2013年12月 トレード歴22ヶ月(日本の未来、「知の衰退からいかに脱出するか?」)


2013年12月

※2013年12月当時の売買日記を読みながら作成(図も当時のものをそのまま転載)。

〇12月5日
・ドワンゴ、加重平均+6.37%で決済。

※注:これはナイストレード。ボラのある銘柄、エントリー、増し玉、利食い、問題なし。こういうのにだけ入ってれば良いのですがね。

 

〇12月12日
・JFEHD-1.03%LC。

※注:「下降トレンド抜け後の三角持ち合い抜け」らしいが……。うーむ……。取れてる銘柄は全てボラのある銘柄。この銘柄は、今ここの中途半端なラインで、果たして急激に買いが入ってくるかどうか?

 

・JPX-2.28%LC。

※注:これは-2%超えのやや痛いLCになったが、銘柄・エントリーともに悪くない。中途半端な銘柄の中途半端な所で3エントリーして-1%*3LCになるんだったら、こういう銘柄に入って-2%とか-3%LCになる方がマシ。

 

〇12月18日
・エプソン、+4.16%の上昇も、-1.00%LCに掛かった。

※注:これは惜しかった。こういう所で入ってればいいのです。

 

〇12月27日
・熊谷組、加重平均-2.15%LC。

※これは増し玉の方がエントリーした玉より多かった。
※注:損失になってしまったが、悪くない。

 

〇12月30日(大納会)
・マツダ+8.36%保有。大納会持越し。

 

・熊谷組、増し玉後に+10.17%でエントリー玉を決済して、残りの玉を+7.71%保有。

※注:どちらも悪くない。

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・2013年12月の収支はドワンゴ以外はマイナスとなり、勝率5.56%の月率-2%ほど。ただ、保有玉を含めたらプラスとなっていた。

・ありがとう2013年!!!

 


日本の未来

今日は、私が考える日本のマクロ経済見通しについて、つまり日本の未来について書いていきたいと思います。

(1)少子高齢化・人口減少社会の到来

まず、日本が今まさに直面している問題として、少子高齢化及び財政危機があります。特に、少子高齢化は非常に深刻で、これからの日本は人類が未だかつて体験したことのない未曾有の人口減少社会・超高齢化社会に突入していくことが確定しています。

単に人口が減るだけならまだしも、労働力となる若者人口が減少していく一方で、高齢者が増加していくという、逆三角形の歪な超高齢化社会になっていきます。

税金を納める労働者が減る一方で、社会保障の受益者である高齢者が増えていく。これは、国の財政に強烈なダメージを与えます。

恐らく、今日生まれた子供達は、所得の半分を税金として徴収され、消費税30%というような社会を体験することになるかと思います。

人口減少を食い止めるために、移民を入れればいいという意見もありますが、これから40年で4000万人の人口が減るのに、これを全て移民で補うのは無理です。
※なお、統計上は日本の移民受け入れは0人となっていますが、外国人労働者という名目で海外から労働力を入れているため、日本は既に世界第5位の実質移民受け入れ国だという見方もあります(ソース:移民問題、日本も当事者 年間34万人、世界第5位)。つまり、実質移民を受け入れてるにも関わらず、人手不足で社会保障費が上がり続けているのです。

更に言うと、人口減少で経済成長の見込みもなく、高齢化で税金が高くなっていく一方で、(他の先進国に比べて)賃金が安い、労働環境もブラックで排他的な日本は、移民の方から拒否されます。今まではある程度の経済力があったために、途上国から外国人労働者が来てくれましたが、アジア諸国が急成長中であるため、日本は移民からも選んでもらえなくなっていく可能性が高いです。むしろ、将来的には、日本の若者が中国やインド、東南アジアに出稼ぎに行くようになっていくと思います。

人口減少による市場の縮小を嫌気して、企業は既に日本市場から海外市場を重視し始めています。その動きの一例がこちら:日本企業の海外M&A、最高の11兆円 16年度
※ゲーム機市場はまさにこの典型ですね。プレステ4もSwitchも、明らかに日本市場より海外市場を重視しています。

人口減少による市場の縮小と少子高齢化による超重税社会の到来、これだけだと悪いことしかないような感じですが、実は良いこともあります。

まず、人手不足はこれから30~40年は続くトレンドになるため、これからの日本では仕事に困ることはないでしょう(ただし、高給を取れる仕事は限られてくる)。転職市場における35歳定年説とかも、そんなことは言ってられなくなります。

そして、不動産価格は軒並み暴落し、中古の一戸建てが自動車並の価格で買えるようになる可能性もあります。
※これは論より証拠ということで、不動産サイトで検索してみれば、既にもう関東郊外の中古の一戸建てが1000万以下でゴロゴロしてるのが分かります。

あと、日本にとって幸運なのは、国内は少子高齢化の影響で大変だけど、外患は特に気にしなくて良くなりそうなことです。中国はアメリカと並ぶ超大国になると思いますが、中国はこれから人口オーナスに突入します。国内問題で手一杯になるんで、日本にまで構っていられなくなると思います。東アジアは、中国はアジアの超大国、朝鮮半島は中国の傀儡国家、日本は独自路線という歴史に回帰していくんじゃないかと思います。

 

(2)財政破綻によるハイパーインフレが起きたら?

