第二の特攻隊・白虎隊にならないために


社会的に不利な立場にいるにも関わらず、社会に言われるがままに常識的に行動してしまうから、搾取されます。

結局、ここで鍵になるのは、アイデンティティなわけです。社会にアイデンティティを置いていると、社会に迎合してしまうため、社会に都合良く搾取されるポジションを取ってしまう。

アイデンティティが自分自身にあれば、「将来、高額納税者になるために、社会的には是とされないことをするわ」って感じです。将来の社会貢献のために一時的に貸しを作るだけであって、悪いことをしている意識がない。言ってみれば、大災害が起こって食べ物がなくなったときに、生きるために仕方なく工場やスーパーにある食料を食べるような感じです。

命に危険がある状況では、社会のルールなんて守っていられない。これはほとんど誰もがそうだと思います。しかし、人生に危険がある状況においては、それでも頑なに社会のルールを守ってしまう人が少なくないです。

しかし、社会に言われるがままに浪費して、自己投資に回すカネがなくなったら、「自己責任」という魔法の言葉で切り捨てられます。これは、就職氷河期世代の人達を見てるから分かってるんです。

もし何が悪いのかと聞かれたら、私は日本の労働慣行が悪いと答えます。

新卒至上主義で、解雇規制が強く、労働市場が機能していないがために、レールから大きく外れてしまったら、労働市場で通用するスキルを磨くより、副業や投資のスキルを磨きつつ、地下経済的なスキルを身に付ける方が合理的になってしまうわけです。

なお、オレオレ詐欺の被害額は増加の一途を辿っており、今や年間500億円と一つの産業になってますが、オレオレ詐欺の首謀者は就職氷河期世代の人達が中心だと言われています。

これは社会にとっても非効率的なことなんですが、解雇規制で守られている人達が既得権益を頑なに守るため仕方ないです。

このような既得権益を持った人達の主張は、「就活で良い会社に入れなかったのは自己責任である」というものです。

アイデンティティが社会ではなく自分自身の中にあれば、「だったら、労働市場以外の場所で金持ちになるわ。教えてくれてありがとな」となります。私も既卒になったときはぶちギレてましたが、今では日本の社会構造を教えてくれたことに感謝しています。

しかし、アイデンティティを社会に委ねていると、この価値観を素直に受け入れて搾取されてしまうのです。

ちなみに、2016年に過労死した人は、20代で389人、30代で448人います。
※参考:厚生労働省 平成29年版過労死等防止対策白書

まさに現代の特攻隊・白虎隊ですね。

無能過ぎて雇ってさえもらえなかった私からしたら、過労死するまで働くというのは全く意味不明です。死ぬ前に逃げればよかっただけなのに、自己責任だとしか思えません。「もったいねー」としか思えません。生きてさえいれば、いくらでも楽しいことがあるのに。

しかし、過労死が起こっても、企業や経営者が一方的に責められるだけで、特攻隊や白虎隊のような自己犠牲を是とするような社会風潮には全く触れられません。

「死ぬ前に逃げれば良かったとは口で言うけど、それが出来ないんだよ!」という反論が飛んでくるかと思いますが、その呪縛こそが、国や社会にアイデンティティを委ねていることで植え付いてしまう自己犠牲の信念によるものなのです。

死んだら一巻の終わりです。社会貢献することすらもう叶いません。

太平洋戦争でも、歴史の表舞台に出てくる「勇敢な日本兵」とは逆に、敵前逃亡したり敵側に寝返った日本兵が少なくなかったそうです。しかし、特攻隊として死んでいった日本人達よりも、敵側に寝返って命を守った日本人達の方が、戦後日本の発展に貢献したのは確かなのです。死んでしまったらもう、生産活動に従事したり、子供を作ったりすることすらも出来ないんですから。

長く社会に貢献し続けるためにも、出来るだけ多くの人に自分の人生は自分で守って欲しいものです。

 

 


ツイン統計波

○保有銘柄
三菱UFJ:866.8L→
みずほ:212.1L→
ソニー:5591L→5521LC(-1.25%)
シャープ:4145L→4100LC(-1.09%)

トレード数:8 利食い:1 勝率:16.67%
収支(1月):-4.67%(月率-2.34%)

○今日のエントリー
・代金1位:コロプラ

※これは……。前日比-18%以上。ルールなら入らないといかんのです。

・代金2位:OLC

・統計残:38+2(再)+5(新規)=45

※日経平均は2日続落も、下値が強い。
※三井物産、JXTG、東海カーボンが過熱気味。
※新興銘柄では、ブランジスタ、バーチャレクス。