2018年7月2日(月)


ツイン統計波

○保有銘柄
キヤノン:3603S→
ソニー:5664L→5607LC(-1.01%)
スクリン:7800S→7880LC(-1.03%)

トレード数:42 利食い:14 勝率:33.33%
収支(6月):+17.69%(月率+8.84%)

○今日のエントリー
・代金1位:日産自

・代金2位:ニトリHD

・統計残:4+1(再)+14(新規)=19

※売買ルールはこちら

※日経平均は全面安。直近安値も割ってしまった。
※ブログのルールは25%で止めておいたのに比べて、-8%と。統計通りだったなあと。

※先週の土曜日にふるさと納税について色々と勉強してみた。誰かの役に立つかもしれないので、私が理解するに至ったフローを詳しく書いておきたい。総務省のふるさと納税についてのページを読みながら、実際の数字を代入して色々と計算してみたらしっくりと腑に落ちて理解できた。色んなサイトで、「ふるさと納税は実質2000円の負担で返礼品を~」とか「全額控除になるのはこの金額~」みたいなことが書かれていたが、どうしてそうなるのか、どうしてその寄付額が最適になるのかがあまり理解できなかった。例えば、所得が年500万円と想定したときに経費や青色申告で引かれて、所得税が229500円(所得税10%)、住民税は均等割6000円+所得割333000円(住民税10%)になるとしたとする。この適当に出した数字を計算の土台にしてみた。このとき、例えば30万2000円(計算しやすくするため+2000円)ふるさと納税したとすると、総務省のページに書いてある計算式より、所得税は30万円*10%=3万円、住民税(基本割)は30万円*10%=3万円、住民税(特例分)は30万円*(100-10%-所得税)=30万円*0.8=24万円控除される?ところが、住民税(特例分)には”住民税所得割の2割”という上限があるらしい。これが適応されるから、この場合は66600円が上限になる。なるほど。ここを最適化するってことか……。ここが最適化されて、全額免除の数字になったのねと。ということは、次の不等式を満たす値Xがふるさと納税の最適解となるわけだ。

(納税額X-10%-所得税率)≦住民税*20%

これを計算したら、X≦85250円となった。これで色んなサイトとの計算式とも合った。で、実際に計算してみると、85250円ふるさと納税すると、所得税控除は(85250-2000)*10%=8325円、住民税控除は(85250-2000)*10%=8325円、住民税特例分が(85250-2000)*80%=66600円となった。85250円のキャッシュ流出に対して、所得税8325円、住民税8325円+66600円が免除される。合計83250円が税から引かれるため、実質2000円の出費で返礼品が貰えるんだなと。なるほど。これでようやく理解できた。私は、「この額でふるさと納税したら、2000円の負担で返礼品を貰えるよ!」という答えが示されていても、どうしてそうなるのかを自分で理解しないと信じることができない。それで、じゃあ85250円のふるさと納税でどんなものが貰えるのかを見てみたら、牛肉切り落とし1キロとかズワイガニ1キロとか結構良さそうなのがあるじゃないかと。これが2000円の負担で貰えるわけで、活用した方がいいですな。って言うか、下手に株主優待を取りにいくんだったら、ふるさと納税を活用した方が絶対に良い。実質年率4%の運用効果がある国民年金の前納制度なんかもそうだが、こういう国主導の優遇策ってのは、国がリスクを引き受けてノーリスクで享受できるため活用した方がいい。