人口減少で日本の内需が縮小していくのは、もはや避けられない未来ですが、少子高齢化による超重税社会になるかどうかはまだ分かりません。実は、もう一つの可能性もあるからです。それは、ハイパーインフレが起こって日本の借金がチャラになる場合です。

ハイパーインフレが起これば、世代間格差が是正されて、若者は楽になると言われています。

でも、私はそうは思わないんですよね。

確かにハイパーインフレが起きたら、若者の税負担は軽くなります。でも、高齢者はどうするんですか?

ハイパーインフレで最も深刻な被害を受けるのは、年金生活をしてる高齢者層です。

ハイパーインフレが起こったら若者の税負担は軽くなるけど、結局は高齢者の親の面倒も見なければいけなくなるから、トータルでの負担は変わらないか、むしろ介護離職などが増えて現役世代の負担が増えるんじゃないのかと思うのです。

結局、自分の人生をより良いものにするには、誰に頼るでもなく、何かが起こるのを待つのではなく、自分で何とかするしかないというのが、私が出した結論です。

 

(3)それでも日本の未来は明るい

人口動態で見れば、日本の経済的没落はほぼ確定していると言っていいでしょう。ただ、それでも株価がどうなるのかは分からないです(ちなみに、太平洋戦争中は株価が上がっていた)。

それに、日本は全体として没落したとしても人口1億人の経済大国であることに変わりないです。日本で成功する道はいくらでも残っています。人口ボーナスの時代のように、皆で一緒に仲良く成功するのが難しくなるだけです。

個人的には、それでも日本の未来は明るい、こんな面白い時代はないと確信しています。

あと、日本が滅びるのは絶対にあり得ないです。日本が滅びるとか言ってる人達は、日本がどんだけ凄い国なのかを分かってないです。

ちなみに、日本が凄い国だと認識する一番良い方法は、社会の底辺まで落ちてマイノリティーになって反社会的な思想を持つことです。キリスト教やアメリカですらも壊せなかった(むしろ、吸収されてしまった)日本教の凄さ・恐ろしさを実体験すれば、この国の真の凄さを理解出来ます。

ネット右翼の人達は移民を入れると社会が崩壊するとか言ってますが、それは日本を過小評価してます。日本が現在まで続いている世界最古の国家であるのにはちゃんとした理由があるんです。

 

~追記~

人口動態から予測した日本の未来に対する一般的な反応はこちら

「群衆は恐怖すべきときに希望を持ち、希望を持つべきときに恐怖する」(ジェシー・リバモア)

人口減少が日本経済にどれだけ強烈なインパクトを与えるのかを理解してない人が未だにたくさんいます。

いや、もしかしたら、奇跡的に出生率が回復したり、日本初の新産業が生まれたりして、未来の日本は滅茶苦茶発展してるかもしれないですよ。

ただ、人口動態から予測したような未来が訪れたとして、「どうして、あのとき現実を直視して、何かやっておいてくれなかったのか……」と、過去に後悔はしたくないんですよね。

日本の未来が発展してるにせよ衰退しているにせよ、自分の人生に後悔はしたくない。

そのためには何をするか?だと思うのです。

 

 

書評:「知の衰退からいかに脱出するか?」

今後衰退していく可能性が高い日本で、どうすれば個人が衰退に巻き込まれないか?について書かれた本です。

国も企業も、誰も助けてくれない。自分の人生を良くできるのは自分だけ。そのためには、自分の頭で考えて判断して行動するしかない。賢くなって、強くなるしかないと、私の背中を押してくれた一冊であります。

特に衝撃を受けたのは、136~139頁に書いてあったこの部分です。

「私が講演でよく言うのは、「日本人は死ぬ瞬間がいちばん金持ちである」ということだ。どういうことかと言うと、年金さえも3割を貯金に回して貯蓄に励み、死ぬ瞬間に1人平均3500万円を残して死んでいくということである」

「「自分は最期の瞬間になんて言うのか?」と、いまから考えておくことはとても大事なことだ。「ああ、あのおカネで若いときにこういうことをやっておいたら、こうやって使っていたら……」となっては、人生は後悔しか残らないだろう。貯めたお金はこの世に置いて、後悔だけ持って死んでいく。そんなバカな生き方があるだろうか。死ぬ瞬間に、「ああ、私は楽しい人生だった」と言い切れる自信がはたしてどれだけの日本人にあるだろう。私はこう言いたい。「3500万円もあったら、それは全部実現できます」」

 

あと、大前研一さんが東日本大震災直後に日経BPで書いたこの記事(メルトダウン寸前の日本経済――自分の将来をどう守るか)もとても参考になりました。特に、次の部分です。

1日2時間、5年間勉強すれば世界に通用する人材になれる

「「自分への投資」はどんなに高いものでも1000万円はしない」
「もう一つ投資を時間で測ることもできる。だいたいどんな人でも年間700時間(つまり1日に2時間)の勉強を5年間続ければ、世界に通用する人材に必ずなれる。しかし残念ながら、こういう発想をする人はあまりにも少ない」