買をすることも不可能です。

最新テクノロジーに適応できなければ、人生100年時代は非常に厳しいことになると思われます。

 

・健康こそが最も重要な資産

本書を読むと、人生100年時代には健康こそが最大の資産であることを強く実感します。

健康であれば働いてお金を稼ぐことも可能ですが、働くことができなければストックを減らして暮らしていくしかありません。

ただ、いくら健康を大事にしていたとしても、健康には個人差があるため、人生100年時代には安楽死制度があった方が個人的にはいいと思います。